名残のコスモス


色々楽しませてもらったがどうも今年最後のコスモスの写真になりそうだ。

先日万博公園を訪れたが台風で全滅のようだ。

今年は一番いい時期に長雨と二つの台風にたたられた、残念なコスモスシーズンだった。

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秋風にコスモス揺れる 長居植物園


異常気象?の長雨でコスモスの季節到来というのにイライラ。
台風一過のこの日待ちかねて長居植物園へ。

清楚な感じのシロ、花言葉「乙女の真心」「乙女の愛情」にふさわしいかな。

茎をほっそり見せる多重露光に挑戦、微調整が難しく悪戦苦闘。

ボツ画像の山の中から今日一番の出来栄え。

最後はふんわりとしたボケ味を狙った多重。
じらされた分大いに楽しんだ。

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ヒガンバナが見頃です けいはんな記念公園

金沢の旅を掲載中ですが、季節の話題を一つ。

柿も実ってすっかり秋の風情。

黄色のヒガンバナ。

白いヒガンバナ。

赤いヒガンバナ、ここでは三色仲良く咲いています。

稲もそろそろ刈り入れの時期かな、カカシとヒガンバナのコラボ。

ワタの木も実をつけている。

キアゲハも元気に飛び回る。

紅葉谷の滝。

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初秋の 白川郷

考えてみると白川郷、五箇山へはいずれも冬季に訪れており、冬季以外では今回が初めて。

白川郷の散策はまず「であい橋」を渡ることから始まる。

庄川は少し濁っておりかなりの急流だ。

村内はコスモスが咲き誇る。

こちらはシュウカイドウかな。

盛んに稲の刈り入れが行われている。

こちらではまだ天日乾燥です、手間はかかるが天日乾燥のほうがおいしい。

秋の象徴ともいえるススキが揺れる。

世界遺産登録後、急激に観光客が増加している。

五箇山は世界遺産登録直後に約60万人から90万人に急増したが、その後やや落ち着き、2001年以降は70万人から80万人くらいで推移している。

これに対し白川村は、世界遺産登録の数年前には年間観光客数が60万人台後半で推移していたが、2002年には150万人を突破した。

なお、観光客の増大とは逆に一人当たりの滞在時間は減っており、宿泊客はむしろ漸減傾向にある。

特にトイレ休憩・ゴミ捨て休憩を兼ねて短時間しか滞在しない団体旅行客の存在は、村にとって環境悪化を招くだけという指摘もある。

滞在時間減少の理由としては、観光客の側に世界遺産の価値を深く理解しようという意思が欠けていることや、交通の便が良くなったことで往復が容易になったことなどが指摘されている

それと裏腹の関係にあると思うが、休日にもかかわらず飲食店は店を閉めており、観光客からは不満の声も聴かれた。

過去の訪問記

真冬の合掌集落 白川郷
2012年3月に訪れて以来の白川郷荻町集落です。 1995年には五箇山(相倉地区 … 続きを読む →

雪化粧の合掌集落 白川郷
白川郷の合掌造りとは、人が両手を合わせて合掌した形と建物の形が似ていることから合 … 続きを読む →

世界文化遺産 五箇山 相倉合掌造り集落
相倉集落は、庄川からやや離れた段丘上に位置し、北東にゆるく傾斜する細長い台地に広 … 続きを読む →

世界遺産 五箇山・菅沼合掌造り集落に「こきりこ踊り」を訪ねる
菅沼集落には現在12棟の家屋があり、そのうち9棟が合掌造り家屋です。これらの合掌 … 続きを読む →


白川郷のマンホールの蓋は流石の合掌造りの図案。

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万博公園 ヒガンバナが見頃を迎えています


西大路、石畳の道の両側に約360m、260本のプラタナスが西洋の並木道の景観を醸し出しています。

写真愛好者の方々の被写体となる魅力あるスポット。
青空がきれいです。

森のトレインも元気に走り回っています。

台風一過、池の映り込みもきれいです。

この間までのあつさがそのよう、季節は秋を迎えています、タカノハススキ(矢羽ススキ・ヤハズススキ・鷹の羽ススキ)、いい雰囲気です。

秋空にはすすきが似合う。

ススキの穂は、それを動物の尾に見立てて尾花(おばな)と呼ぶことがあり、ススキ自体もそのように呼ばれることがある。

この「尾花」はススキおよびススキの穂を意味する古名であり、奈良時代初期の歌人・山上憶良が『万葉集』(巻八 1538)にて「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また 藤袴 朝顔の花」と詠んだように、古来、秋の七草の一つに数えられている。

