真冬の長居公園


冬になり影も長く尾を引くようになりました。

「冬日」=早朝に(0℃まで)冷え込んだ日。

「真冬日」は最高気温が0℃未満の日です。

2019年8月1日~2020年7月31日の記録では大阪では冬日は観測されていないようです。

冬景色の撮影に来たつもりが、まだまだ元気な植物の姿を見ることになりました。

タイワンフーは今が見頃。

大池では鳥たちが元気に泳いでいます。

24節季を順に並べると下記のようになります。

立冬(りっとう) 10月節 11月7日頃
小雪(しょうせつ) 10月中 11月22日頃
大雪(たいせつ) 11月節 12月7日頃
冬至(とうじ) 11月中 12月21日頃
小寒(しょうかん) 12月節 1月5日頃
大寒(だいかん) 12月中 1月21日頃

里山広場の様子。

小池のあたり、まだまだ元気な木が多いようです。


ケヤキの紅葉がきれいです。

イロハモミジが真っ盛り。

メタセコイヤもきれいです。

里山も枯れ木と紅葉が混在しています。

枯れ違ったおばさんと「暖かくていいね」と声を交わす。

この辺りはセンダンが見事。

ハーブ園の四阿、いつもここでお昼の弁当です。
 
冬枯れの様子を撮影したいなと思って訪れたが意に反して木々の元気な姿を見る羽目に。

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師走の大阪城


冬至を過ぎたところで冬の真っただ中。

撮影会で大阪城に来ました。
谷四、大阪歴史博物館の前にいます、枯れ葉が今の状況を表しています。


ここから大阪城をズームアップ。

南外堀、六番櫓を見渡す場所、個人的には大阪城の一番美しい場所と思っている。

南外堀の石垣の高さは大阪城で2番目となっていて、堀の幅も広いので雄大な外堀の景色を楽しめます。

築城技術が全盛で、さらに南外堀は築城の最終段階でつくられたこともあるので 石垣の石組の完成度が非常に高くなっています

ズームアップして見ます、堀に六番櫓を映してきれいです。

水鳥が進むと波紋が広がります。



枯れ枝がアクセスポイントになっています。

東を見やると玉ボケがきれいです。

まさにクリスマスプレゼントだね。




大阪万博へ向けてあちこちで建築ブームです。



独古組み(どっこぐみ)

こちらは大阪城の追手門に使われている継ぎ手を再現したもの。
当時は継いだ状態からは内部構造がどうなっているか不明で、X線による解析で内部構造が分かったそうです。
縦にも横にも動かない、とても難解な組木です。


大手口桝形、巨石と葉を落とした木。




壁に投影された木陰が一服の絵画のようです。




わずかに残ったこの葉と実。

蛸石の名前の由来は表面の模様がタコに見える事から、その様な名前が付いたといわれています。

大阪城で一番大きい石といわれ、広さは畳にして約36枚分とのこと。



真田幸村の嫡男・真田大助もここ山里丸で殉死しました。

それら殉死した者の「淀君並殉死者三十二名忠霊塔」が、山里曲輪の石垣の上にあります。
 
淀君並殉死者三十二名忠霊塔

碑文にある殉職者は、大野治長、大野治徳、速水甲斐守時之、速水出来丸、毛利勝永、毛利長門、高橋半三郎、高橋十三郎、津川親行、竹田永翁、堀対馬守、武田左吉、森島長意、伊藤武蔵守、土肥勝三郎、真田大助、萩野道喜入道(氏家行広)、寺尾勝右衛門、和期の局、大蔵卿の局、宮内卿の局、右京大夫局、玉の局、饗庭局です。


