歴史を訪ねる旅

北陸

高岡 土蔵造りのまち

北陸新幹線が開業して身近になったと言われる北陸地方。 終点金沢駅の1つ前の停車駅、高岡市には、全国的にも珍しい土蔵造りの家々が連なる町並みが残っています。 木舟町の重要文化財「菅野家住宅」や、小馬出町の高岡市指定文化財「高岡市土蔵造りのまち...
北陸

高岡大仏は美男でござる

奈良の大仏、鎌倉大仏に並ぶ日本三大大仏を称している。 また、小杉大仏、庄川大仏と共に越中三大仏の一つ。 台座の内部には回廊があり地獄絵などが展示されていて、高岡銅器の職人の技術の結晶と言えるもので、高岡市の象徴的な観光地となっている。 高岡...
北陸

利長の菩提寺 瑞龍寺

瑞龍寺は加賀藩2代藩主前田利長(1562年 - 1614年)が、織田信長・信忠らの追善のため、文禄3年(1594年)金沢に創建した宝円寺(後に法円寺と改称)が瑞龍寺の前身。 前田利長は慶長19年(1614年)没し、後を継いだ3代藩主前田利常...
東海

春驟雨の中の散策 明治村

明治村は非常に大規模であり、その敷地面積は日本のテーマパークでは、同じ名鉄インプレスが経営するリトルワールドに継ぐ、第3位を誇る。 前回の訪問時に半分回ったので今回は残りの半分を・・・しかし、あいにくの殴りつけるような驟雨の中の散策になって...
奈良県

高畑サロン 志賀直哉旧居

1925年(大正14年)に京都山科から奈良市幸町に引っ越してきた志賀は、奈良公園に隣接し若草山の眺望も良い高畑に居宅を1929年(昭和4年)4月建設した。 自ら設計に携わり、1938年(昭和13年)から東京に移り住むまでの10年間を家族と共...
奈良県

行基も家族愛を感じた千体仏

九品寺は中世にこの地を治めた楢原氏の菩提寺で、聖武天皇の命により行基が建立した寺と伝わる。 参道両脇の回遊式庭園「十徳園」は、西国三十三力所観音霊場の本尊を模した石仏を並べ、四季の花々が美しい。 大和の古道を歩いていると、道端に佇む石仏に出...
奈良県

「いちごんさん」こと一言主神社

一言主神社一の鳥居。 杉並木の参道の途中には蜘蛛塚があり、日本書紀に登場する”土蜘蛛”に由来するものとか。 二の鳥居。 この一言主神に関しては、『日本書紀』『古事記』における雄略天皇との対面説話が知られる。 両書によれば、雄略天皇が葛城山中...
奈良県

港へつながる道を支配した葛城氏

早春の一日葛城古道を散策した。 じつは、南北に延びる葛木古道一帯は、1600年以上も昔に、大和朝廷を支え興隆した古代豪族の「葛城氏」や、もっと昔には、「鴨氏」の本拠地だったところだ。 菜の花が咲き遠く飛鳥の地をのぞむ古道の道は快適なハイキン...
歴史を訪ねる旅

日吉大社と神猿(まさる)伝説

全国に約2,000社ある日吉・日枝・山王神社の総本社。 通称として山王権現とも呼ばれる。猿を神の使いとする。 山王鳥居の特徴は明神鳥居の上部に三角形の破風(屋根)が乗った形をしていて、仏教の胎臓界・金剛界と神道の合一を表しているとされる。 ...
歴史を訪ねる旅

明智一族の眠る西教寺

比叡山(848.3m)の南東山麓に大きな寺域を持つ。 全国に450以上の末寺を持つ天台真盛宗(てんだいしんせいしゅう)の総本山。 寺伝では、聖徳太子(574-622)が創建し、のちに天智天皇(626-671)から西教寺の勅願(ちょくがん)を...
京都府

京の冬の旅非公開文化財特別公開 知恩院

今回特別公開されるのは大方丈、小法上、方丈庭園。 大方丈(重文)は、武者隠しのある「上段の間」や54畳の「鶴の間」、「抜け雀」の襖絵で知られる「菊の間」など、各室が金碧障壁画で飾られた豪壮華麗な佇まい。 小方丈(重文)は対照的に水墨画が描か...
京都府

京の冬の旅非公開文化財特別公開 高台寺

今回は、秀吉と北政所を祀る霊屋(おたまや)(重文I)の、厨子扉や須弥壇に施された美しい装飾「高台寺絵巻」を特別に近くで見ることかでさます。 ほかに開山堂(重文)と霊屋をつなぐゆるやかな「臥龍廊(がりょうろう)」を通る特別ルートでの拝観や、境...