日本の町並み

古民家

都市住宅の始まりを伝える江戸初期の町家 豊田家住宅

伝統的な都市住宅の先駆けと評価される豪商の住まい。江戸初期に建てられた塗り屋造りの町家は、農家の名残も見せつつ、町家らしい特徴も現れ、力を持ち始めた町衆の心意気が伝わってきます。 その昔,この町の有力な材木商人であったことを物語る、2階正面...
古民家

「八棟造り」と呼ばれる 今西家住宅

戦国時代の構造様式を残す建造物で慶安3年(1650年)に7代目当主今西正盛によって裁判を行うために改築された陣屋であり、住宅で、別名「八つ棟」(やつむね)または「八棟造り」と呼ばれている。 今西家住宅北側の道路の本町筋では、住宅建物だけが北...
古民家

古い街並みが残る「今井町」散策

近世以前の町並みがこれだけまとまって残っている場所は日本では他に無いといわれ、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。 先ず全体を紹介し、後程主要な建物を個別に紹介します。 先ず、今井観光案内の拠点、橿原市立今井まちなみ交流センター「華...
京都府

新緑の醍醐寺 雨中散策

醍醐寺の創建は貞観16年(874年)、空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝が准胝観音並びに如意輪観音を笠取山頂上に迎えて開山、聖宝は同山頂付近を「醍醐山」と名付けた。 木造金剛力士立像(所在西大門) もと本寺南大門にあった仁王像で、長承三年(1...
奈良県

ツツジと黄ショウブと 九品寺の春

九品寺はサンスクリット語で、その意味は布教でいう上品・中品・下品で、人間の品格をあらわしている。 上品の中にも上中下があって中品や下品にもそれぞれ上中下があります。 全部で九つの品があるので九品と名づけられています。 振返れば葛城金剛の山並...
奈良県

高天寺・橋本院

橋本院は真言宗高野山の末寺という。 高天原の台地に築かれた寺院なので、奈良盆地を一望できる。 金剛・葛城の山並みを見ながら葛城古道を進む。 ちょうど田植えの準備で忙しそうだ。 葛城の 高間の草野 早知りて       標刺さましを 今ぞ悔し...
奈良県

高天原の伝承地 高天彦神社

高天の地は金剛山への登山口であるため、葛城修験道の発展とともに文人・俳人が高天を訪れたと伝えるほか、当社は「彦沢権現」とも称されたという。 また神社東側には、神宮寺の高天寺があった。 社名・神名の「高天(たかま)」は一帯の地名でもあり、神話...
奈良県

サクラ草咲く 全国のカモ神社の総本社 高鴨神社

京都の賀茂神社(上賀茂神社・下鴨神社)を始めとする全国のカモ(鴨・賀茂・加茂)神社の総本社と称する。 4月中旬から5月初旬にかけて500種2,200鉢以上の日本サクラソウが咲く。 阿治須岐高日子根命(迦毛之大御神)を主祭神とし、下照比売命・...
兵庫県

神戸トリックアート不思議な領事館

ヨーロッパで「だまし絵」として生まれたトリックアート。 「観る異人館」と「体験型」のビジュアルコミュニケーションが楽しめます。 入り口からして既にトリックの世界。 元パナマ領事の住居で執務室もそのままの洋館です。 また、ダイニング、ベッドル...
兵庫県

屈指の古さの異人館「ベンの家」

忘れもしません3年前初めてプロの写真家のレッスンを受けた場所が北野異人館「ベンの家」でした。 異人館の中でも建築の古さは屈指。塀、壁、窓枠に至るまで、明治35年建築当時のまま残されている。 明治35年(1902年)、神戸の旧居留地に商館とし...
兵庫県

北野町界隈 ジャズとパフォーマンスの街

ゴールデンウィークの休日北野界隈の散策です。 今日は北野坂を中心に行事が行われており、ループバスも渋滞に巻き込まれています。 仕方なく三宮から徒歩、北野遊歩道、石畳の小径と辿ります。 歩道のポールには異人館のデザイン。 香の家オランダ館、ガ...
兵庫県

神戸一望 市役所一号館24階

神戸市役所24階展望ロビーの魅力は、何といっても、地上約100mからの素晴らしい景色を無料で眺められることです。   平日は朝8時15分から夜10時まで、休日は朝10時から夜10時まで開放されており、明るい海と空に彩られた昼間の景色、絶品の...