京都府

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京都「禅居庵」は猪の寺

どんよりと曇った冬日、鴨川も静かです、北部は降っているのかも。 京都でもう一つ猪で有名な寺、建仁寺の塔頭「禅居庵」 禅居庵は鎌倉時代後期、元国からの来朝僧、大鑑清拙正澄禅師(だいかんせいせつしょうちょう)を開基として小笠原貞宗が開いた臨済宗...
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足腰の守護神 護王神社 別名「 いのしし神社」

今年はいのしし年とあって護王神社が熱い。 和気清麻呂と姉の和気広虫を主祭神とし、藤原百川と路豊永を配祀する。 護王神社は、和気氏の創建による高雄神護寺境内に作られた、和気清麻呂を祀った護王善神社に始まる。 正確な創建の年代は不詳。 和気清麻...
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菅原院天満宮神社

親子三代の邸宅で菅原院(すがわらいん)がその前身。左大臣・藤原時平によって大宰府に左遷させられた道真は都に戻ることなく延喜3年(903年)に薨去。その後、京の都には異変が相次いだ。 その菩提を弔うためもあり、菅原院跡地には歓喜寺が創建された...
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京都鉄道博物館

京都鉄道博物館エントランスホール 「京都鉄博」のある梅小路公園は、元々は日本貨物鉄道(JR貨物)の「梅小路駅」があった場所であり、また、かつては「梅小路蒸気機関車館」という蒸気機関車だけの博物館があった場所でもあります。 スロネフ25形50...
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聖武天皇勅願 海住山寺

当寺の創建事情については必ずしも明らかではないが、寺伝では天平7年(735年)、 聖武天皇の勅願により良弁(奈良東大寺の初代別当)を開山として藤尾山観音寺という寺号で開創したという。 伝承によれば、聖武天皇は、平城京の鬼門にあたる現・海住山...
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聖武天皇謎の彷徨 恭仁京を訪ねる

740年、聖武天皇は平城宮を離れ、恭仁宮(京都府木津川市)に遷都。 しかし、恭仁京の完成を待たず744年には難波宮(大阪市)、翌745年には紫香楽宮(滋賀県甲賀市)に都を移します。 有名な大仏建立の詔は紫香楽宮で出され、建立が始まります。 ...
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蟹満寺縁起

昔、山城国(現山城町綺田)に観音様を厚く信じる農家の父娘がいました。 ある日、娘は村人がとる蟹を哀れみ逃がしてやりました。 またある日、父は田で蛇にのまれんとしている蛙を助けるのに「娘を嫁にやるから蛙を助けて欲しい」とうっかり言ってしまいま...
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蟹満寺

蟹満寺(かにまんじ)は、京都府木津川市山城町綺田(かばた)にある真言宗智山派の寺院。 山号は普門山。 本尊はかつては観音菩薩であったが現在は飛鳥時代後期(白鳳期)の銅造釈迦如来坐像(国宝)が本尊となっている。 寺の所在地の地名綺田(かばた)...
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来迎院

来迎院は京都市東山区泉涌寺山内町にある真言宗泉涌寺派に属する仏教寺院。 山号は明応山。本尊は阿弥陀如来。泉涌寺の塔頭。 寺伝によれば、大同元年(806年)に空海(弘法大師)が唐(中国)で感得した三宝荒神像を安置して来迎院を開創したとされる。...
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善能寺

久し振りの訪問です。 この寺は一説によれば、元は西八条猪熊二階堂町にあった二階観音堂と呼ばれていた寺であったが、弘仁14年(823年)に空海がこの寺に稲荷大明神(荼枳尼天)を祀って寺の名称を善能寺に改めたという。 その後、平城天皇の勅願寺と...
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今熊野観音寺

参道を進むと朱塗りの「鳥居橋」があり、橋の傍に『今熊野観音寺』と刻まれた石柱が立てられているのが見える。 ここから奥が観音寺の境内になっているように思われるが、通常の寺院に見られるような山門がない。 観音寺は泉涌寺の塔頭であり、そのため山門...
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秦氏の氏寺 広隆寺

広隆寺は真言宗系単立。 山号を蜂岡山と称する。 蜂岡寺(はちおかでら)、秦公寺(はたのきみでら)、太秦寺などの別称があり、地名を冠して太秦広隆寺とも呼ばれる。 渡来人系の氏族である秦氏の氏寺であり、平安京遷都以前から存在した、京都最古の寺院...