青屋門から西を見やる、ススキが西日を受けてきれいです。

さて、来月の定例会へどう纏めるかな。

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日本唯一の大工道具博物館 竹中大工道具館


この時期ANAクラウンプラザホテル神戸は静かです。

布引ハーブ園へ向かう人はいますが足早に通り過ぎます。

新幹線新神戸駅脇の歩道(画面右側)を下りたところが竹中大工道具館です。
駅からは徒歩約5分(200m)ほどの距離にあります。

壁面の蔦の紅葉が真っ赤です。

紅葉の黄が鮮やかです。

入り口、紅葉の赤が鮮やかです。

展示物だけでなくミュージアムの建物も優れた建築物です。
建築に関する受賞歴もあります。

まずは博物館入口の門構え。

大工道具の博物館らしく、木のぬくもりを感じさせる素敵な入り口です。




遠景はジークレフ新神戸タワー。

鹿威しをモチーフに、枯山水で表現された日本庭園があります。

波紋も綺麗に表現されています!

建物の外観は、総ガラス張りになっておりまるでお洒落なレストラン!

収集した資料は32,000 余点、古い時代の優れた道具を保存することはさることながら、「道具」を使いこなす「人」の技と知恵や心、そこから生まれる「建築」とそれを取り巻く木の文化について、様々な企画展や講演会、セミナー、出張授業、体験教室などのイベントを定期的に開催しています。

展示室は全て地下になっていて、吹き抜けに展示されている唐招提寺の模型を見ながら降りていきます。

唐招提寺金堂 組物模型

古代建築はとてつもなく大きい。
かつ逞たくましくて格好良い。

しかしそれは小さな道具を使って木材を自在に加工し、機械も無いのに重量物を持ち上げ組み上げていく大工の知恵と技の賜たまものなのだ。

そんな魅力を伝えたいと思い、国宝・唐招提寺金堂の「三手先組物みてさきくみもの」の実物大模型を造り、シンボル展示として吹き抜けの大空間に据えました。

「三手先」とは腕のかたちを模した肘木という部材が軒のきを支えるため外側に三つ分飛び出すという高度な構造形式で、日本建築では最高の格式を持っています。

製作は現代の名工・小川三夫棟梁が率いる宮大工集団・鵤工舎によって当時と同じ道具(ヤリガンナやチョウナ)を用いて再現されました。

材木も実物と同じ国産のヒノキを用いています。

模型の脇には3Dモデリングで作った木組みの分解アニメーションを設置しています。

一四〇点近くの部材が順番に積み上がっていく様は圧巻なのですが、一二〇〇年前にこのような複雑な木組みの技術が存在したことにも驚きます。

この館でいくつかある好きなスポット、最初の一つがこれ。

左官職人、久住有生さんの土壁です。

太陽光で陰影が出ているのですが、土に藁が混ざっているためか、エッジが効いているのに柔らかく、なにより優しい印象です。

こちらはかの有名な、日本最古の塔である法隆寺五重塔の精密模型です!

大工棟梁の理想像、「五意達者」

数々の道具を使いこなす大工たちは、超一級のテクノクラートでもありました。
それを教えてくれるのが、『五意達者』という桃山時代の言葉です。

「大工棟梁たる者は、○設計・墨付○数学・積算○加工技術○装飾下絵○建築彫刻、の5分野に達者であれという教えです。

高い技術力の一端は、曲尺(さしがね)に刻まれた裏目にも見られます。

これは、円周率や平方根も扱える一種の計算尺。
日本人が生み出した世界的発明です。
 
「『大工と雀は隅で泣く』といわれるほど難しかった屋根の隅の納まりも、熟練した棟梁は曲尺を駆使してぴたりと納めました」と。


儀式用の大工道具。

広隆寺では毎年1月2日に釿始め(ちょうなはじめ)が行われている。
古式床しく 釿始め(ちょうなはじめ) 広隆寺
宮大工の古式床しい釿始めの儀式が番匠保存会により毎年、1月2日に太秦・広隆寺で行 … 続きを読む →


