名城の旅

名城の旅

多賀城跡(政庁跡)

奈良盆地を本拠地とする大和朝廷が蝦夷を制圧するため、軍事的拠点として蝦夷との境界となっていた松島丘陵の南東部分である塩釜丘陵上に設置した。 創建は724年(神亀元年)、按察使大野東人が築城したとされる。 8世紀初めから10世紀半ばまで存続し...
日本100名城

琉球王朝のシンボル 首里城

日本100名城の一つ。 琉球王朝の王城で、沖縄県内最大規模の城(グスク)であった。 戦前は正殿などが国宝であったが、1945年(昭和20年)の沖縄戦と戦後の琉球大学建設により完全に破壊され、わずかに城壁や建物の基礎などの一部が残っている。 ...
日本100名城

沖縄屈指の名城 今帰仁城

日本100名城の一つ。 今帰仁城(なきじんぐすく、なきじんじょう、別名:北山城(ほくざんじょう、ほくざんぐすく)) 今帰仁城跡の歴史は古く、13世紀までさかのぼるとされています。 堅牢な城壁に囲まれたその城は、標高約100メートルに位置し、...
名城の旅

日本最古のアーチ門が美しい 座喜味城址

2000年11月首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録されている(登録名称は座喜味城跡)。 城内で演劇が行われるなど、広く利用されている。 城跡の高台から西側を望むと残波岬や、晴れた...
名城の旅

標高98mの丘の上に立つ世界遺産 勝連城

城は勝連半島の南の付け根部にある丘陵に位置する。 13世紀-14世紀に茂知附(もちづき)按司(あじ)により築城されたという。 この城の最後の城主が阿麻和利(あまわり)である。 阿麻和利はクーデターを起こしてこの地方の按司となり、琉球の統一を...
日本100名城

悲劇のヒーロー護佐丸 中城城最後の城主

日本100名城の一つ。 中城(なかぐすく)城を築いたのは護佐丸である。 護佐丸というのは、首里の中山王が、琉球を統一するのに非常に貢献した武将であり、築城の名手とも呼ばれていたが、その統一後に、勝連城主であった阿麻和利という、陰謀好きの男の...
名城の旅

琉球最古の城跡 玉城城跡

沖縄訪問の初日最後は琉球最古の城跡といわれる標高180mに築かれた玉城城跡(たまぐすくじょうせき)。 城跡はすでに崩れやすくなっているので、現在は観光客のために木製の階段が備え付けられているが景観は悪くなってしまった。 一の郭には玉城城独特...
九州

断崖絶壁の高石垣 岡城

ここ岡城は別名「臥牛城」ともいわれ、日本三険城の1つに数えられています。 城壁(石垣)の高さ、城全体の大きさから、その防御力の高さが容易に想像できます。 この岡城は、文治元年(1185)、源氏と平家の戦いにおいて、九州における平家滅亡に貢献...
九州

大友宗麟の大分府内城

府内城という名称は、大分市中心部が中世に府内と呼ばれていたことにちなむ。 府内には、古代には豊後国の国衙が置かれ、鎌倉時代から戦国時代にかけては豊後国の守護職・守護大名であった大友氏の拠点であった。 大分川と住吉川に挟まれ、かつて海辺に面し...
中国

秀吉地獄の兵糧攻め 因幡の名城 鳥取城

久松山城ともいう。 中世城郭として成立、戦国時代には織田信長の家臣であった羽柴秀吉と毛利軍との戦いの舞台(中国攻め・鳥取城の兵糧攻め)となる。 江戸時代には鳥取藩池田氏の治下に入り近世城郭に整備された。 現在は天守台、復元城門、石垣、堀、井...
四国

南海の名城、高知城

高知城は大高坂山(標高44.4m)上に築かれた、梯郭式平山城。 山の南を流れる鏡川、北の江の口川をそれぞれ外堀として利用している。 別名、鷹城(たかじょう)。 本丸の建物が完全に残る唯一の城として知られている。 追手門 高知城の表門。 石垣...
四国

蜂須賀氏の居城 徳島城

吉野川河口付近の中洲に位置する標高61メートルの城山に築かれた山城と城山の周囲の平城からなる、連郭式の平山城。 北を助任川、南を寺島川(現在のJR線路)に囲まれ、東には堀を設けた、自然の地形を巧く利用した城だった。 天正十三年(1585)阿...