近畿

奈良県

万葉植物園 フジが見頃です

春日大社の社紋は「下り藤」。 藤は境内随所に古くから自生し、藤原氏ゆかりの藤ということもあり、次第に定紋化されました。 御巫(みかんこ)の簪又、若宮おん祭の「日の使」の冠にも藤の造花が見られます。 とりわけ御本社の「砂ずりの藤」は、名木とし...
兵庫県

南京町の町角アート

南京町(なんきんまち)は、神戸市中央区の元町通と栄町通にまたがる狭いエリアの通称で、正式な地名ではない。 南京町商店街振興組合の登録商標でもあり、中国風の意匠を特徴とするチャイナタウンだ。 修学旅行生たちのたむろする中、中国的なディスプレイ...
兵庫県

神戸ミュージアムロード

ミュージアムロードは、「文化と芸術の薫る、より元気で賑わいのある街」を目指して、2010年に命名された。 美術館の呼び掛けに地域住民が応えた。 美術館を設計した建築家の安藤忠雄さんも賛同し、沿道に植えるコブシ約50本を寄贈。 神戸市立王子動...
兵庫県

西日本最大級!海辺の巨大美術館 兵庫県立美術館

2002年に開館した兵庫県神戸市「HAT神戸」にある美術館。 愛称は「芸術の館」、西日本最大級の美術館。 建築家安藤忠雄により前面の海に接するなぎさ公園と一体化して設計された。 館内は通路が巡らされ、建物そのものを鑑賞の対象とするような空間...
京都府

松尾大社のヤマブキ

季節になると松尾大社境内を横切る一ノ井川のほとりの山吹が、水面に黄金の花を咲かせる。 一ノ井川の両岸のヤマブキと水車、いい取り合わせです。 バラ科の花で英語ではjapanese roseとも書きます。 昔から万葉集などにも多くうたわれる。 ...
京都府

松尾大社神幸祭 おいで

神輿の巡行は平安期に始まったと伝わる。 「松尾七社」の神輿と唐櫃(からびつ)が氏子の町内を練り歩き、五穀(ごこく)豊穣(ほうじょう)などを祈る。 松尾大社では神幸祭を「おいで」と呼び、還幸祭を「おかえり」と呼ぶ。 松尾大社は酒の神様ですが、...
大阪府

『みんぱく』で世界を覘く ヒンドゥー教

狭い意味でのヒンドゥー教は、バラモン教から聖典やカースト制度を引き継ぎ、土着の神々や崇拝様式を吸収しながら徐々に形成されてきた多神教である。 ドゥルガー女神 パールヴァティーの化身で戦いの神、水牛に化けた悪魔を倒す美しい神像が有名。 ヒンド...
和歌山県

真田幸村雌伏の地九度山

真田幸村雌伏の地九度山を訪ねた。 講談本の人気とこの時期のドラマの影響で盛り上がっているが、実態としては生活感の一部も感じられるものはない。 弘法大師は槙尾山の弁財天を厚く信仰なさっており、毎月9度槙尾山にお参りに行っておられたとか。 とこ...
大阪府

長居植物園万葉のみち

万葉集に因んだ植物が植えられている万葉のみち、こちらでも春を迎えています。 ハギ やっと新芽を延ばしているところ、古くから日本人に親しまれ、『万葉集』で最もよく詠まれる花でもある。 秋ハギと牡鹿のペアの歌が多い。 草枕 旅行く人も  行き触...
大阪府

長居植物園は春爛漫

桜も終わりいよいよ春も本格的、長居公園も花が咲き誇り華やいでいる。 ベニバナハナミズキ、特徴は花の色が紅色を帯びること。 桜が終わったころから咲き始め、5月の半ばまで咲いている。 コデマリ、中国原産の落葉低木で、名前は小さな手毬状の花姿に由...
京都府

王朝人も歩いた「千代の古道(ふるみち)」を辿る

以前から気になっていた千代の古道(ふるみち)、仁和寺を訪れたついでに足を延ばしその一部を歩いてみた。 平安京ができる前から宇多野・嵯峨野へと通じた古道。都人たちがこの道を通ってお月見に出かけたともいわれ、観月の名勝地、大沢池を眺めながら、い...
京都府

御室仁和寺 散策

仁和寺は光孝天皇の勅願で仁和2年(886年)に建て始められたが、同天皇は寺の完成を見ずに翌年崩御した。 遺志を引き継いだ宇多天皇によって、仁和4年(888年)に落成し、「西山御願寺」と称されたが、やがて年号をとって仁和寺と号した。 宇多天皇...