汐掛道


住吉大社の表参道は大阪湾を渡ってきた海神たちが通った道で汐掛道と呼ばれる海から続く一直線の道でした。

今日は何の日?

松尾芭蕉が奥の細道に旅立った5月16日(陰暦元禄2年3月27日)にちなみ、日本旅のペンクラブが1988年に制定。
旅の心や旅人とは何かを思索する日です。

この道には芭蕉の句碑があります。
早朝 住吉大社
夜明けの住吉公園。 この橋は、大正初期の大改修(大正7年~8年)に造られ、唯一当 … 続きを読む →

「升買て 分別かはる 月見かな」と刻まれた、俳人・松尾芭蕉の句碑。

芭蕉は元禄7年(1694)9月、大坂で派閥争いをしていた2人の門人を仲裁するために故郷伊賀上野から奈良をすぎ暗峠を越えて来坂した。

13日に、住吉大社の宝の市神事へ参拝し、参道で売られた升を買った。

折から体調が悪かった芭蕉はその夜、招かれていた月見の句会には出席せず宿へ帰った。

その翌日の句席で「升買て……」と詠み、「自分もついつい一合升を買ってしまった。

すると気分が変わって月見より宿に帰って早く寝た方が良いような気がした」と、洒落っ気を利かして、前日の非礼を詫びたという。

その後、芭蕉は発熱下痢を伴い、大坂の花屋仁右衛門方離れ座敷に病臥、10月12日夕方、51歳の生涯を閉じた。

この宝の市を詠んだ句は、住吉公園東入り口に、明治元年(1864)芭蕉170回忌に大阪の俳句結社・浪花月花社が建てたもの。

汐掛道の沿道はきれいな花で飾られています。

今ちょうどルピナスの花が見頃。

松尾芭蕉が奥の細道に旅立った日に思いをはせながら歩きました。

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サギのバトル2


サギのバトルをモノクロ化した。

サギは一羽でいるときは物静かで孤高を感じる。

アオサギは、古代エジプトではもともとフェニックスの由来となる鳥「ベヌウ」とされていて、神のように崇拝されていたようです。

また、ヨーロッパ等では女性の帽子につける羽飾りにアオサギなどのサギの羽が使われていたそうです。

繁殖期になると、森や林などにある巣営場所に、数十~数百組のつがいが集まってきて繁殖行動をします。

これをコロニーといいます。

住之江公園の心字池の中島はサギのコロニーになっています。
アオサギの子育て
住之江公園をいつものように散歩していました。 サギが追っかけっこをしている、最初 … 続きを読む →


夫一妻制なので、毎年同じつがいの相手をみつけて繁殖します。

巣を守るため他のアオサギには警戒を示し、よく追っかけっこをしています。

アオサギの鳴き声はクァー、グエッグエッなどと鳴き、少々不気味な感じです。

獲物の取り合い等で喧嘩をするときは、強めにギャーギャーと鳴く。

餌の取り合いをするときは野生の姿そのもの、奪い合いのバトルを繰り広げます。

住吉公園はアオサギたちの楽園です。

しかし、えさやりオジサンが現れるとそこは戦場と化します。

サギのバトル
先日住吉公園のえさやりオジサンの記事をアップしたがサギたちのバトルの様子がイマイ … 続きを読む →

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サギのバトル


先日住吉公園のえさやりオジサンの記事をアップしたがサギたちのバトルの様子がイマイチ迫力がない。

やはりここはZ6の出番だ。

サギってどこか「孤高」のイメージあるのだけど。

「孤独、孤高、精悍なアオサギ」のヨーロッパ。

「火を吐く妖怪、不気味で憂鬱なアオサギ」の日本。

なぜアオサギのイメージは日本と西欧で全く異なるのか?

