"名城"

中国

備中松山城 日本一高所にある山城

高梁の街を見下ろす「臥牛山」(標高480m)の尾根沿い、「小松山」(標高430m)の山頂にあるのが「備中松山城」。 臥牛山といわれる小松山の山上にある。 天守閣や二重櫓、一部の土塀が現存していて、これらは国の重要文化財に指定され、日本で現存...
中国

川面に映える漆黒の城 岡山城

戦国時代に、備前西部から美作、備中に勢力を伸ばした宇喜多氏が本拠としたことで近世城郭の基礎が生まれ、その後小早川氏、両池田氏により整備、拡張が行われた。 後楽園と岡山城を結ぶ月見橋からの天守。 この月見橋の架かる旭川は、秀家築城当時に天守の...
住吉大社界隈

古式床しく 卯之葉神事 住吉大社

住吉っさんがこの地に鎮座したのが、神功皇后摂政11年(211)の卯年の卯月の卯日と伝えられていて、毎年卯月の最初の卯日に卯之葉神事が行われています。 卯之葉神事は13時から第一本宮と五所御前で卯の葉を使った玉串を捧げての祭典が行われた後、1...
北陸

南北朝、戦国争乱の城と恋物語 金ヶ崎城址

金ヶ崎城は敦賀市北東部、敦賀湾に突き出した海抜86メートルの小高い丘(金ヶ崎山)に築かれた山城である。 治承・寿永の乱(源平合戦)の時、平通盛が木曾義仲との戦いのためにここに城を築いたのが最初と伝えられる。 ここ金ヶ崎は大きな二つの戦闘の舞...
北陸

加賀百万石の威容 金沢城

金沢平野のほぼ中央を流れる犀川と浅野川とに挟まれた小立野台地の先端に築かれた、戦国時代から江戸時代にかけての梯郭式の平山城である(かつて「尾山」と呼ばれたのもこの地形に因む)。 櫓や門に見られる、白漆喰の壁にせん瓦を施した海鼠(なまこ)壁と...
北陸

謙信も攻めあぐねた山岳に広がる巨城 七尾城

七尾湾が一望できる、石動山系の北端の標高300mほどの尾根上(通称「城山」)にあり、その尾根から枝分かれする行く筋もの大小の尾根にも無数の砦を配置した大規模な山城である。 「七尾」という名は「七つの尾根」(松尾・竹尾・梅尾・菊尾・亀尾・虎尾...
北陸

石瓦が葺かれた、日本最古の現存天守 丸岡城

戦国時代の天正4年(1576年)一向一揆の備えとして織田信長の命により柴田勝家が甥の勝豊に築かせた。 標高約17mの独立丘陵上に立地する平山城で、現存する天守閣としては最古級のもの。 二重三階望楼型独立式という形式で、通し柱はなく、1階が2...