天空の城 竹田城址

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天空の城をカメラにおさめたいと常々考えているが、まず手始めにツアーに便乗して竹田城跡を取り巻く雰囲気を確かめるべく竹田を訪れた。

大型バスの入れる限界の「山城の郷」でタクシーに分乗、第一駐車場の竹田城山門と書かれた入口から大手門へ向かう。

本来タクシーで大手門まで行ける予定だったが、車道で車両事故が発生したとのことで、規制されタクシーが入れなくなったため、約15分の徒歩移動。
赤いジャンバーの方がガイドさん。

竹田城址の縄張り図
縄張りが虎が臥せているように見えることから、別名虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)。

また城下から遥か高く見上げる山の頂に位置し、しばしば円山川の川霧により霞むことから、天空の城の異名をもつ。

大手門で説明を聞くメンバー
廃城から約400年を経ているが、石垣がほぼそのままの状態で残っており、現存する山城として日本屈指の規模となっている。
面積は18,473㎡にも及ぶ。

安土城、姫路城と同じ穴太(あのう)積みによる石垣の見事さ。

大手正面櫓台石垣の穴太積み構築法(上の写真の説明図)

竹田城は山名宗全がこの地に城を築くよう命じ、羽柴秀長が新しく曲輪を行い、その後赤松広秀が文禄のころより豊臣秀吉の支援を受けながら、壮大な城へ仕上げたものと考えられている。
安土城のような大規模な石垣構造をもち、虎口は枡形を有する。

三の丸から二の丸へ向かう参加者。

二の丸から本丸へ向かう参加者。

竹田城への天守台は登り口、石段や穴蔵が無い。天守脇にある付櫓かもしくは本丸にあった建物と連結して、その内部から階段等によって天守に登ったと思われている。

本丸天守台下から南千畳をのぞむ。
天守台より南千畳を望む風景が代表的撮影アングル。

本丸から花屋敷を見下ろす。

天守台から下り本丸から右方向にある石段を下り、平殿を抜けて、南二の丸(講武所)へと進みます。

素晴らしいのは樹木の少ない恩恵で全縄張りが一目で見渡せることです。

本丸への入り口階段(かなり急勾配です)。右手が天守台。

竹田城は本丸を中心に南北に両翼を広げたような縄張りです。
こちらは本丸から見る北千畳方面。

南千畳から北千畳、本丸方面を望む。

三の丸からの眺望/竹田駅周辺が寺町、城下町にあたる。

東にある山の立雲峡に登れば、虎臥山が麓から頂上までその全体が望める。
立雲峡は桜の名所であり、雲海シーズンになれば、雲海に浮かぶ竹田城をまるで海に浮かぶ船のようなアングルが得られる撮影ポイント。

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竹田城址へのアクセス、行き方歩き方

車利用 播但連絡道路和田山JCT-加都交差点右折-駐車場から徒歩約15分

列車利用
(1)JR播但線竹田駅から駐車場までタクシーで約10分
(2)駅裏登山道(場所はJR竹田駅裏の法樹寺横からの登山道で距離は約700メートル)を利用し、徒歩で約30分

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