「イケフェス大阪」アジア太平洋トレードセンター


「イケフェス大阪」に参加、今日はアジア太平洋トレードセンターの見学だ。

「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」=通称「イケフェス大阪」は、毎年秋に大阪の歴史的建築物を無料で一斉に公開する日本最大級の建築イベント。

大阪の街の魅力を再認識してもらおうと始まったもので、ことしで10年目を迎えた。
過去最大規模となる173件の建築物を見ることができる。

遊戯的な機械のような色彩豊かなデザインは、ウォーターフロント開発がブームだった当時の世界水準。

開業は1994年 。

南港エリア開発の目玉の一つとして建設された。
親水空間にも力が注がれており、海側から見る全貌は圧巻だ。

冬至は斬新なアナトリウムにびっくりしたものだ。

施設全体が保税地域(総合保税地域)の許可を受けていることから、国内外の大小の卸売業者や貿易業者、専門商社などの企業が入居し、関税を払うことなく世界各国から商品を輸入し、加工・展示・催事・輸入取り扱いの商談・販売などができる拠点となることが期待されていた。

しかし、高い賃料や大阪都心からの交通の不便さなどにより、入居企業が相次いで撤退したため、資金繰りが悪化し、経営破綻した。

保税地域としての機能はほとんど使われないまま、既に許可を失効している。

大阪経済衰退の主因は, 大規模工場の新増設を厳重に制限する工場等制限法であった。

大 阪圏は慢性的な過少投資で製造業労働生産性が 1990 年代から低下しつづける一方, 製造 業からサービス業主体の経済への転換では東京圏に後れを取った。

エンジニア選手権 The Championship of Robotics Engineers(CoRE)が行われていました。
会場は熱気に包まれています。

南港地区がイマイチパットしない中で比較的健闘している方か。

最後の“負の遺産”とも言われる「なにわの海の時空館」も3回目公募に2社応募があったとか。
何とか良い結果を生むとよいのだが。
このまま朽ち果てるのか
2000年7月に大阪市住之江区の南港・咲洲海洋博物館として開館した「なにわの海の … 続きを読む →

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「イケフェス大阪」森ノ宮医療大学 南棟キャナルポート 


「イケフェス大阪」に参加、今日は森ノ宮医療学園の見学だ。

「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」=通称「イケフェス大阪」は、毎年秋に大阪の歴史的建築物を無料で一斉に公開する日本最大級の建築イベント。

大阪の街の魅力を再認識してもらおうと始まったもので、ことしで10年目を迎えた。
過去最大規模となる173件の建築物を見ることができる。

平成19年(2007年)開学の比較的新しい学校だ。

明快な凹凸の白い幾何学形は、太陽の光を受けて陰影を増し、ところどころに施された鮮やかな色彩が目を引く。

大学祭「森ノ港祭」が盛大に行われており、「イケフェス大阪」そっちのけの感。

確かに斬新な幾何学模様と鮮やかな色彩は目を引くが再高騰はイマイチ単調だ。

近畿大学アカデミックシアターを見た後ではかなり見劣りがする。
イケフェス大阪への取り組み方もいまいち。

新校舎建築が進んでいるので今後に期待したい。

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「イケフェス大阪」船場ビルディング


「イケフェス大阪」に参加、今日は船場ビルディングの見学だ。

「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」=通称「イケフェス大阪」は、毎年秋に大阪の歴史的建築物を無料で一斉に公開する日本最大級の建築イベント。