千代鶴是秀の鍛冶場九三房

1. 再現の対象とした工房は、現在の東京都目黒区上目黒に作られ、大正9年から晩年まで使われたもの。
また、工法や装備などについても、同年代のものとした。

2. 再現の方法は、東京都世田谷区の土田刃物店二代目店主土田一郎氏への聞き取り調査を基本とし、実際にそれを再現する過程で検証するものである。

本名、加藤廣。
明治7年に生まれる。

父は米沢藩上杉家に仕えた刀匠・二代目長運斎綱俊。明治9年の廃刀令により刀鍛冶から道具鍛冶へ転向した叔父の石堂寿永に11歳で入門。

先人の技を丹念に研究し、名門刀匠家ゆえの文化的素養があいまって、数々の傑作をうみだす。
昭和32年、84歳で死去。

イロハモミジの透かし剪定がいい感じで、木漏れ日が素敵です。

布引ハーブ園のリフト、皆さん最後の紅葉を楽しんでいるんでしょうね。

日本らしい庭園が美しい!

建物の外観や中庭もきれいです。ミシュラン・グリーンガイド二つ星を獲得。




お茶室横の庭園がとても綺麗でした。

アクセス:
山陽新幹線「新神戸駅」中央改札口より徒歩約3分
神戸市営地下鉄「新神戸駅」北出口1または北出口2より徒歩約3分
シティ・ループ「12新神戸駅前(2F)下車徒歩約3分
神戸市バス2系統・18系統「熊内6丁目」下車徒歩約2分

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藤田邸跡の紅葉が見事です


紅葉が見頃です、藤田邸跡庭園。

本邸跡を中心とする中央部は1954年(昭和29年)に鉄筋コンクリート造りの蔵を本館とし、多宝塔を擁する藤田美術館として藤田家の至宝を一般公開。

2022年4月1日、本館であった蔵が取り壊され、新たな本館オープン。

リニューアルオープンの藤田美術館
2022年4月1日にリニューアルオープンした藤田美術館。 同館は、明治維新後に起 … 続きを読む →

曜変天目茶碗を所有することで有名です。

曜変天目の典型例は世界に4碗しか現存せず、いずれも日本にあり国宝もしくは重要文化財に指定されています。

春は桜秋は紅葉と新たな名所の誕生です。

後に藤田財閥となる藤田組の総帥、藤田伝三郎が大川の左岸、網島の地にあった日本郵船会社大阪支店長屋敷を1886年(明治19年)に買い取って移り住み、さらに前年の明治十八年の淀川洪水で荒廃していた大長寺(後に移転)の敷地を1887年(明治20年)頃に取得。

1893年(明治26年)から1896年(明治29年)にかけて旧本邸を完成させた。

尚、大長寺は近松門左衛門の人形浄瑠璃、「心中天網島」の舞台だ。

1916年(大正5年)には長男の平太郎が和歌山県高野山の光台院から檜皮葺の多宝塔を移築(光台院には全く同型のものを新築して寄進)し、それを銅板葺に改めた他、梅園梅叟(ばいえんばいそう)を庭師として豪華な日本庭園を完成させた。

この多宝塔は徳川家の紋章が入った江戸時代初期のもので、高野山でも珍しい貴重な建物。

しかし、1945年(昭和20年)6月7日の第3回大阪大空襲により表門・東邸・鉄筋コンクリート造りの蔵・多宝塔などいくつかの建物を残して他はほとんどが焼失した。
戦後、その敷地は分割された。



池に架かる石橋、紅葉とのコントラストが美しい。

真っ赤な実をつけたナンテン。

藤田伝三郎氏は、1841年現在の山口県萩市の醸造業の家庭に生まれ、一代で藤田財閥を作りあげました。

ありとあらゆる業種の会社を経営し、今では誰もが知る大企業の多くの前身を築き、民間人初の男爵になります。

明治後期、総面積が約53,000平方メートルあり『網島御殿』と言われた藤田邸。

今は、その東邸は結婚式場を含む庭園が人気の料亭『太閤園』になり、西邸は空襲で焼失するも、建て替えられ大阪市公館になり、現在はその建物をレストラン『ザ・ガーデンオリエンタル大阪』として営業しています。
『太閤園』2021年6月30日をもって終、さる宗教団体に買い取られた。

