姫路城西御屋敷跡庭園 好古園の紅葉見頃


世界遺産 「白鷺城」を望む。

彫刻のあるシンボルロード。

活水軒で見た古い電話機が新鮮に見えた。

至る所で「ゆららぎ」が見られる、

リフレクションが揺らいで見事な模様を見せる。




渡り廊下からの流れは見事。

活水軒で食事をいただきながら見事な滝を・・・・ 



青空に映える紅が見事!!





白鷺城を借景に紅葉が映える。







赤が見事!!





至る所「影」が見事。



流れの平庭の遮光ネットも立派な芸術だ。

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篠山城址と古い町並み


デカンショ節と牡丹鍋は篠山の代名詞、デカンショ節明治末年から大正にかけて学生に歌われ、全国の花柳界に流行した歌。

兵庫県丹波篠山 (たんばささやま) 付近の盆踊り歌の変化したものという。

「でかんしょ」は「出稼ぎしよう」の意、「徹今宵 (てっこんしょう) 」の意など諸説がある。

丹波篠山市の特産品として有名で、飲食店の数だけぼたん鍋の味があるといわれている。

兵庫県の中東部に位置する篠山城は、1609(慶長14)年、徳川家康の命により築城の名手・藤堂高虎が縄張(設計)をし、わずか6ヶ月で築かせた平山城だ。

桐ヶ城の別名を持つ。
明治の廃城令により大部分が解体されたが、城郭や堂々とした石垣などが今も残り、往時をしのばせる。

枯れ枝に数個の柿が残り、風情がある。

かつての篠山の商業の中心で、約600mにわたり「妻入」という建築様式の商家が軒を連ねています。

5mから8mほどの狭い間口、奥行きは大半が40m以上と深く、表構えは、かつては大戸と千本格子や荒格子または蔀(しとみ)で構成されていました。

中二階の窓は出格子と太い格子をしっくいで塗り込めたむしこ窓であり、さらに袖壁、うだつも見ることができます。

この町並みは、京都への出入口でもあって、城下町で最も繁栄したが、その後、商店街の中心部が、北西部に移ったことにより、かえって、江戸末期からの生活の様相を今にそのまま残し、西端に建つ西坂家は、町の文化財に指定されている。

