四季の花

梅開く侯 早春の石山寺

早春、石山寺は紫式部が梅の花を題材にした多くの作品を残していることで知られる。 春浅く、木々は新芽を蓄えて春を待ちます。 東大門の金剛力士(仁王)像。 西国三十三所観音霊場の第13番札所。 奈良時代後期に、聖武天皇の発願により、良弁によって...
京都府

豪華絢爛 城南宮のしだれ梅

城南宮は白河天皇が鳥羽離宮(城南離宮)を造営してからはその一部となり、代々の天皇や上皇の行幸がしばしばあった。 また後代になると京都御所の裏鬼門を守る神となったことから貴族の方違の宿所となり、方除けや厄除けの神としても信仰されるようになった...
大阪府

没後20年 菜の花忌の準備万端

今年は司馬遼太郎の没後20年にあたる。 御存じの通り彼の命日2月12日は 「菜の花忌」として有名です。 地域の人達、お世話になった人達、ボランティアの人達の協力のもと準備が整っています。 今日はその様子をお伝えしたくて一日歩いてきました。 ...
冬の花

秋冬春が同時進行中 真冬の長居植物園

今年の紅葉は散々だったが異常気象の影響はまだ尾を引いている。 秋冬春が同時進行中の真冬の長居植物園を散策した。 クヌギは赤い紅葉を残し、風に落ち葉が舞っている、寒々とした景色です。 枯野原の中でひときわ目を引くのがセンダンの実。 万葉植物名...
京都府

紅葉2015 嵐山花灯路

久方ぶりに嵐山花灯路を訪れた。 皆さんのコースとは逆に北から回ることに、清凉寺の門前は既に闇の中。 二尊院は夜間拝観は行わず。 二尊院参道。 うたを読みながら参道を辿る。 途中落柿舎に寄る。 松尾芭蕉の弟子、向井去来の別荘として使用されてい...
京都府

紅葉2015 1週間後糺の森の紅葉は健在です

嵐山のライトアップまで時間がある、前回訪れた糺の森のその後を見てみよう。 前回訪れたのは12月8日、その時はまだ紅葉が進行中と見た。 しかしその後2回の雨と強風に見舞われている。 さすがの糺の森もダメージを受けているのでは。 12月8日の訪...
紅葉

紅葉2015 もしかして紅葉絵巻のフィナーレはがんこ二条苑かも

嵐山花灯路を見ようとゆっくり目に出発、とりあえずがんこ二条苑高瀬川源流庭園で腹ごしらえ。 ”おおよそ380年前の慶長16年 角倉了以によってつくられた当庭園はその後、明治の元勲山県有朋の別邸「第二無鄰庵」となり第三代日本銀行総裁川田小一郎の...
京都府

紅葉2015 本当のフィナーレは建仁寺 潮音庭?!

京の紅葉の最終は建仁寺 潮音庭という説もある。 建仁寺(けんにんじ)は、臨済宗建仁寺派大本山の寺院。 山号を東山(とうざん)と号する。 本尊は釈迦如来、開基(創立者)は源頼家、開山は栄西。 また、豊臣秀吉を祀る高台寺や、「八坂の塔」のある法...
京都府

紅葉2015 紅葉絵巻のフィナーレ 下鴨神社糺の森

平安時代より秋景が有名な糺の森(ただすのもり)は、55棟の国指定重要文化財の社殿と併せて世界文化遺産に登録されています。 紅葉は特に瀬見の小川沿い、河合神社の東にある「紅葉橋」が有名。 糺の森は京の紅葉のフィナーレをかざる、12月初旬訪問時...
京都府

紅葉2015 紅葉のアーチが美しい 隠れ紅葉の鹿王院

鹿王院(ろくおういん)は右京区嵯峨北堀町にある臨済宗系の単立寺院山号は覚雄山。本尊は釈迦如来。開基(創立者)は足利義満、開山(初代住持)は春屋妙葩。 山門をくぐると石畳の道に紅葉のアーチが続いており、最初に目に飛び込んでくる、奥に伸びた参道...
京都府

紅葉2015 楓の庭に深紅に染まった散紅葉が美しい高桐院

大徳寺・塔頭である高桐院は知る人ぞ知る紅葉名所。 紅葉に包まれる参道や本堂から見る庭園風景が美しい。 敷き紅葉を愛でるなら例年12月上旬。 庫裡へ向かう長い石畳の参道は、紅葉の頃はカメラマンの被写体として人気。 戦国時代に智将として名を馳せ...
京都府

紅葉2015 平家女達の終の棲家 祇王寺

平清盛の寵愛を受け、のちに仏御前に愛を奪われて捨てられた白拍子の祇王が、母や妹とともに嵯峨の山里で尼僧となり生涯を送ったという悲しい物語りです。 萠え出づるも 枯るるも同じ 野辺の草 いずれか秋に あわではつべき ところがある日、罪の意識と...