西邸を中心とする南部は昭和18年に大阪市の手に渡り市立実業会館として使用するが空襲で焼失。

1959年(昭和34年)に大阪市が迎賓館を建築して整備し、大阪市長公館をへて大阪市公館となった。

2014年(平成26年)からはレストラン・ブライダル施設「ザ・ガーデンオリエンタル大阪」として営業している。

表門を含めて長らく放置されていた日本庭園を中心とする北西部だが、やがて大阪市が入手。

この真下の地下を走ることとなるJR東西線とその駅となる大阪城北詰駅の新設工事の際に資材置き場等に使用され、その後きれいに整備。

JR東西線開通後となる2003年(平成15年)12月19日に「旧藤田邸庭園」として大阪市から名勝の指定を受けた。

2004年(平成16年)に藤田邸跡公園として桜之宮公園の一部となって新たに開園した。

ガラス張りの4面から光が入る開放的な「ザ ミュージックホール」と、水面の輝きと降り注ぐ陽光が美しい「ザ ミュージックホール ウェスト」。

洗練されたモダンさとナチュラルな魅力が調和する2つのチャペル。





夏には藤田邸跡公園のすぐそばにある 「ひょうたん池」でハスの花が見れます。

毛馬桜之宮公園 ひょうたん池
大阪でハスの花がまとまって咲く場所というと、万博公園や長居植物園などへ足を運ばないと見れないかなと思っていたのですが、まさかこんなに近くにあったとは知りませんでした… 続きを読む →


アクセスは、JR東西線の『大阪城北詰』駅が最も近く、3号出口を右折し、まっすぐ進むと、当時の栄華を偲ばせる立派な門が見えてきます。
こちら側と、桜ノ宮公園側からでも入場する事は出来ます。

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初冬の梅北


街はすでに初冬を迎えイルミネーションが瞬く。

梅田スカイビルに写る工事現場。

澪標は古くより「水の都(水都)」と謳われていた大阪(難波宮、難波・浪速・大坂)との関連性が強く、その意匠は明治24年(1891年)に大阪市の市章等として採用されている。

西日を受けるビルの壁面。

マルバノキ

本州中部以西の限られた場所を原産地とするマンサクの仲間。
山地の渓谷沿いの林に生じる。

赤、黄色、緑の葉が入り混じる初秋の様が美しく、雑木の庭などに使われる。

西日を受けた紅葉の透かしが美しい。

桜の紅葉は一番早く、早々に散ってしまうがここ梅北では初冬の今の時期でも見られる。

工事現場と紅葉。

早くも照明に灯が入る。

梅北では紅葉が12月下旬まで見られる、ビルの谷間で陽が当たらない環境による。

陽が沈むと暮れに向けたイルミネーションが輝く。

池に写り込んだリフレクションがきれい。

水景のクマ(テッド・イベール)に冬の特別装飾が施されています。

もう今年も2週間少々になったが年の瀬の感じがしない。

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初冬の若草山


三年ぶりのマラソン、この日およそ1万2000人のランナーが冬の都大路を駆け抜けました。

まだ紅い紅葉が残っています。
鹿たちが何に慌てているのか一斉に走っています。

奈良春日野国際フォーラム 甍の庭、紅がひときわ目を引きます。


まずは、北ゲートから若草山の山頂展望台を目指します。

なだらかな山腹が芝に覆われており、奈良を代表する景観の一つである。

毎年1月に若草山の山焼きが行われる。
東大寺と興福寺による領地争いを、双方立会いの上で焼き払って和解したのが発端ともいわれてきたが、近年、両寺に明治時代まで続けられてきた記録に記載はなくその説は否定されることも多い。

江戸時代以前からも行なわれていたらしいが、正式行事となったのは明治になってからで、夜間に行なわれるようになったのは明治後半からである。

山焼きを紹介する写真の中には、若草山全山が燃え、その上空に花火が上がっているものがあるが、これらは長時間露光と多重露出を施したものである(実際問題、火炎の中で花火を上げることはありえない)。
2012年1月28日撮影の山焼きの画像 花火は多重露光による