大阪の街の魅力を再認識してもらおうと始まったもので、ことしで10年目を迎えた。
過去最大規模となる173件の建築物を見ることができる。

1925年に竣工された登録有形文財
外観は、シンプルなアールデコスタイルで
大正ロマンの面影が残る

openの30分前に到着したが数人並んでいた、見学開始時には50人程度に膨れ上がっていた。

内部中央に細長いパティオ風の中庭が広がる。

竣工当時の大正14年(1925)には、大変にユニークで革新的なビルとして注目を集めた。

細長いパティオ風の中庭は、問屋街として発展した船場という土地柄に合わせて、トラックや荷馬車などを引き込むのに便利な機能性を重んじた設計だったという。

木レンガが敷き詰められたパティオが特徴のようだが残念ながら木レンガ部分は工事中でシートが張られていた。

施工:竹中工務店。

空を仰ぐ回廊が2階から4階まで続き開放感にあふれる空間となっている。

現在では入居率も好調な船場ビルディングだが、20年ほど前までは中庭に荷物や自転車が置かれ自販機が並ぶ雑然とした状態だったという。

バブル崩壊後には空室も目立ち、ゆくゆくは取り壊されようとしていたこのビルを、当時4階に入居していたE.M.I Projectの環境デザイナー、二見恵美子氏の働きかけにより改装。

通り沿い店舗のテントやドア、回廊に面した部屋の看板などの統一を図り、中庭には植栽やベンチを配置、屋上緑化も施した。

二見氏の取り組みにより船場ビルディングは竣工当時のモダンさを取り戻すだけではなく、中庭に緩やかに注ぐ光や風を感じられる豊かな空間へと生まれ変わった。

現在では建築・デザイン事務所やギャラリーなど多彩なテナントが入居して、ビルの魅力に色を添えている。

ステンドグラス

ビルを建てたのは化粧品会社「桃谷順天館」を創業した桃谷政次郎。

建築当初、1階は地下にも部屋のあるメゾネット型の住宅、2階以上が事務所として貸されていた。。

当時は繊維産業の隆盛期で、船場はその中心地。

中に布地を積んだ馬車や荷車がそのまま入れるようにスロープを設けたようだ。

四季折々の緑に満ちた屋上庭園は、入室者の憩いの場でもある。




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「イケフェス大阪」芝川ビル


「イケフェス大阪」に参加、今日は芝川ビルの見学だ。

「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」=通称「イケフェス大阪」は、毎年秋に大阪の歴史的建築物を無料で一斉に公開する日本最大級の建築イベント。

大阪の街の魅力を再認識してもらおうと始まったもので、ことしで10年目を迎えた。
過去最大規模となる173件の建築物を見ることができる。

折からの浅日を受けて鈍く輝いている。

芝川ビルは1927年7月1日竣工。

現在の伏見町で唐物商(欧米品の輸入業)を営んでいた家に生まれた芝川又四郎によって建てられた。

カフェや雑貨店など、さまざまな人気ショップが入居している。

木造家屋をリノベーション、間もなくOPEN予定のイタリアンレストランisolataは工事中だった。

建築当時の材料をそのまま使い丁寧に公示されている。

芝川又四郎さんの趣味か、南米マヤ・インカの装飾を纏っている。

平時は入れない屋上テラスを開放しているというので早速向かう。
階段室はきれいに保たれている。

テラス(屋外)&ポルティコ(半屋外)。

大勢の見学者がそれぞれ思い思いに撮影を楽しんでいる。

夜間には、テラスの屋外大スクリーンで、プロジェクターによる画像や映像を楽しめるようだ。

テナントの入っていない部屋、年代物のガスヒーターもある。

アクセス
地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅11番出口より徒歩すぐ。

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「イケフェス大阪」近畿大学アカデミックシアター


「イケフェス大阪」に参加、今日は近畿大学アカデミックシアターの見学だ。

「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」=通称「イケフェス大阪」は、毎年秋に大阪の歴史的建築物を無料で一斉に公開する日本最大級の建築イベント。

大阪の街の魅力を再認識してもらおうと始まったもので、ことしで10年目を迎えた。
過去最大規模となる173件の建築物を見ることができる。

近畿大学東大阪キャンパスの西門向かっている。
大学への通りはかなりごちゃごちゃした感じだ。

西門で待っていると数名の職員が現れ見学の開始。

近畿大学が2017年に設立した実学教育のハブとなる施設「アカデミックシアター」。
日本語で「知の劇場」と訳されるこの施設のミッションは、学生、企業、地域が交わり、新しい実学を実践すること。ロフトワークは2018年から、パートナーとして、施設の目的実現に向けて、リアルの場のデザインとオンラインコミュニケーションの両面から、仕組みのデザインや情報設計を支援しています。

