神社仏閣

日本の町並み

豊臣秀吉寄進と伝わる日吉三橋

白洲正子 近江の旅|古代から継がれる石の文化と木地師の伝説 正子の旅は近江各所に及んでいるが、その旅は「石」と「木」と対話し、日本の美を再確認することではなかっただろうか。 そうして、石の文化を訪ねた先が、比叡山の麓にある日吉大社だった。 ...
歴史を訪ねる旅

天海の廟所 慈眼堂

慈眼堂(じげんどう)は滋賀県大津市坂本にある天海(慈眼大師)の廟所。 慶長12年(1607年)から比叡山南光坊に住み、織田信長の比叡山焼き討ち後の復興に尽力した天海の廟所。 江戸時代初期の禅宗様を基本とする建物で、堂内には木造慈眼大師坐像(...
日本の町並み

延暦寺の里坊を代表する滋賀院門跡

坂本の町には、穴太(あのう)積みの石垣が見事な里坊が数多く残っていますが、中でも滋賀院門跡はひときわ背の高い石垣と白壁に囲まれて、延暦寺の本坊らしい堂々とした外構えを見せています。 1615年(元和元年)江戸幕府に仕え「黒衣の宰相」とも称さ...
奈良県

橿原神宮

神橋と二の鳥居 記紀において初代天皇とされている神武天皇と皇后の媛蹈鞴五十鈴媛命を祀るため、神武天皇の宮(畝傍橿原宮)があったとされるこの地に、橿原神宮創建の民間有志の請願に感銘を受けた明治天皇により、1890年(明治23年)4月2日に官幣...
奈良県

久米寺

山号は霊禅山(れいぜんさん)、真言宗御室派仁和寺別院。 久米仙人による開基伝承は『扶桑略記』『七大寺巡礼私記』などのほか、『今昔物語集』巻十二本朝仏法部にも収録され、『徒然草』にも言及されている著名な話。 それによると、吉野・龍門寺の久米仙...
四季の花

おふさ観音ではバラが見頃

スモークツリー。 約3800種類のバラが植えられた「花まんだらの寺」として知られる。 ドクダミ。 アジサイが咲き始めです。 クレマチスも花色を競う。 参詣者をもてなす目的で、イングリッシュローズを中心に約1800種およそ2000株(2008...
歴史を訪ねる旅

3箇所の蝉丸神社と蝉丸説話

蝉丸神社下社  滋賀県大津市逢坂1丁目15-5  祭神---豊玉姫命(或いは、道反大神-チガヘシ)  合祀---蝉丸 かなり老朽化が進んでいる。 以前の訪問記 琵琶の名手蝉丸 四の宮をすぎると、間もなく逢坂山へかかり、大谷の集落から、滋賀県...
歴史を訪ねる旅

関寺の牛塔

長安寺の前の名称は関寺。 関寺は、創建年代は不明であるが、逢坂の関の近くにあった大寺院である。 平安時代日本三大仏の一つ関寺大仏は特に有名である。 鎌倉時代時宗宗祖一遍上人が遊行し「おどり念仏」を奉納。 慶長の兵火に羅災の後、寺の名称を長安...
歴史を訪ねる旅

鶏足寺

鶏足寺への小径、途中の沼沢地。 亀山の茶畑 己高庵より鶏足寺(旧飯福寺)への道。 ここには北国には珍しくお茶畑が広がるが、平安時代からの伝統があるという 鶏足寺は、山岳信仰の霊地であった己高山(こだかみやま、923m)の山中に所在した。 寺...
歴史を訪ねる旅

石道寺界隈

石道寺(しゃくどうじ)は、滋賀県長浜市にある真言宗豊山派の寺院。 山号は己高山。 作家井上靖が、小説「星と祭」の中で当寺の観音像の姿を村の若い娘に例えたことで知られる。 主人公である会社社長、架山が、前妻との間にできた17歳の娘を琵琶湖で亡...
歴史を訪ねる旅

眼の地蔵菩薩 木之本地蔵院

伝承によれば、天武天皇の時代(7世紀後半)、難波浦(大阪府)に金光を放つ地蔵菩薩像が漂着し、これを祀った金光寺を難波の地に建てたのが始まりという。 その後、現在の木之本に移転する経緯については2つの異なる伝承がある。 一つの伝承は奈良・薬師...
大阪府

観心寺 雨中の散策

伝承では、大宝元年(701年)、役小角(役行者)が開創し、当初、雲心寺と称したとされる。 その後、大同3年(808年)、空海がこの地を訪れ、北斗七星を勧請したという。 これにちなむ7つの「星塚」が現在も境内に残る(なお、北斗七星を祭る寺は日...