実際に植えられているのはムラサキシキブではなく小型のコムラサキが多いんです。

秋の彼岸の頃に咲く「彼岸花」は、田んぼのあぜ道や土手を赤く染めて、日本の秋を彩ります。

別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」などとも呼ばれ、サンスクリット語で「天上に咲く赤い花」という意味です。

万博公園では自然文化園 森の舞台、もみじ川周辺/日本庭園 竹林地、花しょうぶ田周辺あたりに群生しています。

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初秋の長居植物園


まだまだ暑い日が続きますが、空はすみわたり秋の到来を予感させます。

広葉樹の落葉が見られ始めました。

ハナミズキも色づき始めています。

長く楽しませてくれた蓮もそろそろ終わり。

マリーゴールド、群生もきれい。

カツラ、葉はハート型に似た円形が特徴的で、秋には黄色く紅葉する。
落葉は甘い香り(醤油の良いにおいに似ている)を呈する。

センダン、花が散ると緑色の実がなり、秋には黄色く色づきます。
落葉後にも長く実が残ります。

パンパスグラス、群生を見ることが多いが、こういうのもいい。

渓流にも秋色が。

ボタン園のそば、いつもの場所で彼岸花が咲き始めました。

ここの彼岸花はよそより早く咲き始めます。

小池の流れ込み、向こうにはメタセコイヤも見える。

小池の渓流に架かる橋。

ここも秋の気配。

キッコウチク(亀甲竹)はモウソウチクの突然変異で、稈の枝下部分の節間が交互に膨れており節が斜めとなった竹。

節が亀甲状に稈が連鎖した特異な形は観賞用に庭園へ植えられて珍重される。

京都特産と言われており、京都ではキッコウチクを収穫し火あぶりにより磨き上げた製品を京銘竹として京都府伝統工芸品の一つに指定している。

加工品は主に床柱・花器・結界など。
なおテレビドラマの「水戸黄門」に登場する水戸光圀の杖はキッコウチク製。

チシャノキも実をつけている。

オミナエシ

「萩の花尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」山上憶良(万葉集・巻八 1538)

「手に取れば袖さへにほふ女郎花この白露に散らまく惜しも」不詳(万葉集・巻十 2115)