第1弾として実施したのが、「ACT EX」という、学生たちがプロジェクトを自走させるための仕組み作り。
ACT EXのWebサイトは閲覧数がリニューアル前の10倍に上昇。
学生たちが実学を実践するためのプラットフォームとして育っています。

第2弾となる今回は、それまで別々に作られていたWebサイトをひとつに集約・リニューアルするとともに、「近大INDEX」という、書籍検索サイトのあり方を情報設計から見直しました。

施設の目的に立ち返ることで、機能拡充ではなく、実際の施設と連動した情報設計を行うとともに、回遊性の向上と、運用負荷の軽減を実現しました。

アカデミックシアターの主な施設のひとつにビブリオシアターと名付けられた図書館があります。
「近大INDEX」という、近大独自の分類法によって7万冊の書籍がタイトリング・選書されています。

リニューアル前の近大INDEXには、偶発的な出会いをデザインするための仕掛けとして、AIが本を推薦してくれるコンテンツがありましたが、アプリ内で完結してしまい、学生たちもビブリオシアターに足を運んでくれないという悩みがありました。

そこで、検索の機能を高めることで、効果を上げたいという相談をいただきました。

リサーチや対話の中でロフトワークが提案したことは、「近大が目的としている“本との偶然の出会い”は検索ではなく、実際に図書館に学生を行かせることで実現するのではないか?」ということでした。

なぜなら、検索をするためにはすでに目的があるはずで、本との偶然の出会いとは矛盾してしまうからです。

また、Webサイトだけで機能を完結させてしまうと、合理的ですが、偶然に本と出会うということが起きにくくなってしまいます。


そこで、近大INDEXの1番の目的を「学生を本棚の前に行かせる」に置き、学生たちにとって何かしらピンとくる言葉が目につくようにすることが最も必要な要素だということを明らかにしました。

本棚にユニークな表現で本の書評が書いてありました、こういうのを見せられると俄然興味がわくのだ。

私も自宅にこ帰ってこの本を買いました。


ACTは、プロジェクト活動の拠点となるスペースです。

プロジェクト進行に関わる打合せや、プロジェクトが主催するイベント開催で利用できます。

また、ビブリオシアター内に点在しており、様々な情報にアクセスしやすいように設計されています。

開放感のあるガラス張りのスペースになっており、42の部屋があります。ここを普段の活動拠点として利用しながら、学内外の垣根を越えた多領域の掛け合わせによる活動が行われています。

5号館 外観

従来の十進分類法に基づく図書分類ではなく、近大独自の図書分類「近大INDEX」を導入した図書館スペース「ビブリオシアター」と、社会の諸問題を解決に導くためのプロジェクト空間として使われる、42のガラス張りの小部屋「ACT(アクト)」から構成されています。

3F・4F・5F

3F:収容人数は約 50人規模が 3室(個人机)、約 100人規模が 1室(3人掛机)です。

4F:収容人数は約 100人規模が 3室(3人掛机)です。

5F:収容人数は約 150人規模が 2室(3人掛机)です。アクティブラーニングを想定した稼働机を採用しています。

空調のコントロール部、ECOランプにより心地よい環境を取り込むことができます。

3F THE LOUNGE

特別感のあるフロア・メニュー・価格帯で 1、2階とは差別化された空間です。

教職員や学外からのお客様が寛げ、新たな実学の方向性が環境・サービスの両面で体感出来る空間を提供します。

近大のキャンパス全体で行われている空気清浄循環システム、ガイドツァー中何度も出てきたが結局良く分からなかった。
このコルク栓のような木片が至る所に使われているのだがどういう作用をするのか良く分からなかった。

