歴史を訪ねる旅

九州

対馬藩お船江跡

お船江は江戸時代、対馬藩が久田川の河口に藩船を格納するために構築した船着場の跡。 遊歩道には当時の船の絵があしらわれている。 江戸時代、海に面した各藩はその藩船を格納するお船屋を設けていましたが、現在これほど原形を保存している所は全国に無い...
九州

海幸山幸伝承を伝える和多都美神社

壱岐・対馬の旅、今日は行きから対馬へ渡ります、対馬最初の訪問地は海に建つ鳥居で有名な和多都美神社。 本殿正面の5つの鳥居のうち2つは、海中にそびえ、潮の干満により、その様相を変え、遠く神話の時代を偲ばせる神秘的な雰囲気を漂わせています。 西...
九州

魏志倭人伝「一支国」の世界が蘇る 一支国博物館

中国の歴史書『魏志倭人伝』に「一支国(いきこく)」と記された壱岐。 古代日本を物語る貴重な資料が島内から多数出土しているが、これらを一堂に展示しているのが一支国博物館。 世界的建築家、故黒川紀章氏がデザインを手掛けており、周囲の山並みに沿っ...
九州

壱岐島の最高峰の展望台 岳の辻

標高212.8m。壱岐島で一番高い山。 約20万年前、玄武溶岩流の上に噴出した火砕屑物によって形成された火山砕屑丘で、壱岐の火山活動の最後の姿でもある。 展望台からは壱岐全島と眼下に郷ノ浦の町並み、その背後に原島、長島、大島の渡良三島が見え...
九州

日本神道の発祥の地 月読神社

壱岐最初の訪問地は日本神道の発祥の地といわれる月読神社。 鳥居の先に急な石段の参道が続き、周辺は神秘的な雰囲気。 京都、洛西、松尾大社の横に月読神社、伊勢神宮の内宮に月読宮、また下宮に月夜見神社がある。 壱岐島の月読神社が全国の月読社の元宮...
奈良県

翁舞と樟の巨樹のお社 奈良豆比古神社

奈良豆比古神社(ならつひこじんじゃ)は、奈良きたまちにある神社。 かつては奈良坂春日社と称していた。 春日社とも八幡社とも称する。 当地は、光仁天皇の父の施基親王(春日宮天皇)が病気療養のために隠居していた奈良山春日離宮の地であり、宝亀2年...
奈良県

奈良を気ままに散策

城好きおじさん達のきままな散策記、あまり一般的でない奈良を紹介できるのではと考える。 多聞城跡、般若寺、奈良豆比古神社は別記事とさせていただく。 先ず最初の訪問地は奈良県庁屋上。 県庁屋上広場からは、奈良盆地の景観が一望のもとに眺められる。...
京都府

庭園保存修理工事がほぼ終わった浄瑠璃寺

訪れるたびにガッカリしていたが、平成24年から行われた庭園保存修理工事がほぼ終わったようです。 境内の中心に位置する大きな池は興福寺の恵信(えしん)という僧が掘ったもので、その中央には小島があり、弁才天を祀る祠がある。 池の反対側から本堂を...
京都府

当尾 石仏の里散策

加茂町当尾(とおの)地区は古来、南都仏教の影響を色濃く受け、世俗化した奈良仏教を厭う僧侶が穏遁の地として草庵を結び、念仏に専心したと伝えられています。 やがて草庵が寺院へと姿を変え、塔頭が並び「塔の尾根」ができ、いつしか「当尾」と呼ばれるよ...
大阪府

『みんぱく』で世界を覘く ヒンドゥー教

狭い意味でのヒンドゥー教は、バラモン教から聖典やカースト制度を引き継ぎ、土着の神々や崇拝様式を吸収しながら徐々に形成されてきた多神教である。 ドゥルガー女神 パールヴァティーの化身で戦いの神、水牛に化けた悪魔を倒す美しい神像が有名。 ヒンド...
和歌山県

真田幸村雌伏の地九度山

真田幸村雌伏の地九度山を訪ねた。 講談本の人気とこの時期のドラマの影響で盛り上がっているが、実態としては生活感の一部も感じられるものはない。 弘法大師は槙尾山の弁財天を厚く信仰なさっており、毎月9度槙尾山にお参りに行っておられたとか。 とこ...
京都府

王朝人も歩いた「千代の古道(ふるみち)」を辿る

以前から気になっていた千代の古道(ふるみち)、仁和寺を訪れたついでに足を延ばしその一部を歩いてみた。 平安京ができる前から宇多野・嵯峨野へと通じた古道。都人たちがこの道を通ってお月見に出かけたともいわれ、観月の名勝地、大沢池を眺めながら、い...