"名城"

北陸

運命の一日 魚津城の戦い

魚津城の戦いの運命の一日って意外と知られていないと思う。 それは、天正10年(1582年)6月3日落城を悟った上杉方の守将13人が自刃して果て、魚津城は落城し織田軍の勝利となった。 ところが、その前日の6月2日には京都の本能寺で織田信長が重...
北陸

松倉城の支城 天神山城

富山県魚津市天神山(別名・松尾山、標高163m)にあった日本の城(山城)。 別名・萩城。 天神山の山頂部からは弥生式土器が出土しているため、2世紀末の倭国大乱に関係する弥生時代の山城跡と考えられている。 魚津へ向かう途中、有磯海サービスエリ...
北陸

加賀藩三代目藩主前田利常の隠居城 小松城

本丸には天守台が築かれ、天守の代用として御三階櫓が築かれた。広大な水堀に浮かぶ姿から浮き城の別名を持つ、難攻不落の実戦を想定した要塞であった。 現在、城域はそれぞれ隣接する小松市役所、芦城公園、石川県立小松高等学校として開発され、遺構の保存...
奈良県

藤の春日大社緑も鮮やかです

東海北陸の20名城の記事の掲載中ですが、季節の話題を挟ませてもらいます。 春日大社の社紋は「下り藤」。 藤は境内随所に古くから自生し、藤原氏ゆかりの藤ということもあり、御巫(みかんこ)の簪又、若宮おん祭の「日の使」の冠にも藤の造花が見られる...
北陸

天下取りへの転換点 金ヶ崎城

南北朝、戦国期を通じ常に天下取りへの転換点となった金ヶ崎城址への訪問記。 金ヶ崎城跡のふもとには、足利氏と新田義貞の戦いで城の陥落とともに捕縛された恒良親王と、新田義顕とともに自害した尊良親王を祀った金崎宮(かねがさきぐう)がある。 城の縄...
兵庫県

童謡の里龍野

春の盛り、日本のうた“赤とんぼ”の作詞者である詩人三木露風の生誕地龍野を訪れた。 前回訪問時の記事「播磨の小京都 龍野城」、龍野城の訪問記です。 姫新線の列車から降り立つと、ホームの柵越しに「赤とんぼ」の像が出迎えてくれます。 市域のほぼ中...
大阪府

長居植物園は春真っ盛り

花たちも春を待っていたのか一斉に自己主張を始めました。 長居植物園は春真っ盛りです。 この時期ハナミズキが存在感を示します。 木の下から仰ぐ、別名、アメリカヤマボウシ。 ハナミズキの名は、ミズキの仲間で花が目立つことに由来する。 花弁のよう...
北陸

福井さくら巡り~越前大野城

1575年(天正3年)、織田信長より越前一向一揆を平定した恩賞として越前国大野郡の内の3万石を与えられた金森長近がその翌年、最初に居城とした戌山城の近くの亀山(大野盆地の小孤峰)に城郭を築いたのが越前大野城の始まりである。 福井から昨日下っ...
北陸

柴田勝家の居城 北ノ庄城

城は足羽川と吉野川(のちの百間堀)が合流した位置に築かれ、堀の一部に足羽川を使用していたと推定されており、天守は7層(一説には9層)構造で、安土城に匹敵する巨城であったと伝えられている。 以前の訪問記がこちらにあります、併せてお読みいただけ...
北陸

桜満開の福井城

今、福井は桜満開、福井城の散策です。 早朝の福井城、登る陽を受けて桜が紅く輝く。 御廊下橋、福井城内に明治初期までかかっていた木橋を現地にほぼ忠実に復元したもの。 総ヒノキの橋は屋根のおかげで色あせることもなく、美しい姿を保っています。 本...
北陸

桜満開 足羽川堤防の散策

今日の東海北陸20名城巡りの宿はホテルフジタ 福井 夕食を済ませ桜満開の足羽川堤防へ出かけた。 福井市が発行するパンフレットや多くの観光ガイドで「日本一の桜並木」と紹介されているが、約600本、全長約2.2kmともに日本一ではない。 一つ一...
東海

桜咲く 郡上八幡城

郡上八幡城は満開の桜の中にあった。 前回の訪問記「司馬遼に「日本で最も美しい山城」と言わしめた 郡上八幡城」を合わせてお読みいただければ理解が深まることと思います。 駐車場から山上を見上げれば、山内一豊夫妻の銅像を通して天守閣が望めるよう、...