ここでも天井に使われている。

至る所に植えられている木、植物もエアーコンディショニングの重要な要素になっている。

この地面にも水たまりがあり、エアーコンディショニングの重要な要素になっている。


巨大な壁に木片が使用されており、下部は水面だ。

この頭上にも木片が・・・

この石垣と水路がエアーコンディショニングの重要な要素になっている。

敷地全体でこのような仕組みが使われており、かなり大掛かりな仕組みだ。

この仕組みだけはどうしても理解できなかった、許されるなら次回も参加してもう一度確かめたい。

様々な工作器具やデジタル機器が導入されているスペースです。

専門のテクニカルスタッフによるサポートがあるため、モノづくりが苦手な方でも、アイデアをその場でカタチにすることが可能です。

座席数は 1F は約 100席、2F は約 150席です。 映画館や新幹線のような座席予約システムを導入し、パソコン及びスマートフォン(UNIPA)からいつでも予約できます。
1Fは女性専用自習室です。

映画館や新幹線のような座席予約システムを導入し、パソコン及びスマートフォン(UNIPA)からいつでも予約できます。
1Fは女性専用自習室です。

KISS LABO

美容・健康をテーマに生活の質を高めることをサポートする新しい提案を行っていくことを目的とし,UHA味覚糖と共同でKISS LABOを立ち上げた。

今回は,企業×地方自治体(漁協)連携やアクト間連携についても活動を開始し,多次元的な近大独自のプロジェクトを発信し始めている。

資源の有効活用,地域振興,無賃労働の解消などSDGsを見据えた商品開発に取り組むことで,産業全般の成り立ちに加えて社会の仕組みや国際的な取り組みの重要性を理解できる機会にしたいと考えている。

具体的な実績が展示されている。

近大マグロはあまりにも有名。

酸素が豊富な美しい海に作られた直径30メートルの生け簀で、のびのびと育てられています。

「近大マグロ」は、2002年の成功から世界最先端と言われる日本の養殖技術を駆使し、進化を遂げてきました。

現在は、脂乗りや香りが良く、天然物に匹敵する安定した品質の完全養殖クロマグロが生産されています。

グランフロント大阪北館6F
近畿大学水産研究所 グランフロント大阪店があります。

広い敷地を縦横に歩き、疲れてしまった。

本来、まだ訪問予定があったのだが完全にダウン、そそくさと引き揚げた。

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「イケフェス大阪」 日本銀行大阪支店旧館


「イケフェス大阪」に参加、今日は日銀大阪支店の見学だ。

「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」=通称「イケフェス大阪」は、毎年秋に大阪の歴史的建築物を無料で一斉に公開する日本最大級の建築イベント。

大阪の街の魅力を再認識してもらおうと始まったもので、ことしで10年目を迎えた。
過去最大規模となる173件の建築物を見ることができる。

本館の保存活用

戦後の業務拡大により、昭和40年代には拡張された敷地内に本館と金庫館を含め20棟の建物が立つ状況だった。

本館の業務機能を活かして保存活用するための対応として、昭和57年(1982)に外壁の石積みをすべて残したまま内側のレンガ積み壁を撤去して新たな鉄筋コンクリート壁置き換える改修工事を行った。
外壁石とドーム屋根の保存による外観保存の他に、二階の貴賓室と階段室を新築時のすがたで復元保存した。

上の写真を見ると保存の旧館と新館が良く分かる。


抽選があり運よく当たった、土佐堀川側の出入り口に来いというメールが届いた。

スタッフの女性がいて案内してくれた。
金属探知機による厳重な持ち物検査を受けて座学教室に入る。
まずは日銀の役割と機能について学んだ。

日銀の機能と役割
■銀行券の発行
■物価の安定
■金融システムの安定
■国庫金(税金)や国債の管理

他にも発券銀行(お札の管理)、銀行の銀行(銀行間決済管理)、政府の銀行(国庫金管理)なんて言い方もされるね。つまり、おカネと経済そのものの管理を行うのが日本銀行の役目なんだ。

そして、こと大阪支店は(他の支店と同様に)地域経済の発展のために多くの情報を収集し、分析・提供している。ちなみに全国32支店が活動している。

いよいよ旧館に移動する。

二階の廊下からは新旧の建物に挟まれた楠と銀杏の巨木が見て取れる(撮影不可)。
かつて立ち並んでいた蔵屋敷と神社に生えていたものだ。

日銀大阪支店は、1882年に今橋(現:大阪倶楽部)に設立。
その後、大川町(現:三井住友銀行本店営業部)、更には現在の中之島へと移転している。

バルコニーからの撮影が許可されたが、狭い範囲で構図の自由などあったものではない。

旧店舗ロビー(明治40年頃)