もちろん、日本人のアオサギ観はこのようにネガティブなものばかりではない。

紫式部は『源氏物語』でアオサギの佇まいに奥ゆかしさを認めているし、蕪村や子規のようにアオサギの姿や声を肯定的に捉えた俳人、歌人も多い。

蕪村の「夕風や水青鷺の脛を打つ」など、前述の鳥山石燕と同時代の人の句とは思われない清々しさがある。

また、現代になるとアオサギに峻厳さや孤高のイメージを読みとった更科源蔵のような詩人も現れる。

ソロソロ餌やりオジサンの現れる時間、サギたちが移動を始める。

サギたちの登場に俄然いけは騒然となる。

ギャラリーも加わって舞台はそろった。

餌を加えたサギが逃げる、後を追うサギ、まるで戦場だ。

そんなサギたちなどどこ吹く風とばかりに、カモたちは優雅にスイスイ。

あの超然と孤高を保っていたサギは何処へやら我先にとエサを追う。

シャッターの設定はコンティニュアスAF、わずか15分余りのドタバタ、悠然とピントを合わせている暇はない。

アオサギの鳴き声はクァー、グエッグエッなどと鳴きます。

獲物の取り合い等で喧嘩をするときは、強めにギャーギャーと鳴く。

アオサギは、古代エジプトではもともとフェニックスの由来となる鳥「ベヌウ」とされていて、神のように崇拝されていたようです。

また、ヨーロッパ等では女性の帽子につける羽飾りにアオサギなどのサギの羽が使われていたそうです。






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住吉公園春景


間もなく、【啓蟄】 けいちつ:3月6日頃

大地が温まって、冬ごもりから目覚めた虫が、穴をひらいて顔を出す頃。「啓」はひらく、ひと雨ごとに暖かくなり、日差しも春めいて、生き物が再び活動し始めます。

絵画では白砂青松の典型的風景を「住吉模様」と称しました。

日本を代表する景勝地といえば日本三景(松島・天橋立あまのはしだて・宮島)が知られていますが、これは江戸時代以降のこと。

古の「住吉模様」こそが、日本の美しい風景の原型であったのです。

何度も住吉公園には足を運んでいるがこの臼状のものの記憶があまりない。

物語や和歌に見られる住吉の松

日本最古の物語『竹取物語』では、かぐや姫が次のように歌を詠んでいます。

年を経て浪立ちよらぬ住の江の
 まつかひなしと聞くはまことか

燕つばめの子安貝を採るため、落下事故の重傷により衰弱した求婚者を見舞った歌で、住吉の松と貝に掛けて「待つかい甲斐」と詠んでいます。

通路の中央にあるこの松の場所には有名な古松がありました。

早朝 住吉大社
投稿日時: 2021年5月23夜明けの住吉公園。 この橋は、大正初期の大改修(大正7年~8年)に造られ、唯一当 … 続きを読む →

住吉大社界隈 桜は見頃
住吉大社幸寿門の前の枝垂れは美しさで定評。 住吉公園は大勢に花見客でにぎわってい … 続きを読む →


また、『伊勢物語』では住吉の浜が称賛され、在原業平ありわらのなりひらが随伴した住吉行幸(天皇の住吉参詣)の場面では次の歌が詠まれています。

我見ても久しくなりぬ住吉の
 岸の姫松いくよ経ぬらん

この歌を受けて住吉大神が御姿を現して返歌したことが語られる内容です。

この場面は、やがて和歌や文学の世界において神秘化され、住吉の松、岸の姫松といった言葉は特別な存在として認識されるようになりました。