街を見下ろすとアドバルーンが浮かんでいます。




山麓から中腹の一重目(いちじゅうめ)までは急な登山道で、過去には観光用のケーブルカーやエスカレーター、モノレールの建設が計画されたが、いずれも頓挫している。


山が三段構造になっているのが良く分かります。

山頂が見えています、開山期間は、山麓の南北ゲートまたは山頂から二重目への通路にあるゲートを通って、一重目・二重目に有料入場できる期間のこと。

2016年4月からは「3月第3土曜日から12月第2日曜日」と決められている。

東は原生林が広がる。

山頂は風も強く、脱いだウィンドブレーカーを着込みました。

山頂には古くから知られる鶯塚古墳(前方後円墳)があり、「鶯山」とも呼ばれる。

山頂から鎌研交番前を通って春日山遊歩道の北側のコースを下っていきます。

巨木が木陰を作り出し涼しさを味わえます。

樹間の造形の美しさを眺めながら下ります。

春日山遊歩道は一般には歩行者のみに開放されていますが、公園管理用の車両も通る砂利道の道路です。

若草山登山道のように連続する階段はありませんが距離が長いことが特徴です。

尚、春日山遊歩道では山頂駐車場を経由して山頂展望台(三重目)に行くことができます。
(一重目、二重目には行けません。)春日大社側遊歩道入口~山頂まで片道約4km。


月日亭休憩舎で一服。

中水谷休憩舎を見ながら帰路につきます。

距離と高度差があり少し疲れましたが静かに初冬の紅葉を楽しむことができました。

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玄関も紅葉しました 司馬遼太郎記念館


日影で遅れていた紅葉、やっと見頃を迎えました。

この画像はコンデジで撮っています。

SILKYPIX JPEG Photography 11によりRAWデータに近い状態にして調整することができます。

一般的にJPEGデータは8bit(256階調)の階調を持った画像データですが、独自開発の「SILKYPIX RAW Bridge」機能により16bit(65,536階調)へ自動で拡張し、RAWデータに近い状態にして調整することができます。

これにより、トーンジャンプが発生しにくい高画質な画像への調整がおこなえます。

特に、ホワイトバランスの調整では、より的確な色再現が可能です。

ドウダンツツジもきれいです。

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超穴場!久安寺の紅葉


楼門

14世紀、室町時代の建立。

奈良時代の開基、優雅第一と賞される楼門は「軒反り」という稀有な技法により造られ国の重要文化財に指定されています。

楼門は車道に面しており表からの撮影は危険。

久安寺は、大阪府池田市伏尾町にある高野山真言宗の寺院。
山号は大澤山。
本尊は千手観音。

寺伝によれば、神亀2年(725年)に聖武天皇の勅願を受け行基が開創し、天長年間(824年 – 834年)の頃に空海(弘法大師)が真言密教の道場として中興した安養院が前身と伝わる。

保延6年(1140年)に安養院は焼失したが、薬師如来像、阿弥陀菩薩像は焼失を免れ、安元年(1145年)に近衛天皇の勅願により祈願所として中興され、賢実上人が境内の本堂などの伽藍を増築し、その頃から「久安寺」と称するようになった。