吹き抜けのかつての正面玄関ホール。

日本銀行大阪支店は、1882年(明治15年)12月、本店開設後2か月余りで開設。

現在の場所(元島原藩蔵屋敷跡)に移転したのは、1903年(明治36年)。

五代友厚の別邸であったところである。
青緑色のドームをもつ石造3階建の部分は、本館の建て替えにあたっても残された。

建物は、旧館と新館とがあり、旧館は、ルネッサンス様式を採り入れたネオ・バロック様式(ベルギー国立銀行がモデル)で、辰野金吾博士が設計。

新館は、昭和50年に起工、昭和55年に竣工。

木材はすべてチーク。なので経年劣化が見られない。

華燭台のようだ。

来賓をもてなすために花瓶を置いたんだろう。

40億円十束封。
もちろん記念撮影用のダミー。

重さは何と約400㎏。
しかし、キャッシュレスの時代にこんな大量の現金がまだ必要なんだね。

大口取引用に地下金庫に厳重に保管されている。

最後に来年2024年上期に導入される新しいデザインのお札について説明頂いた。
なにぶんお札なので写真は載せないでおこう、これまで以上に複雑かつ成功な偽造防止技術が導入されていた。

特徴① 3Dホログラム
注目すべきは世界初の3Dホログラム。
左端の肖像画(1万円札は澁澤榮一翁)を左右に傾けると、肖像画が左右に動いて見える!

特徴② ユニバーサルデザイン
今までは漢数字がメインだったでしょ?壱万円とか千円とか。
それをアラビア数字で10000円、1000円と巨大に描くんだ。
どことなく欧州のお札に似ている。

特徴③ 深凹版印刷導入
簡単にいえばインクを盛り上げる印刷技術。
こうすることで、額面数字や肖像がザラザラした触感になる。
偽札防止には有効だ。
贋物を作るのに、それだけコストを掛けないといけないしね。

日本銀行大阪支店 旧館が見学できます。
℡)06-6233-2022

所在地:大阪市北区中之島2-1-4
見学時間:毎週火・水・木のみ
(午前)10時~11時
(午後)13時30分~14時30分
定員:最大15名

時間:1時間(座学+見学)
入館料:無料

申込方法:ネットで希望日の90日~14日前までに応募
アクセス:御堂筋線・淀屋橋駅(7番出口)から徒歩2分
当日集合場所:新館北口前

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4年振りです緑地公園


今日は倶楽部の撮影会、4年振りに緑地公園へ。

【 金井良輔「カリアティード1983 3本のねじれた柱」】
ギリシャのラコニアのカリアの町が征服され女たちが苦役に従事した故事から「重荷を支える女」として、女性像による柱をカリアティードと呼ぶ。
そのイメージから、力強く成長しようとする人間の姿を抽象的に表現。

目の前のマンションの入り口、色彩と形がきれいだった。

緑道

緑地公園駅を降りてすぐ、緑のトンネルが出迎えてくれます。
そのまま進むと噴水のある東中央広場に出ます。

ソール・ライタ風に足を少しだけ・・・・

フラメンコ教室がありました、赤が強烈!!
そういえばソール・ライタは赤とか黄の色が好きでした。

道端の石、人面石です、顔がいくつも見えます。

大きな噴水といくつかの彫像で構成された【 福岡道雄「白昼夢」】

通る人々を迎え入れる門。

パンパスグラスが見ごろを迎え、一足早く秋の訪れを告げています。

公園の中央にある時計塔です、鏡面仕上げの美しい塔。

【 松下隆治「仔牛と女」】

この女性いったい何頭身なんだろう。

雀が頭の上に・・・

お待ちかね、「日本民家集落博物館」が木立越しに見えてきました。

噴水のある不思議な建物、コショウ中かな・・・

「日本民家集落博物館」の目の前に・・

水の流れた跡、模様がきれい。

自然は芸術家だ!!