同じく、王朝文学の金字塔『源氏物語』でも、光源氏の住吉詣の場面では、住吉の松のある浜辺が鮮やかに描写されています。

早朝 住吉大社
夜明けの住吉公園。 この橋は、大正初期の大改修(大正7年~8年)に造られ、唯一当 … 続きを読む →

源氏物語 澪標(みおつくし)に描かれた 明石上(あかしのうえ)の悲しい恋もこの地が舞台である。

「ラジオ塔」
昭和初期、ラジオ普及のために建設されました。

この橋は大正初期大改修に造られ、唯一当時のまま残されているもので、心字池の景観上重要な石橋です。

あちこちに梅がほころび微かな香りを放っています。


今年も池の畔にサンシュユが咲きました。

また、公園はアオサギたちの楽園です。

11時半ごろに毎日餌をやる人がいてサギたちが一斉に集まるよと聞くいたので待つことにした。

やがてそれを目当てにサギたちが集まって来ます。

激しいケンカも始まり、池は騒がしくなります。

そんなサギたちなどどこ吹く風とばかりに、カモたちは優雅に藻を食べています。

公園でも特に規制はしていなくて、こういう人が何人か中居るようです。

まさにサギの楽園です。

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立春を過ぎ紅梅白梅が咲き始めています


立春を過ぎ住吉大社の境内の紅梅・白梅が咲き始めました。

寒い日が続く中にも、小さな春を感じることができます。

学問の神様・菅原道真が「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(春な忘れそ)」と詠んだ気持ちがわかりますね。

渡部さとるさんの『旅するカメラ2』の感度分の16を読むと不思議とその値で撮って見たい気持ちになります。

写真を撮ることは光をとらえることですから、順光露出が適正になる設定で固定するとどこに光があたっているのかを見る練習になりますし、普段は認知できない明るさを感じ取れるようになります。

何より、はじめたては丁度いい明るさばかりになってしまい、表現の幅が狭くなりがちですから色がしっかり出てコントラストが高い写真を体験することはとても良い刺激になると思います。

こういう気づきを得られる体験から写真の面白さを知れる、素敵ですね。

青い空と白い雲に露出を合わせるとこのような写真になります。

しかし、現実のカメラは全ての設定がカメラで自動的に行われます。

ファインダーを覗いてちょうどいい明るさばかりに気を取られて本当は青い空がそこにあるのにシロトビした空になってませんか。

表現の幅が狭くなってしまわないよう時々チェックが必要なのではと思っています。

時々は渡部さとるさんがおっしゃるように「ひとつの露出で撮る」ことも必要なのだろうと思います。

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神輿洗い神事

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<2022年は神事のみ執り行われます>大阪の数ある夏祭りのなかでも最後を締め括る「住吉祭」は、大阪中をお祓いする「お清め」の意味があることから、古くから別名で「おはらい」とも呼ばれます。