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霧の街 丹波篠山


秋から冬にかけて発生する風物詩の「丹波霧、三田を過ぎたあたりから霧が出てくる。

今日はOB会のハイキング、霧を観賞しようと皆より1時間早めに行動している。

盆地で昼夜の寒暖差が大きい内陸性気候による丹波篠山特有の霧。

乾燥しがちな季節にあって、丹波霧は農作物に適度な水分を供給することなどから、黒大豆や山の芋などの特産を生み出す要因の一つとされる。

雲の中に入ったかのようなまちの野辺では草花も露をまとい、朝日を浴びてキラキラと輝く。霧が出た日は晴れる日が多い。

特に黒豆(丹波黒)には寒暖の差と早朝の濃霧が大きく貢献する。

丹波霧は通常、深夜から朝10時頃まで盆地を覆い、低山や高台からでも神秘的な光景を目にすることができる。

「朝々や 茶がむ(う)まくなる 霧おりる」は小林一茶の句。

「丹波霧」は茶をおいしくする。

秋は特に霧の日が多く、午前中いっぱい霧が晴れないこともしばしば。

月のようにぼんやりとした太陽が竹のシルエットが浮かび上がらせ、水墨画さながらの幽玄な光景である。

車リボンネットも霧のつゆを纏ってきれいです。

丹波はデカンショ節で有名、駅のトイレの壁にもイラストが。

駅のコンコース、ケンケンパで特産品のPR。

今日は早朝から丹波霧を堪能しました。
欲を言えば雲海が見たかった。
機会があればチャレンジしたい。

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好古園で影を楽しむ


好古園での撮影会、好天に恵まれ撮影は順調です。

見渡せば素晴らしい影ばかり・・・

作品作りがはかどります。






素晴らしい影の連続、楽しい撮影会でした。

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水がつくり出すアート 好古園


瀬戸内海の風景を表すとされる大池、水の揺らぎや波紋がきれいです。

揺れる水面も飛び散る雫も、同じ形は二度とない。

急流も水面のきらめきがきれいです。

水面のきらめきは角度によりいろいろな色に変化します。

様々に変化する色を見ていると飽きません。

景気をリフレクションとして映し出してくれます。

流れる水や水中の気泡

250匹の錦鯉が生息する大池は瀬戸内海の風景を表すとされる。

結婚式の前撮りのカップルが記念撮影。


急流も色々と変化しながら流れ下っていきます。

建物の軒先が水面の変化を映してきれいです。

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姫路城西御屋敷跡庭園好古園に秋を見た


姫路はほぼ1年ぶりの訪問。

今回の訪問はお城でなく好古園。
庭園群を区切る築地塀。

この庭園は池や水の流れで結ばれた池泉回遊式庭園ですが、最大の特徴は世界遺産・国宝姫路城を借景としていることです。

随所に紅く色づいた木々を見た、そう、もう秋です。


処々に秋のたたずまい・・・・

これは何かわからないだろう、種まきした後、よしずをかけてあったところをパチリ。


ススキひとつで秋を表現できる。


紅く色づいた木の枝が目立つ。

正式名は姫路城西御屋敷跡庭園好古園。

「好古園」とは、江戸時代に現在の庭園入口付近に存在した藩校「好古堂」に因むものである。

古地図『姫路侍屋敷図』を基に特別史跡地の姫路城西御屋敷跡で発掘調査で確認された西御屋敷(1618年〈元和4年〉造営)・武家屋敷等の遺構をそのまま生かして作庭された総面積3.5ヘクタールの池泉回遊式庭園群である。

9つの日本庭園で構成され、其々が屋敷割遺構どおりに築地塀等で仕切られていることを特徴とする。

各庭園入口には長屋門・屋敷門、園内には渡り廊下など江戸時代の建築が再現されていることなどから、時代劇や大河ドラマの撮影地にもなっている。

整備に先立つ7次にわたる発掘調査で、元和4年(1618)に本多忠政が造営した西御屋敷や武家屋敷、通路跡等の遺構が確認され、これは酒井家時代の「姫路侍屋敷図」に記されたものとほぼ合致しています。

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ポートアイランド北公園 港や船を見ながら散策


ポートアイランド北公園は、神戸港沖の人工島ポートアイランドにある海浜公園。

ポートアイランドの建設とともに、港や船を見ながら散策が楽しめる公園として、1976年5月8日に完成。
至近の対岸に神戸ポートターミナルがある事からクルーズ客船撮影の好適地としても知られる。