ノウゼンカズラ

中国原産の落葉ツル植物。
幹から気根を出して樹木等に這い登り、夏から秋にかけて橙色を次々と咲かせます。

このノウゼンカズラはさやまで付けています。

河内布施の長屋門(大阪府)国登録有形文化財が博物館の正門として使われています。

旧塩川正十郎氏宅、そうあの塩爺の家の門だったのだ。
塩爺と言っても今の若い人たちにはわかるかな。

古民家を訪ねて・・・・・・4年前に訪れた際の記録です。
今回訪れて色々と変化を感じました。
次回から日本の代表的な民家11棟を巡ります、皆さんもどう変わったか感じ取っていただければ。

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冬季の上高地などいかがですか

明日から閉山というギリギリの上高地を訪れた、9年前のことでした。


中千丈沢の押し出しから大正池を望む。
ゆうべはここから焼岳が見えたのに。
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吹雪の梓川沿いを河童橋まで
吹雪の中を河童橋まで歩くことにする。 中千丈沢の辺りも雪に埋もれる。 焼岳から穂 … 続きを読む →

レトロな今井町町並み散歩 パート2


倶楽部の定例会用に作品用にレタッチをしたものを掲載します。














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金沢も中々いいよ、良く通いました。
幽玄空間 兼六園
今回は兼六園ライトアップ【早春の段】、3月11日(金)~20日(日)の短い期間で … 続きを読む →


霞ヶ池の周囲は映り込みが特にきれいだ。

荘厳空間 金沢城
金沢城ライトアップ冬の段、荘厳な雰囲気の中にうかぶ金沢城。 石川門は金沢城の搦手 … 続きを読む →

参考になった本シルバーエイジの健康読本もどうぞ

レトロな今井町町並み散歩


飛鳥川の流れにかかった蘇武橋を渡ると、現在も江戸時代そのままの情緒と風情を残す町、今井町があります。

飛鳥川のことをかつては蘇武川と言い、その付近には蘇武井、蘇武橋、蘇武田などの地名が残っています。

今井町の東の入り口にある大きな木。

この「蘇武橋のエノキ」は、実は奈良県内で最初に指定された「景観重要樹木」でもあります。
樹齢はなんと400年を超えます。

今井蘇武橋公園として整備された飛鳥川沿いの縦長エリアに蘇武之井が二つ存在しています。

かつて、蘇武井からは良質の水がこんこんと湧き出てき、今井の里の千軒の家々がこの水を毎日汲んでも、またいかなる日照りが続いても、涸れることはなかったという。

今井町にはたくさんの鬼瓦が残されています、鬼瓦の散策も面白いかも。

今井町に現存する最古の鬼瓦(1644年・寛永21年製)です。

歴史を感じるくぐり戸、主たる門扉に付属していて高さが低く頭を下げて通る門戸。

城門や寺や民家の門、防火扉の小さい扉、茶室の躙り口など。

こちらは今井町仕様の蓋。
町並みが描かれている。

河瀬権八郎兵部尉宗綱が石山本願寺の顕如上人から寺号を得て、今井郷に念仏道場を建てたことに始まる。

永禄年間(1558年~1570年)、川井長左衞門正冬と共に周辺に堀と土塁を形成し寺内町の体裁を整え、御坊(今井山)を開いた。

1877年(明治10年)、明治天皇行幸の行在所となった折りに西郷隆盛挙兵(西南戦争)の一報が入ったという逸話があるが、暴発の恐れがあるとの一報が入ったというのが真相のようである。

床屋らしくない佇まいの理髪店がありました。

【床屋】の起源は江戸時代にまでさかのぼります。
この当時、理髪業に従事する今で言う理容師さんのことを【髪結い】と呼んでいました。

床という言葉が性的な意味合いも持つ為か、【床屋】という言葉は差別表現にあたるとしてか、放送禁止用語の一つとなっています。

テレビやラジオなどのマスコミは 【理髪店】【理容院】などと呼んでいるようですが、歴史を辿れば【床屋】という言葉の意味や由来に性的な意味合いは関係ないことがわかります。