例年、住吉公園゛行われる神輿洗い神事、今年は太鼓橋の前で行われています。

今回もTTArtisan 35mm F1.4 の試写です。

愈々神事の始まり、神主を先頭に巫女、若衆が入場。

若衆が鳴りカンを手にベーらの掛け声とともに入場。


祓い清めがおこなわれ祭文や祝詞が読まれると、海水で神輿を清めます最初に正面。
右回りで順々に4方向を清めます。

この海水は、大阪住吉漁業協同組合のご協力により当日早朝に「汐汲舟」(しおくみぶね)と呼ばれる舟を出し、大阪湾沖合いの神聖な海水を汲み上げたものです。

その後、巫女さんによる神楽「くまの」の舞があります。

神輿は神事を終えたのち、住吉大社までお還りになります。

若衆に担がれた神輿はベーらの掛け声とともに何度も差し上げ、揺さぶりが行われます、さすがに若衆の息が上がっています。

その後、神輿は再び本殿前に至って、来る住吉祭の渡御まで奉安される。

今更なんでこんな安物のレンズに現をぬかすか・・・・やはりなんだかんだと言っても気分に支配される部分が大きいんだな。

気分はNoct
撮影の帰り先日買ったレンズの試写… 続きを読む →

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日暮れ時 住吉大社


今回もD800に50mmf1.8の組み合わせ。

この時期住吉っさんは4時半に閉門です。

上の写真の右側の古木、かなりの老木で貫禄です。

結城のしだれ梅

太鼓橋脇の紅梅

住吉公園心字池畔の梅

澪標の巻は、光源氏が住吉神社に参詣する場面を描いている。

その際に、源氏のかつての愛人明石の上が、船に乗って沖合に現れる。

源氏はそれを見て、鉢合わせになることを恐れ、引き返す。

この絵では、牛車に乗っている源氏の前に、明石の上を乗せた船を描いている。

巻のなかの最も劇的な部分をイメージ化している。

無形文化財の住吉踊りがかっぽれのルーツといわれています。

住吉大社では毎年6月14日「住吉の御田」として知られる御田植祭りがあり、無形文化財の「住吉踊り」が奉納されます。

江戸の願人坊主(がんにんぼうず)たちがこの踊りのバリエーションを始めたといわれます。

住吉踊りには「御連中」という一座があり、それは広重の浮世絵江戸百景の中にも描かれています。

汐掛道 此の参道は昔住吉大社の神事の馬場として使われていた場所で社前から松原が続き出見の濱に出る名勝の地であった 浜で清められた神輿が通るために汐掛道と称した  古くから白砂青松の歌枕の地として多くの文人墨客が往来した

住の江の 岸に寄る波 よるさへや  夢の通い路 人目よくらむ         古今和歌集 藤原敏行
我見ても 久しくなりぬ 住吉の 岸の姫松 いく代へぬらむ             古今和歌集 詠み人知れず
住之江の 松のねたくや よる浪の よるとはなげく 夢をだに見て             藤原定家
まつかげや 岸による浪 よるばかり しばしぞ涼む 住吉の濱                藤原定家

住吉大社 松苗神事2013
境内に松の苗を植樹し、俳句を披露する神事。 平安時代から住吉大社に伝承されている … 続きを読む →

岸の姫松
住吉の 岸の姫松 人ならば 幾世かへしと 問わましものを (読み人知らず) 古今 … 続きを読む →

住吉の 岸の姫松 人ならば

幾世かへしと 問わましものを

(読み人知らず)

光と影~レンブラント光線
昨日の日暮れ薄明光線が見られた。 「薄明光線」のほか、別名が多数ある。 気象現象 … 続きを読む →

光芒とも呼ぶ。

天使の梯子(てんしのはしご、angel’s ladder)
天使の階段(angel’s stairs, angel’s stairway)
ゴッドレイ(God Ray)
ヤコブの梯子(Jacob’s ladder)
レンブラント光線

きれいな夕焼けです。

住吉の松を象徴するがごとく公園には松が多い。


位置を変えながらいろいろな構図で撮って見た。

中々絵になると思いませんか。

昨日は二十四節気「雨水」の最終日。

この「雨水」の頃から春にかけて降る雨は、「養花雨 (ようかう)」や「催花雨 (さいかう)」と呼ばれ、梅や桜など春の花の開花をうながすと言われています。

日中はストーブもいらなくなり、ちょっと動けば腕まくりをするほどに暖かくなってきた今日この頃。

この頃から草木も芽を出し始め、昔から雨水は農作業の準備を始める目安とされました。

次の二十四節気は、『啓蟄(けいちつ)』です。

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住吉大社 市えびす


日本中におよそ2,300社ほどあると言われる住吉神社の中でも、十日戎が行われるのは関西だけです。

しかも住吉大社のえべっさんは、大阪でも最古で、長い歴史と伝統を誇ります。

市戎大国社例祭は大阪の住吉区の住吉大社で毎年1月9日と1月10日に行われるお祭りであり、大阪最古のえびす祭りであるとされています。

市戎社・大国社にはそれぞれ事大主命(ことしろぬしのみこと)と大国主命(おおくにぬしのみこと)が祀られており、商売繁盛のご利益があるとされています。

そのため、このお祭りでは「福の餅撒き」により商売繁盛や無病息災を祈ったり、願い事の書かれた祈祷木をお焚きあげするなどの行事が行われています。

住吉大社の市戎大国社例祭は、2022年1月9日と10日の2日程で開催されます。

両日とも10時からご祈祷がスタートし、18時で終了する予定です。

例年であれば福の餅撒きや、タイや伊勢海老も並ぶ魚市で賑わう市戎大国社例祭。

楽しみにしている方も多いので、少し残念ではあります。

大阪の住吉大社は凶が多くて有名です。

とある正月番組でも住吉さんに勤める巫女さんが言っておられました。

この「大凶」が出た時って、最幸に運気が上がる時なんです。

これ以上下がりようが無いわけですから。

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日の出 住吉大社


池田屋、熊野街道と住吉街道の四つ辻角にあって、創業は永禄年間、450年以上の歴史を持つ名店。
明治・大正・昭和天皇にも献上していたという、手造りの「住乃江味噌」が名物。