公園は、ポートアイランドの北岸、神戸大橋の袂に位置しており、神戸港と神戸の街並み、六甲連山を一望できる。

ポートターミナルからポートアイランド北公園までの徒歩ルート
総距離 689 m 歩数 約 984 歩

夕日の散策だと西側を選ぶといいでしょう。

至近の対岸に神戸ポートターミナルがある事からクルーズ客船撮影の好適地としても知られる。

神戸ポートターミナル、中突堤旅客ターミナル客船入港予定

「神戸港港湾殉職者顕彰碑、これは、神戸港で就労中に亡くなった労働者を顕彰しようと造られた慰霊碑です。

始めは神戸水上警察署の辺りにあったようですが、警察署の建設に伴い、現在地に移転してき。

重い袋を肩に担いでいる人など、港湾労働の当時を彷彿とさせるようなモニュメントです。」

神戸大橋を見つめるかのように、神戸の初代オランダ領事として知られる「ボードワン領事」像が。

後方はみなと異人館、2012年からシスメックスが建物の借受人となっておりゲストハウスとして使用されている。

神戸大橋は、本州側の新港第四突堤とポートアイランド間に架かる、日本初のダブルデッキアーチ型鋼橋。

赤色が印象的です。

ここは釣りをする人が沢山集まります。

海鳥が急に増えた、釣り人に海中の情報を教えてくれる。

ところで、釣り人にとってこれら海鳥は海の中の状態を教えてくれる大事な生き物である。
オフショアでボートゲームをやるときなどは、この海鳥がいる場所を捜す。

海鳥は空の上から餌を捜しているので小魚の群れがいるとたちまち発見して集まってくる。

水上バイクのツーリング集団が走り抜けていきました。
見ると結構の年配者。

定番コースは、パルアップ・ツーリングでおなじみの「神戸港」→「明石海峡大橋」→明石海峡大橋を一望できるレストラン「Geragera(ゲラゲラ、神戸市)」でランチを。

遊覧船も帰ってきました。

今日の夕日は雲が多くイマイチでした。

六甲の山並みが西日を浴びてきれいです。

夜の北公園は昼間とはまた違う一面をのぞかせます。

陽が落ちてからも人が集まってきます。

前方に錨山(いかりやま)と市章山(ししょうざん)が見えています。

色とりどりのイルミネーションに包まれた神戸の街の夜景を北公園側の海岸遊歩道から見ると、海面に光が反射してとても美しい夜景の景色が広がって幻想的。

スタート地点(ポートターミナル駅)に帰ってきました。

新港第4突堤にあるポートターミナルは、世界各国や日本中から訪れる大型クルーズ客船、日中定期国際フェリーが利用しているターミナルです。
半日、停泊した船に実際に乗ることができます♪船内でのイベントも多数ご用意しております。託児もあります。

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のんびりと日本海をフェリーの旅というのはいかがかな

新日本海フェリー朝日夕日の撮影ポイント
今回の北海道旅行の楽しみの一つは、往復のフェリーから朝日夕日が計4回も撮れるとい … 続きを読む →

新日本海フェリーでのんびり日本海クルーズ
花の盛りのこの時期、新日本海フェリーでクルーズの旅に出かけた。 舞鶴(00:30 … 続きを読む →


小樽出航が23時30分。
その間、小樽運河散策。

撮影スポットの浅草橋近辺で写真撮影。
もう少し時間が欲しかった。

六甲高山植物園でしばしの避暑


下界の殺人的な高温に耐えかねて六甲高山植物園を訪れた。

気温は27度くらいか、日陰では涼しい。

そこそこの人出、都市部脱出組か。

まだ紅葉には少し早い。

紅葉の始まっている木もある。

紅葉はまだだし少し中半端な感じ。

涼しいのが取り柄かな。

グループで来ている人たちもそこそこいる、然し、ゆっくり見るでもなくサッサと歩いていく、ウォーキングなのかな。

こもれびの下、気持ちよく歩く。

ヒメヒゴタイ

虫を見つけたら撮る。

名前のわからない花も結構あるな。

アサマフウロ


フジアザミ

マツムシソウ

キンロバイ


サワギキョウ

エンビセンノウ

ソナレマツムシソウ

ミヤギノハギ

休憩所でお昼にした。

キレンゲショウマ


ハマナス

ツルニンジン

キレンゲショウマ

キバナノホトトギス


ヒヨドリバナ


サクラタデ

飛んでいる虫、ばっちり撮れた。

悪魔の爪

トサミズキ

スプリンクラーの放水が光を受けてきれいです。

ショップアルピコラの映像館、展示の趣旨が良く分からなかった。

湿生植物区、あまり目立つものなし。

この辺り、紅葉している木もあるがまだまだこれから。

約4時間、涼しく過ごした。
下界は灼熱地獄、たちまち汗びっしょり。

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冬季の上高地などいかがですか

明日から閉山というギリギリの上高地を訪れた、9年前のことでした。


中千丈沢の押し出しから大正池を望む。
ゆうべはここから焼岳が見えたのに。
地吹雪舞う晩秋の大正池界隈
今回は上高地で霧氷を撮影すべく訪れたが・・・・・ 明日から閉山というギリギリの上 … 続きを読む →

