歴史的建造物

フェリーの旅

対馬西岸と東岸を結ぶ運河 万関瀬戸(まんぜきせと)

1900年に旧大日本帝国海軍によって、浅茅湾内の竹敷港にあった竹敷要港部から対馬東海上までの所要時間を短縮するための航路として開削された。 当時は幅約25メートル、深さ約3メートルであった。 対馬島の上島と下島の境であり、ここより北部を上島...
京都府

巨大伽藍 東寺を訪問

東寺は平安京鎮護のための官寺として建立が始められた後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場として栄えた。 「教王護国寺」(きょうおうごこくじ)とも呼ばれる。 山号は八幡山。 本尊は薬師如来。 寺紋は雲形紋(東寺雲)。 ...
奈良県

お気に入りの二月堂界隈

二月堂は、東大寺金堂(大仏殿)の東方、坂道を上り詰めた丘陵部に位置する、十一面観音を本尊とする仏堂である。 すぐ南には三月堂の通称で知られる法華堂がある。 これらの堂が所在する一画を「上院」(じょういん)と称し、大仏開眼以前から存在した、東...
奈良県

東大寺の鎮守社として創建の手向山八幡宮

東大寺を訪れても意外とここまで足を延ばす人は少ないのでは、手向山八幡宮は創建以来、東大寺に属しその鎮守社とされてきたが、明治の神仏分離の際に東大寺から独立した。 手向山は紅葉の名所として知られ、古今和歌集では菅原道真が「このたびは幣もとりあ...
奈良県

華厳世界に建つ東大寺大仏殿

創建から2度にわたって焼失、鎌倉と江戸時代に再建された。江戸期には柱とする材が調達できず、芯となる槻(つき)を檜板で囲い、鉄釘と銅輪で締めて柱とした。 そのため、創建時に11間(けん、86m)あったが7間(57m)となった。 現在でも世界最...
北陸

旧福井藩主松平家別邸 養浩館庭園

養浩館庭園は福井城本丸の北約400メートルの場所に位置している。 旧福井藩主松平家の別邸で、江戸時代には「お泉水(せんすい)屋敷」と呼ばれていた。 「養浩館」の名前は明治になってから、同屋敷を所有していた元藩主の松平春嶽が名付けたもの。 福...
京都府

早春の洛北 常照皇寺

この寺の開山は、南北朝時代に北朝初代の天皇となった光厳上皇である。 光厳上皇は観応3年/正平7年(1352年)、大和国賀名生の南朝後村上天皇行宮にて落飾(出家)し、禅宗に帰依した。 帰京の後、貞治元年/正平17年(1362年)、丹波山国庄を...
京都府

東寺小子房は天皇のための貴賓館

現在東寺では宝物館、小子房の特別拝観が行われている。 五重塔は東寺のみならず京都のシンボルとなっている塔。 高さ54.8メートルは木造塔としては日本一の高さを誇る。 天長3年(826年)空海により、創建着手、実際の創建は空海没後の9世紀末で...
京都府

産寧坂の早咲き枝垂れ桜ははや満開

産寧坂(さんねいざか)は三年坂(さんねんざか)とも呼ばれる、東山の観光地として有名。 早咲き枝垂れ桜ははや満開です。 京都の早咲き桜の名所は当ブログの下記記事で紹介しています。 京都 早咲きの桜を求めて西東 降り注ぐように咲き誇る京都御苑 ...
東海

豊川稲荷(妙厳寺)

境内に祀られる鎮守の稲荷(吒枳尼天)が有名なため、一般には「豊川稲荷」の名で広く知られる。 豊川稲荷は神社ではないものの、商売繁盛の神として知られており、境内の参道には鳥居が立っている。 また、日本三大稲荷の1つとされる。 総門、総欅造り、...
京都府

法住寺 後白河院政の舞台

後白河上皇が院政を行った法住寺。 かつては「法住寺殿」と呼ばれ、一帯に広大な敷地を有していた。 境内には後白河法皇像が安置されていて、4月27日~5月7日に一般公開(予定)が行われる。 その敷地は十余町、平家をうしろだてにした上皇の権威で、...
京都府

蓮華王院 三十三間堂

春の風物詩「三十三間堂の通し矢(弓引き初め)」、「頭痛封じ」にご利益(りやく)があると評判の楊枝のお加持、千体千手観音坐像で有名な三十三間堂。 平清盛が後白河上皇の命により、法住寺殿の一角に建立した。 三十三間堂の通称は、南北に伸びるお堂の...