カリンもたわわに実をつけています。

ソテツは雌雄異体の植物、雄花は棒状に咲き、雌花は球状に咲く。

バタフライガーデンで、ツマグロヒョウモン(オス)。

秋の風情。

むかご、春から夏に伸びた山芋のつるに秋ごろ付き始める山芋の実。
炊き込みご飯などにするとほくほくとした芋の滋味深い味わいが楽しめます。

バタフライガーデンの裏手も彼岸花の咲く場所。

コスモスが咲き始めています。

スタペリア

花はヒトデ形で大きさは5cm~30cmと種によって異なる。

色は暗紫色や紫褐色、黄色などで斑点や横紋の入るもの、花にびっしりと毛の生えるものなどもある。

(風鈴仏桑花) は、大型の五弁花に細く深い切り込みがあり、後ろに反っているハイビスカスの一種の非耐寒性常緑低木。

花柄は、下に長く伸びて、先端付近には筒状の雄シベがついています。

ハイビスカスが、通常、一日花なのに対して、フウリンブッソウゲは何日も咲き続けます。

サクララン、ガガイモ科サクララン属(ホヤ属)に分類されるツル植物の総称。

葉っぱがランに似ていて、花が桜のようなピンク色をしていることから「サクララン」の和名がついた。

花は分厚く光沢があって、飴細工のような感じ。

コリウス

和名は金襴紫蘇(きんらんじそ)、錦紫蘇(にしきじそ)。

花は

『善良な家風』『健康』『かなわぬ恋』『恋の望み』『絶望の恋』

1年中きれいな葉っぱをつけることから「健康」という花言葉がつけられた。

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秋風にコスモス揺れる 法起寺

法起寺周辺の休耕農地、約2万平方メートルがコスモスの花で彩られる。
秋の斑鳩の代表的な風景。

現在実際に使用されている西門。参拝する時はこの門から入る。

奈良時代(文武天皇)の慶雲3年(706)頃に建立された。
わが国最古の三重塔として有名。高さは24m。

法隆寺、法輪寺の塔とともに斑鳩三塔と呼ばれる。

ぼけた背景に霞む南大門、現在は、この門の前には農道があるのみで、前にはコスモス揺れるのどかな田園が広がっている。

法起寺周辺は地元の人が休耕田を利用してコスモス畑を作っています。10月中旬には満開を迎え観光客の目を楽しませてくれます。

この場所は以前ネスカフェのCMで使われた。
コスモス畑の中を黄色の帽子をかぶった幼稚園児が先生に連れられてるシーンでCMで流れたこのシーンは2秒ほどですが、撮影には丸一日を費やしたそうです。

しかも冬の撮影だった為、コスモスはもうすでに枯れてしまっていたので、わざわざ大量のコスモスを持ってきて植えて撮影が行われました。

秋の格好をした園児には辛い冬の撮影だったと地元の人に伺いました。

稲穂の揺れるさまも風情があ。

刈取りの終わったたんぼ。

寺名は20世紀末頃までの文献では「ほっきじ」と読んでいたが、現在、寺側では「ほうきじ」を正式の読みとしている。

これは、法起寺が法隆寺とともに世界遺産に登録されるにあたり、「法」の読み方に一貫性が欲しい、という理由により、高田良信法隆寺管長により、「ほうきじ」を正式とする、という判断がされたため。

長年の親しみもあり、今でも「ほっきじ」と読む人は多い。

秋の夕暮、稲束の影が長く尾を引く。

法起寺の周辺では、柿やいちじく、枝豆や秋の野菜の販売所が何か所かあります。

近くの畑で栽培されているもので、鮮度が良くおいしいので良く売れていました。食欲の秋です。

散策を終えた法隆寺駅、きれいな夕日に包まれていた。

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法起寺へのアクセス、行き方歩き方

法起寺公式サイト

奈良県生駒郡斑鳩町大字岡本1873番地

JR大和時線法隆寺駅下車 奈良交通バス20分 法起寺下車すぐ

万博公園 コスモスが見頃


涼しい風が吹き抜ける花の丘で、30万本のコスモスが丘一面に広がっています。

敷地面積は約260ヘクタールと、甲子園球場が65個分の広さ、自然豊かな地でコスモスが人々の心を癒やしてくれます。

コスモスは、メキシコ原産の一年草で、明治時代、日本に渡来してから全国へ急速に広がりました。

渡来当時の品種数は少なかったのですが、その後の品種改良により現在では多くの品種が作られています。

シーシェル、形がユニークなコスモス。
花びらが貝殻(シェル)のような筒状になっています。

残念ながら希少種、イエローキャンパスは見逃してしまいました、残念。

また「花の丘」では、この時期に合わせて約300本のヒマワリも植栽しています。
夏の花であるヒマワリと秋の花のコスモスとの、季節を越えたコラボに注目。

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万博公園へのアクセス、行き方歩き方

万博公園公式サイト

大阪府吹田市千里万博公園1-1
06-6877-7387

在来線の場合 下記路線・駅のそれぞれから大阪モノレール「万博記念公園駅」「公園東口駅」が便利です。

•阪急線:南茨木駅、山田駅、蛍池駅
•地下鉄御堂筋線(北大阪急行線):千里中央駅
•地下鉄 谷町線:大日駅
•京阪本線:門真市駅

長居植物園 ヒガンバナが見頃です

初秋の花ヒガンバナを求めて長居植物園へ、ボタン園の西側に群生しています。

同好の士が自然に何人か集まっています、それぞれに熱心にカメラを向ける。

壱師(いちし)は具体的に何をさすのかは確定していません。ギシギシ、イタドリ、イチゴ、エゴノキなどの説がありますが、彼岸花(ひがんばな)が最有力候補といわれています。