吹雪の梓川沿いを河童橋まで
吹雪の中を河童橋まで歩くことにする。 中千丈沢の辺りも雪に埋もれる。 焼岳から穂 … 続きを読む →

猛暑はまだまだ続きそう


気象庁3か月予報 9月以降も厳しい残暑 “夏バテ”に注意
2023年8月22日 19時35分発表のNHKニュース

全国的に猛烈な暑さが続いていますが、気象庁が発表した長期予報によりますと、9月から11月にかけての3か月間も暖かい空気に覆われやすく、広い範囲で気温が平年より高い傾向が予想されています。

特に9月は、東日本や西日本を中心に猛烈な暑さとなる日もあり、厳しい残暑が続く見込みです。
専門家は、熱中症だけでなく、「夏バテ」にも注意を呼びかけています。

夏場の夏バテ対策も・・・・

画像は昨日(8/22)の一次的集中豪雨。

今朝(8/23)の夜明けの画像。
5時33分の画像です、日の出時刻が5時24分ですので9分ほど過ぎています。
いつもはきれいな朝焼けが見られるのだが・・・・

長期予報は9月も残暑が続くということなので涼しい場所を探そう。

ひとつの候補が六甲高山植物園、六甲山の山頂付近、標高865mに位置する六甲高山植物園は神戸から車で30分の距離にありながら、年平均気温は9℃と北海道南部に相当し、明治時代から避暑地として知られています。

真夏でも気温は神戸の市街地より約5℃低く、園内の木々が立ち並ぶエリアでは30℃を超えることがめったにありません。

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NHK連続テレビ小説「らんまん」で紹介された希少植物「キレンゲショウマ」の花が神戸市灘区の六甲高山植物園で見ごろを迎え、黄色いランプのような長さ約3~4センチの花が六甲の風に揺れている。
8月末ごろまで楽しめそう。

アジサイ科の多年草。四国の石鎚山(愛媛県)や剣山(徳島県)などの薄暗く涼しい木陰に自生する。
東京大植物学科の初代教授、矢田部良吉が発見し、新種の植物として1890年に発表した。
近年はシカなど野生動物の食害で減少し、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

植物学者・牧野富太郎の指導を受けて、1933年に開園した同植物園は、約3000株のキレンゲショウマの人工栽培地として知られる。
担当者は「自生地で数少なくなった貴重な花。
ひとときの涼を感じてほしい」と話している。

キレンゲショウマ

夏の六甲高山植物園2/3
キレンゲショウマはブナ帯の原生林内や、陰湿地の夏でも薄暗く涼しい場所に生える多年草。 … 続きを読む →

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日本唯一の大工道具博物館 竹中大工道具館


この時期ANAクラウンプラザホテル神戸は静かです。

布引ハーブ園へ向かう人はいますが足早に通り過ぎます。

新幹線新神戸駅脇の歩道(画面右側)を下りたところが竹中大工道具館です。
駅からは徒歩約5分(200m)ほどの距離にあります。

壁面の蔦の紅葉が真っ赤です。

紅葉の黄が鮮やかです。

入り口、紅葉の赤が鮮やかです。

展示物だけでなくミュージアムの建物も優れた建築物です。
建築に関する受賞歴もあります。

まずは博物館入口の門構え。

大工道具の博物館らしく、木のぬくもりを感じさせる素敵な入り口です。




遠景はジークレフ新神戸タワー。

鹿威しをモチーフに、枯山水で表現された日本庭園があります。

波紋も綺麗に表現されています!

建物の外観は、総ガラス張りになっておりまるでお洒落なレストラン!