なぜ放送禁止・自粛用語になるのか、ちょっと不思議ですよね。 

豊田家は、福井藩の蔵元も務めた木材豪商が1662年(寛文2年)に建築。

建物正面2階の壁の両端に、「丸に木」の字の家紋があることから「西の木屋」と呼ばれてきました。

「西の木屋」の象徴とも言える定紋。
漆喰を盛り上げて木の字を記している。

「駒つなぎ」と呼ぶそうで、低いのが馬、高いのが牛。

「駒つなぎ」は今井町のシンボルでもありマンホールのデザインにもなっている。

16世紀中頃には、四周に環濠・土居を廻し、武装宗教都市がつくられたとみられるが、逐次東方を取り込み、文禄4年(1595)の太閤検地の頃には、ほぼ現状の規模に拡大されていたとみられる。

しかし、天正3年(1575)織田信長の軍門に降り、環濠、土居が埋めたとされているが、17世紀初期頃旧状に基づき復旧されたものが江戸時代を通じて維持された。

今西家住宅を映す今井町西側の環濠。

戦国時代の寺内町が原型となり、全建物数約1500棟弱のうち、約500棟の伝統的建造物があり、全国で最も多い地区となっており、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。

また、国の重要文化財が9件、県指定文化財が3件、市指定文化財が5件あり、2017年(平成29年)4月28日に日本遺産に認定された。

現在も町の大半が江戸時代の姿を残しており、大部分は実際に住居としても使用されているが、中には廃屋同然に放置された建物も存在する。

幕末になると、いろいろな名目で金銀の取立てや重税により町は衰退に向かい、明治維新によって富豪は消滅した。

今日のお昼はこちらの古伊でいただいた。

お昼をいただいてすぐに雨がポツリと、夕方からは降ると予報されていたのでそれなりの覚悟はありましたが少し早すぎます。

本格的な降りにはならずに済みました、一安心。

消火用ホースの収納箱のデザインがいろいろあって面白い・・・
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冬季の上高地などいかがですか

明日から閉山というギリギリの上高地を訪れた、9年前のことでした。


中千丈沢の押し出しから大正池を望む。
ゆうべはここから焼岳が見えたのに。
地吹雪舞う晩秋の大正池界隈
今回は上高地で霧氷を撮影すべく訪れたが・・・・・ 明日から閉山というギリギリの上 … 続きを読む →

吹雪の梓川沿いを河童橋まで
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在原業平隠棲の十輪寺


善峯寺よりの帰りバスで一駅の小塩で降り、業平をしのんだ。
バスは満車であったが誰一人降りる人は無かった。

十輪寺は、大原野の一角に文徳天皇が女御である染殿皇后(藤原明子)に世継が誕生するよう祈願して、嘉祥3年(850年)に伝教大師作の延命地蔵を安置して祀ったのが始まりだとされる。

祈願後、無事に惟仁親王(清和天皇)が誕生したことから勅願所とされた。

その後、寺伝では平安時代初期の歌人で六歌仙のひとりである在原業平が、晩年この寺に隠棲したとされ、境内の裏山には業平が塩焼きの風情を楽しんだとされる塩竈(しおがま)の旧跡がある。