万葉集には1首だけに登場します。

道の辺のいちしの花のいちしろく人皆知りぬ我が恋妻は
柿本人麻呂 巻11-2480

道端のいちしの花が目立つように、私の恋しい妻のことをみんなに知られてしまいました。

ヨメナはキク科の多年草。道端で見かける野菊の一種。

若芽を摘んで食べる。
古くは万葉集の時代から使われていたようで、オハギ、あるいはウハギと呼ばれている。

ヨメナご飯なども有名。
名前の由来は嫁菜とも夜目菜とも言われ、はっきりしない。
一説には、美しく優しげな花を咲かせるため「嫁」の名がつくといわれている。

春日野かすがのに 煙けぶり立つ見ゆ をとめらし 春野のうはぎ 採みて煮らしも

作者不詳 巻10-1879

春日野の方に青い煙が立ちのぼっているのが見えるけれど、あれはきっと、乙女たちがヨメナを摘んで煮ている煙に違いない。

ハギの花が目立つ季節になりました。

ハギは、マメ科ハギ属の総称。落葉低木。秋の七草のひとつで、花期は7月から10月。

をとめらに ゆきあひのわせを かるときに なりにけらしも はぎのはなさく

手に取れば袖さへにほふをみなへしこの白露に散らまく惜しも
作者不詳 巻10-2115

手に取ると袖まで美しく染まりそうな女郎花(おみなえし)が、この白露に散ってしまうのが惜しいことです。

ヒオウギはアヤメ科アヤメ属の多年草。

黒い種子は俗に射干玉(ぬばたま・むばたま・ぬぼたま)と呼ばれ、和歌では「黒」や「夜」にかかる枕詞としても知られる。

ぬばたまの、夜さり来れば、巻向(まきむく)の、川音(かはと)高しも、あらしかも疾(と)き

作者不詳 巻7-1171

秋づけば、尾花(をばな)が上に、置く露の、消ぬべくも我は、思ほゆるかも

日置長枝娘子(へきのながえのをとめ) 巻8-1564

秋になると尾花(をばな)につく露のように、はかなく消えてしまいそうなくらいに、あなたさまのことを思っています。

大伴家持(おおとものやかもち)に贈った歌です。

フジバカマはキク科ヒヨドリバナ属の多年生植物。秋の七草の1つ。

萩の花 尾花葛花なでしこの花を みなへしまた藤袴朝顔の花    山上憶良 巻8-1538

ボケが立派な巳を付けています。

シコンノボタンは、ノボタン科ティボウキナ属(和名シコンノボタン属)の常緑低木。別名スパイダーフラワー

紫紺野牡丹の花色である紫色は、人の気持ちをリラックスさせる効果があります。
そのことのから、「平静」という花言葉が付けられました。

「謙虚な輝き」という花言葉は、英名のGlory bush(輝きの木)に由来します。

ムクゲはアオイ科フヨウ属の落葉樹。
別名ハチス、もくげ。
庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花。

『万葉集』では、秋の七草のひとつとして登場する朝貌(あさがお)がムクゲのことを指しているという説もあるが、定かではない。

言に出でて、云はばゆゆしみ、朝顔の、穂には咲き出ぬ、恋もするかも
作者不詳 巻10-2275

口に出して言って悪いことが起こるといけないので、朝顔の花のように、目立たないように恋をするのです。

バタフライガーデンで、オトコエシが咲いています。

秋の七草の1つオミナエシの仲間。

オミナエシによく似ていますが、花が白く、全体に太く、毛が多いのが特徴。

漢字では「男郎花」と書きます。和名の語源は諸説あり、はっきりしません。

バタフライガーデンは身近なチョウをいつでも観察できて、旅をするチョウ・アサギマダラなどの長距離を移動するチョウたちが、大都会の大阪市内で休憩できるオアシスです。

アサギマダラの成虫は長年のマーキング調査で、秋に日本本土から南西諸島・台湾への渡り個体が多く発見され、または少数だが初夏から夏にその逆のコースで北上している個体が発見されている。

今回もレンズベビーの練習です。
テーマは花園で遊ぶ娘たち。

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長居植物園へのアクセス、行き方歩き方

住所:大阪市東住吉区長居公園1-23
TEL:06-6696-7117 FAX:06-6696-7405

地下鉄御堂筋線「長居駅」より徒歩10分

旧嵯峨御所 大本山 大覚寺

開基は嵯峨天皇で。嵯峨天皇の離宮を寺に改めた皇室ゆかりの寺院。
また、後宇多法皇がここで院政を行うなど、日本の政治史に深い関わりをもつ寺院である。
 
式台玄関には菊の御紋章付きの幔幕が飾られ、参拝者は左の入口から入場する。

大覚寺が「いけばな嵯峨御流発祥の地」となったのも、嵯峨天皇が大沢池の周りに自生していた美しい野菊(嵯峨菊)を手折って活けたことがはじまりとされています。

後宇多法皇御使用御輿と式台玄関を飾る狩野永徳筆と言われる襖絵。

正寝殿(重要文化財)

