歴史を訪ねる旅

京都府

物語は京から宇治へ

物語は京から貴族の別業の地、宇治へと移ります。 展示も物語に合わせて「架け橋」と名付けた空間を通り、宇治十帖の世界へ誘います。 3部の舞台は宇治へと移るため、展示室もまた「宇治の間」へと移ります。 その間を繋ぐ「架け橋」は平安京から宇治への...
京都府

平安京と光源氏

先ず、平安の間を訪れます。 平安の間は、「源氏物語」の主人公光源氏が人生を謳歌した第一部、第二部が紹介される。 物語の空間的な展示や装束、遊び道具、調度品が物語の世界へ誘います 「空蝉」の巻より。 源寺の君は、それならば向かい合って碁を打っ...
京都府

世界遺産 宇治上神社

宇治上神社(うじがみじんじゃ/うじかみじんじゃ)は、式内社で、旧社格は村社。 隣接する宇治神社とは対をなす。 ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の構成資産の1つとして登録されている。 鳥居から奥の参道、緑いっぱいのトンネル、涼風が吹き...
京都府

宇治散策

宇治橋のたもと、ハスの花が咲き、空は青くすみわたり気持ちのいい朝です。 道すがらチロリアンランプを見つけました、かわいい花です。 「アブチロン」(浮釣木(うきつりぼく))は葉の脇から長い花柄を垂れ下がらせて、赤い筒状の萼が目立ち、ランプをぶ...
京都府

宇治橋の守り寺 放生院

604年(推古天皇12年)、聖徳太子の発願で創建されたのが始まりと伝えられている。   1281年(弘安4年)、西大寺の叡尊によって中興された。 叡尊は1286年(弘安9年)に宇治川の中州に十三重石塔を建立し、橋寺で放生会を行ったという。 ...
京都府

日本曹洞宗最初の寺院 興正寺

琴坂の入り口に建つ石門(総門)慶安元年(1648)建立。 興聖寺(こうしょうじ)は京都府宇治市にある曹洞宗の寺院。 日本曹洞宗最初の寺院。 道元が興聖宝林寺を建立したことにはじまる。 断絶のあと、慶安元年(1648年)永井尚政によって再興さ...
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天海の廟所 慈眼堂

慈眼堂(じげんどう)は滋賀県大津市坂本にある天海(慈眼大師)の廟所。 慶長12年(1607年)から比叡山南光坊に住み、織田信長の比叡山焼き討ち後の復興に尽力した天海の廟所。 江戸時代初期の禅宗様を基本とする建物で、堂内には木造慈眼大師坐像(...
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旧逢坂山隧道

旧逢坂山トンネルは、明治13年6月28日に完成した、日本人技術者だけで始めて造ったトンネルである。 全長664.8m、東海道線大津~京都間の旧線大津(現在の膳所)~大谷間にあって、大正10年7月31日まで使用されていた。 担当技師の國澤能長...
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3箇所の蝉丸神社と蝉丸説話

蝉丸神社下社  滋賀県大津市逢坂1丁目15-5  祭神---豊玉姫命(或いは、道反大神-チガヘシ)  合祀---蝉丸 かなり老朽化が進んでいる。 以前の訪問記 琵琶の名手蝉丸 四の宮をすぎると、間もなく逢坂山へかかり、大谷の集落から、滋賀県...
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関寺の牛塔

長安寺の前の名称は関寺。 関寺は、創建年代は不明であるが、逢坂の関の近くにあった大寺院である。 平安時代日本三大仏の一つ関寺大仏は特に有名である。 鎌倉時代時宗宗祖一遍上人が遊行し「おどり念仏」を奉納。 慶長の兵火に羅災の後、寺の名称を長安...
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鶏足寺

鶏足寺への小径、途中の沼沢地。 亀山の茶畑 己高庵より鶏足寺(旧飯福寺)への道。 ここには北国には珍しくお茶畑が広がるが、平安時代からの伝統があるという 鶏足寺は、山岳信仰の霊地であった己高山(こだかみやま、923m)の山中に所在した。 寺...
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石道寺界隈

石道寺(しゃくどうじ)は、滋賀県長浜市にある真言宗豊山派の寺院。 山号は己高山。 作家井上靖が、小説「星と祭」の中で当寺の観音像の姿を村の若い娘に例えたことで知られる。 主人公である会社社長、架山が、前妻との間にできた17歳の娘を琵琶湖で亡...