最盛期には四十九もの子院があったが、現在は本坊となっている小坂院だけが残っている。

安土桃山時代の頃、豊臣秀吉が参拝の際、月見茶会を開いたといわれ、江戸時代中期に歌人の平間長雅が移り住み、観音信仰の聖地として広く庶民に知れ渡った。

広い境内に参観者は10名くらいか、静かに撮影できる。

全山紅葉と言っても過言ではないくらい紅葉が美しい、手入れも良く行き届いている。

本堂の周囲は回廊になっており360度展望可能。

右手に少しだけ屋根が見えているのが三十三所堂、西国33カ所霊場の本尊のお姿33体を祀る。

前方に見えるのは御影堂、宗祖弘法大師空海を祀る。




【腰掛石】

大正年間まで「あ字山」山頂にあった石。

秀吉参拝し、三光神を勧請し、月見の茶会を催した時腰掛けたといわれる石。

開運の鐘。







虚空園

「虚空にバン字あり・・・」と本堂での修法瞑想。

本堂北に広がる「バン字(こころ)池」を中心に花咲く庭。参道である両果の道を はさんで、東にある小山を「ア字山」といい、庭園全域を虚空園と称す。


池を泳ぐ鯉と水面を漂うもみじの葉。

鯉の泳ぐ音が時々聞こえるほどの静寂に心が洗われます。





朱雀池の蓮




仏塔・舎利殿涅槃堂


見事な紅葉をゆっくりと鑑賞できました。
また、境内のベンチで弁当がいただけます。

殆どの寺院では境内での飲食は禁止されていますが、久安寺のホームページによると、お弁当などはベンチのあるところでお願いします。
庭園池周辺の飲食はご遠慮ください。
ごみはお持ち帰りください。

となっています、ありがたいことです。

アクセス
阪急池田駅から阪急バス(西のりば<4のりば>) 久安寺バス停下車すぐ

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阪堺グルメフェス2022


阪堺電気軌道は、「阪堺グルメフェス2022」を2022年11月26日(土)、12月3日(土)の各日12:00~19:00開催。

当日は、堺市立市小学校器楽クラブがあびこ道車庫で行われている「阪堺グルメフェス2022」に参加し、演奏しました。

「ロンドン橋」「風になりたい」「ツバメ」の3曲を披露し、たくさんの拍手をいただきました。

開催場所は、あびこ道車庫。
入場無料。

キッチンカーによる飲食品販売のほか、「ちん電あなご寿司」やグッズの販売などを実施。

11月26日は南海バス、12月3日は南海電気鉄道が出店。

阪堺電気軌道株式会社(はんかいでんききどう、英: Hankai Tramway Co., Ltd.)は、大阪市内と堺市内で2路線の路面電車を運行している会社。

南海電気鉄道の完全子会社である。

本社は大阪府大阪市住吉区清水丘3丁目14番72号にある。

阪堺電気軌道の構内が解放されるということで大勢の人が詰めかけていました。。

早速カメラを持って出かけました。

構内には入れるのですが立ち入り禁止区域が多く、いまいちの内容でした。

通常の営業をしながらの開催なので安全面からは当然と言えば当然。

それでも普段は見られない部分も見れてそれなりに満足。

小さな会社なので小回りの利いたサービスは定評のある所。

沿線は撮影スポットも多くよく訪れてています。

チン電と夕日
今日は多重露光(動体)が走る電車でも有効かテストします。 先ず最初の画像は成功で … 続きを読む →

大和川沿いの定番スポットは人気のスポットです。

大和川 夕日とチン電
新年初訪問です。 橋梁に照り返す夕日がきれいです。 日没までまた時間があるのでゆ … 続きを読む →

チンデン以外にも訪れる人はたくさんいます。

チン電 神ノ木停留場界隈
天王寺と堺の間を走る路面電車「阪堺電気軌道」は1911年の開業以来「チン電」の愛 … 続きを読む →

神ノ木停留場はチンチン電車と南海高野線がオーバークロスする場所です。

シャッターチャンスを待つのですがなかなかチャンスは訪れません。

路面電車の走る街
住吉大社鳥居前、路面電車の撮り鉄ポイントの一つ。 通過中の電車はモ501形モ50 … 続きを読む →

鳥居の前を通過するチンデンを撮る人が沢山います。

地域と密着した営業で定評があります。

個人的には何時も行く居酒屋にチンデンの運転手も常連でニュースは彼から入手することが多いのです。

この日は彼は乗車の予定ですが見つけることはできませんでした。

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光と影 けいはんな記念公園


けいはんな記念公園、朝の斜光が印象的だった。

色を抜いてみたがどうだろう。












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