北陸 前田利長の隠居城 富山城 利長は男子がなかったので、異母弟の利常(利家の四男、初名は利光)を養嗣子として迎え、越中国新川郡富山城に隠居した(隠居領は新川郡22万石)。 幼い利常を後見しつつ富山城を改修、城下町の整備に努めた。 慶長14年(1609年)、富山城が焼失し... 2015.05.16 北陸東海北陸20名城
北陸 運命の一日 魚津城の戦い 魚津城の戦いの運命の一日って意外と知られていないと思う。 それは、天正10年(1582年)6月3日落城を悟った上杉方の守将13人が自刃して果て、魚津城は落城し織田軍の勝利となった。 ところが、その前日の6月2日には京都の本能寺で織田信長が重... 2015.05.15 北陸東海北陸20名城
北陸 松倉城の支城 天神山城 富山県魚津市天神山(別名・松尾山、標高163m)にあった日本の城(山城)。 別名・萩城。 天神山の山頂部からは弥生式土器が出土しているため、2世紀末の倭国大乱に関係する弥生時代の山城跡と考えられている。 魚津へ向かう途中、有磯海サービスエリ... 2015.05.14 北陸東海北陸20名城
北陸 加賀藩三代目藩主前田利常の隠居城 小松城 本丸には天守台が築かれ、天守の代用として御三階櫓が築かれた。広大な水堀に浮かぶ姿から浮き城の別名を持つ、難攻不落の実戦を想定した要塞であった。 現在、城域はそれぞれ隣接する小松市役所、芦城公園、石川県立小松高等学校として開発され、遺構の保存... 2015.05.11 北陸朝日・夕日東海北陸20名城
北陸 天下取りへの転換点 金ヶ崎城 南北朝、戦国期を通じ常に天下取りへの転換点となった金ヶ崎城址への訪問記。 金ヶ崎城跡のふもとには、足利氏と新田義貞の戦いで城の陥落とともに捕縛された恒良親王と、新田義顕とともに自害した尊良親王を祀った金崎宮(かねがさきぐう)がある。 城の縄... 2015.05.07 北陸東海北陸20名城
北陸 福井さくら巡り~越前大野城 1575年(天正3年)、織田信長より越前一向一揆を平定した恩賞として越前国大野郡の内の3万石を与えられた金森長近がその翌年、最初に居城とした戌山城の近くの亀山(大野盆地の小孤峰)に城郭を築いたのが越前大野城の始まりである。 福井から昨日下っ... 2015.04.22 北陸東海北陸20名城桜
北陸 柴田勝家の居城 北ノ庄城 城は足羽川と吉野川(のちの百間堀)が合流した位置に築かれ、堀の一部に足羽川を使用していたと推定されており、天守は7層(一説には9層)構造で、安土城に匹敵する巨城であったと伝えられている。 以前の訪問記がこちらにあります、併せてお読みいただけ... 2015.04.20 北陸東海北陸20名城
北陸 桜満開の福井城 今、福井は桜満開、福井城の散策です。 早朝の福井城、登る陽を受けて桜が紅く輝く。 御廊下橋、福井城内に明治初期までかかっていた木橋を現地にほぼ忠実に復元したもの。 総ヒノキの橋は屋根のおかげで色あせることもなく、美しい姿を保っています。 本... 2015.04.19 北陸東海北陸20名城桜
東海 桜咲く 郡上八幡城 郡上八幡城は満開の桜の中にあった。 前回の訪問記「司馬遼に「日本で最も美しい山城」と言わしめた 郡上八幡城」を合わせてお読みいただければ理解が深まることと思います。 駐車場から山上を見上げれば、山内一豊夫妻の銅像を通して天守閣が望めるよう、... 2015.04.16 東海東海北陸20名城桜
東海 桜の季節に苗木城を訪問する 少し盛りを過ぎたが桜の時期に苗木城を訪問した。 苗木城の詳細は前回訪問記「巨岩と石垣との壮大な組み合わせ 赤壁城こと苗木城」に詳しく記しましたのでそちらを参照いただければ幸いです。 大手口道は長さ500m、高低差150mあり「四十八曲り道」... 2015.04.15 東海東海北陸20名城桜
東海 三重の三日月掘が見どころ 武田流城郭 小山城 今川氏の没落後、武田氏と徳川氏は大井川を境として、西を徳川氏、東を武田氏と、それぞれ駿河・遠江を領有することとなるが、武田軍は大井川を越えて山崎の砦に入り小山城を築いたという。 駐車場より模擬天守を見上げる。 過去に小山城に天守閣が存在した... 2015.03.10 東海東海北陸20名城
東海 同心円状に堀が巡る珍しい城 田中城 全国でも大変珍しい、同心円の形をした城郭ですが、市街化が著しくてその形状を楽しむことは困難。 史跡田中城下屋敷跡、田中城の南東隅にあり、一色氏やその子孫古沢氏の屋敷跡だとも伝えられています。 しかし、江戸時代後期には城主の下屋敷(別荘)が置... 2015.03.09 東海東海北陸20名城