収集した資料は32,000 余点、古い時代の優れた道具を保存することはさることながら、「道具」を使いこなす「人」の技と知恵や心、そこから生まれる「建築」とそれを取り巻く木の文化について、様々な企画展や講演会、セミナー、出張授業、体験教室などのイベントを定期的に開催しています。

展示室は全て地下になっていて、吹き抜けに展示されている唐招提寺の模型を見ながら降りていきます。

唐招提寺金堂 組物模型

古代建築はとてつもなく大きい。
かつ逞たくましくて格好良い。

しかしそれは小さな道具を使って木材を自在に加工し、機械も無いのに重量物を持ち上げ組み上げていく大工の知恵と技の賜たまものなのだ。

そんな魅力を伝えたいと思い、国宝・唐招提寺金堂の「三手先組物みてさきくみもの」の実物大模型を造り、シンボル展示として吹き抜けの大空間に据えました。

「三手先」とは腕のかたちを模した肘木という部材が軒のきを支えるため外側に三つ分飛び出すという高度な構造形式で、日本建築では最高の格式を持っています。

製作は現代の名工・小川三夫棟梁が率いる宮大工集団・鵤工舎によって当時と同じ道具(ヤリガンナやチョウナ)を用いて再現されました。

材木も実物と同じ国産のヒノキを用いています。

模型の脇には3Dモデリングで作った木組みの分解アニメーションを設置しています。

一四〇点近くの部材が順番に積み上がっていく様は圧巻なのですが、一二〇〇年前にこのような複雑な木組みの技術が存在したことにも驚きます。

この館でいくつかある好きなスポット、最初の一つがこれ。

左官職人、久住有生さんの土壁です。

太陽光で陰影が出ているのですが、土に藁が混ざっているためか、エッジが効いているのに柔らかく、なにより優しい印象です。

こちらはかの有名な、日本最古の塔である法隆寺五重塔の精密模型です!

大工棟梁の理想像、「五意達者」

数々の道具を使いこなす大工たちは、超一級のテクノクラートでもありました。
それを教えてくれるのが、『五意達者』という桃山時代の言葉です。

「大工棟梁たる者は、○設計・墨付○数学・積算○加工技術○装飾下絵○建築彫刻、の5分野に達者であれという教えです。

高い技術力の一端は、曲尺(さしがね)に刻まれた裏目にも見られます。

これは、円周率や平方根も扱える一種の計算尺。
日本人が生み出した世界的発明です。
 
「『大工と雀は隅で泣く』といわれるほど難しかった屋根の隅の納まりも、熟練した棟梁は曲尺を駆使してぴたりと納めました」と。


儀式用の大工道具。

広隆寺では毎年1月2日に釿始め(ちょうなはじめ)が行われている。
古式床しく 釿始め(ちょうなはじめ) 広隆寺
宮大工の古式床しい釿始めの儀式が番匠保存会により毎年、1月2日に太秦・広隆寺で行 … 続きを読む →


千代鶴是秀の鍛冶場九三房

1. 再現の対象とした工房は、現在の東京都目黒区上目黒に作られ、大正9年から晩年まで使われたもの。
また、工法や装備などについても、同年代のものとした。

2. 再現の方法は、東京都世田谷区の土田刃物店二代目店主土田一郎氏への聞き取り調査を基本とし、実際にそれを再現する過程で検証するものである。

本名、加藤廣。
明治7年に生まれる。

父は米沢藩上杉家に仕えた刀匠・二代目長運斎綱俊。明治9年の廃刀令により刀鍛冶から道具鍛冶へ転向した叔父の石堂寿永に11歳で入門。

先人の技を丹念に研究し、名門刀匠家ゆえの文化的素養があいまって、数々の傑作をうみだす。
昭和32年、84歳で死去。

イロハモミジの透かし剪定がいい感じで、木漏れ日が素敵です。

布引ハーブ園のリフト、皆さん最後の紅葉を楽しんでいるんでしょうね。

日本らしい庭園が美しい!

建物の外観や中庭もきれいです。ミシュラン・グリーンガイド二つ星を獲得。




お茶室横の庭園がとても綺麗でした。

アクセス:
山陽新幹線「新神戸駅」中央改札口より徒歩約3分
神戸市営地下鉄「新神戸駅」北出口1または北出口2より徒歩約3分
シティ・ループ「12新神戸駅前(2F)下車徒歩約3分
神戸市バス2系統・18系統「熊内6丁目」下車徒歩約2分

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