また、それが十輪寺周辺の地名が「小塩(おしお)」となった由来であるともいう。

樹齢800年の大樟樹と「なりひらもみじ」が素晴らしい。

大樟樹は、十輪寺のご神木で、地蔵菩薩の神力で一夜にして大樟樹にしたという伝説がある。

庭園「三方普感の庭(さんぽうふかんのにわ)」 – 寛永3年(1750年)に、右大臣花山院常雅が本堂再建時に作庭したもの。

作庭時期は江戸時代であり、当時は武士が権力を持ち公家は財力に乏しかったことから豪華な庭園を造ることは叶わなかった。

しかし花山院家の公家たちは、小さな空間でも見方を変えることで様々に楽しもうとこの庭を考案したといわれる。

高廊下、茶室、業平御殿の三か所で場所を変えて見ると、見る人に様々な思いを感じさせる癒しの庭である。

それぞれの場所から「立って見る」「座って見る」「寝て見る」と3通りの見方で趣の違いを楽しめることから、その名も三方普感の庭(さんぽうふかんのにわ)と呼ばれる。

「普感」とは仏の遍万している大宇宙を感じることを意味する。

中庭には樹齢約200年の枝垂れ桜、通称「なりひら桜」がらんまんとさきほこる。

画像はポスターを拝借。

鐘楼(京都府指定有形文化財) – 寛文6年(1666年)再建。

不迷梵鐘(まよわずのかね)と呼ばれ、自分で決心がつかず迷っている時にこの鐘を撞くと、決心がつく不思議な鐘とされている。

在原業平供養塔 – 宝篋印塔が境内裏山にあり、「在原業平卿の墓」の石碑が建つ。

恋と歌に生きた業平が50歳を過ぎてこの十輪寺に隠棲したといわれ、境内奥にある「宝篋印塔(ほうきょういんとう)」は業平のお墓と伝えられています。

本堂の屋根は鳳輦(ほうれん)型と言うおみこしの型をした珍しい建物。

墓から少し奥へ進むと業平が、塩焼きの風情を楽しんでいたという旧跡がある。

塩竃 – 在原業平が、難波(現・大阪湾)の海水を運んで塩焼きの風情を楽しんでいたという旧跡。

在原業平の思い人である二条后(藤原高子)が大原野神社に参詣した折に、塩竃で紫の煙を立ち上げ思いを託したと伝わる。

謡曲「かきつばた」には業平が歌舞の神とされていることから、中世以降に業平信仰が生じ、塩竃を清めて煙を上げ、その煙に当たり良縁成就、芸事上達、ぼけ封じ、中風除け等々を願うようになったという。

毎年11月23日に、「塩竃清めの祭」が行われている。

画像はポスターを拝借。

業平伝説とはどのようなものか。

時代は、藤原北家が、実質的権力を掌握しつつある時代である。
藤原高子(842~910)は、藤原北家の娘として、将来は天皇の后となり、次期天皇を生むことが期待されていた女子で、「花や蝶や」とそれはそれは大切に育てられた。

実際、藤原高子では、8歳年下の清和天皇(第56代、850~881、在位858~876)の女御のひとりとなる。
そして、藤原高子と清和天皇の子が、陽成天皇(第57代、869~949、在位876~884)である。

そんな予備知識を踏まえて、藤原高子の色恋スキャンダルの一生を。

859年、清和天皇即位後の最初の大嘗祭において、藤原高子は五節の舞姫をつとめた。

五節の舞は、大嘗祭や新嘗祭に行われ、4~5人の舞姫が踊る。
当時の最大級のエンターテインメントで、見物人がドッと押し寄せる。

このとき、高子は18歳、清和天皇は10歳である。高子は、まだ入内していない、未婚の18歳である。
高子の美貌は抜群であった。

藤原北家のトップは藤原良房(804~872)で、清和天皇の成長を待って、高子を入内(→出産)させようと計画していた。

10歳の少年でも、少しは色気もあるだろう、8歳年上であっても絶世の美女の舞を見せつければ、少年でも関心を持つだろう。
少年が男に成長したら、すぐさま入内、すぐさま出産……そんな絵を描いていた。

しかしながら、藤原高子の五節の舞を見ていたのは、清和天皇だけではない。
大勢の見物客のなかに、在原業平(825~880)がいた。

言うまでもなく、日本史上最高のプレイボーイである。
このとき、業平は35歳である。

そして、在原業平と藤原高子の恋愛ドラマがスタートする。

男は女を、あの手この手で口説き落とす。
藤原北家にしてみれば、「清和天皇の女御予定者」を傷者にされては困る。

女は18歳にして初めて恋の甘美な蜜を知ってしまった。
許されぬ恋ゆえの駆け落ち。

しかし、駆け落ちは一夜だけで追手に追いつかれ、引き裂かれてしまう。

藤原北家は、女を蔵に押し込め、男から防衛する。

男は、蔵に向かって、笛を吹く。
結局、男は京都から追放される。

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アクセス
JR東海道本線で、京都駅より約7分、「向日町駅」で降り、阪急バス66系統で約30分、「小塩」バス停下車すぐ。
バスの本数が少なく注意が必要。

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