前庭には一面に白砂が敷き詰められ、右近の橘と左近の梅(左近の「桜」ではない)がある。

牡丹図 狩野山楽筆

勅使門

峨天皇の信任を得ていた空海が、離宮内に五大明王を安置する堂を建て、修法を行ったのが起源とされる。

嵯峨天皇が崩御してから30数年後の貞観18年(876年)、皇女の正子内親王(淳和天皇皇后)が離宮を寺に改めたのが大覚寺である。

淳和天皇の皇子(嵯峨天皇には孫にあたる)恒貞親王(恒寂(ごうじゃく)法親王、仁明天皇の廃太子)を開山(初代住職)とした。

鎌倉時代になると、亀山法皇や後宇多法皇が入寺し、ここで院政を行ったため嵯峨御所(さが ごしょ)とも呼ばれた。

なかでも、後宇多法皇は伽藍の整備に力を尽くしたため、「中興の祖」と称されている。亀山法皇・後宇多法皇の系統は当寺にちなんで「大覚寺統」と呼ばれ、後深草天皇の系統の「持明院統」と交代で帝位についた(両統迭立)。
この両系統が対立したことが、後の南北朝分裂につながったことはよく知られる。

狩野派の水墨淡彩画(重要文化財)

正寝殿・野兎図

ノーゼンカズラ、夏の暑さを思い出してしまう。

霊明殿 ‐ 総理大臣を務めた斎藤実が昭和3年(1928年)、東京の沼袋(現・中野区沼袋)に建てた日仏寺の本堂だったもの。

昭和33年(1958年)、当時大覚寺門跡であった草繋全宜(くさなぎぜんぎ)が移築した。
縁板まで含め総朱塗りとした建物で、阿弥陀如来を本尊とする。

村雨の廊下(むらさめのろうか)

諸堂を結ぶこの回廊は、縦の柱を雨、直角に折れ曲がっている回廊を稲光にたとえ、「村雨の廊下」と呼ばれる。
天井は刀や槍を振り上げられないように低く造られ、床は鴬張りとなっている。

庭湖ともいい日本最初の庭池で最も古い庭園といわれています。

池には天神島と菊ヶ島の二つの島と巨勢金岡が配置したといわれる庭湖石があります。
この二島一石の配置が嵯峨御流いけばなの基盤となっています。

遠くの山並みは東山連峰で正面の山は大文字山(如意ヶ岳)左手前の山は朝原山(遍照寺山)です。

この観月台からの仲秋の名月は有名で松尾芭蕉(ばしょう)の
 名月や池をめぐりて夜もすがら
と句にも詠まれています。

また左手奥には多宝塔や藤原公任が詠んだ
 滝の音は絶えて久しくなりぬれど
  名こそ流れてなほ聞こえけれ

の名古曽の滝の石組み跡があります。
 
また平安時代から鎌倉時代にかけての石仏(野仏)がみられ名勝に指定されています。

嵯峨天皇と空海の結びつきを強く感じる大覚寺を拝観していて、司馬遼太郎著の「空海の風景」の最後のくだりを思いだした。

「かれが多能であればあるほど、さらにその中国的教養が比類ないものであればあるほどに、ともに語るべき相手のいないことに淋しみを感じつづけたのではないかと思われる。

かれが長安に在った日々は、そうではなかった。

晩唐の文化は長安において爛熟しており、かれの自分の水準―知的好奇心をふくめて―に近いひとびとを仲間にもつことに不自由しなかったばかりか、むこうからかれの盛名をきいて交わり求めてくる者も多かった。

人生の悦楽のひとつは自分とおなじ知的水準のひとびとと交わりをもつことであるとすれば、帰国後の空海におけるこの面での淋しさは、あるいは当然なことであったかもしれない。」
と司馬さんはいう。

早くもハギの花が見られた、季節の移ろいは速い。

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大覚寺へのアクセス、行き方歩き方

京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
075-871-0071

市バス・京都バス「大覚寺」下車 徒歩すぐ