住吉街道の「経路は住吉大社境内西北角地点の紀州街道を起点に、大社境内を地を横断する。

その道筋は大社第一本宮と旧神宮寺境内との境界道路を通る。

東門北側で境内を抜けたあとはそのまま東進、長居公園通りに合流して終わる。」との説明があります。

大社の木々も日毎に秋色に染まってきます。

御田に降り注ぐ朝日。

御田は刈り取りが済んでひっそりとしています。

11月23日は新嘗祭(にいなめさい、にいなめのまつり、しんじょうさい)です。

太鼓橋、朝露を含んでしっとり。

第一本宮からの日の出。

大社では樹木を拝んでいる人をよく見かけます。

巨木信仰・・・・天を衝く高木、途方もない大きさの巨木、人の寿命をはるかに凌駕する古木に神性を見出したことに始まったとある。

今、七五三参りが全国の神社で盛んにおこなわれているが、天和元年11月15日(1681年12月24日)に館林城主である徳川徳松(江戸幕府第5代将軍である徳川綱吉の長男)の健康を祈って始まったとされる説が有力でだ。

現在では全国で盛んに行われているが、江戸期は関東圏における地方風俗であった。

やがてこの儀式は京都、大阪でも行われるようになり、だんだんと全国に広まっていった。


汐掛道、落ち葉に陽光が降り注ぐ、いつ見ても趣がありいい街道だ。

海岸に上陸した海神が通った道で、出見の浜〜住吉高灯籠〜住吉公園〜住友燈籠〜表参道鳥居〜反り橋〜住吉大社本宮と一直線に連なっています。

汐掛道
住吉大社の旧表参道の汐掛道は、海岸に上陸した海神が通った道で、出見の浜〜住吉高灯 … 続きを読む →

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雨の日


4年間使い続けた愛用のカメラを誤って落とし、小破してしまったことが新規カメラの購入の取っ掛かりになった。

これを機に気になっていたミラーレスの購入を思い立つ。

目に留まったのがニコンのZ6、Z6Ⅱが発売され価格が急落、品質面での新機種開発ではなくプロカメラマンも含めて買いの動きが出てきたようだ。

ヨドバシカメラの店頭にはZ6は無く、納期2か月の張り紙。

カードにXQDカード、CFexpressカード採用していることが目にとまる。
ちなみに読み書きスピードは、

SDカード(UHS-I) 90MB/秒
SDカード(UHS-II) 260MB/秒
XQDカード 400MB/秒
CFexpressカード 1500MB/秒
と、抜群のスピードを誇る。

Zレンズの優秀性が目を引く、これは買いだなと直感。

早速ヨドバシのサイトにアクセス、即購入手続き。

しかし、後がいけません。

XQDカードはニコン純正の64GBのものなのですが、パソコンに取り込むためのカードリーダーはニコンからは販売されておりません。

カメラから直接画像を取り込む仕様のようだが、店頭に展示してあるのはソニー製のカードリーダー価格は¥14,300、これは買えないな、アマゾンのサイトで¥ 2,399のSDカード、XQDカード読み取りのものを購入。

Z6のUSB端子のフタを毎回開けたりUSBケーブルの取り回しと煩わしい、カードリーダは必須です。

と、いう次第で雨の日の試写と相なった次第。

流石にフルサイズ、ボケもなかなかいい。

写りもほぼ満足できるものだ。

しかし、誤算はまだ続く。

撮った画像をパソコンに取り込もうとすると、Lightroom6で読めないのだ。

どうもAdobeの小賢しい戦略のようだ。

Lightroom6は“最後の買切り版”でして、現在の最新Lighroomでは月額利用料を払う「Adobe Creative Cloud」シリーズとなってアップデートを繰り返しているのですが…

AdobeがCreative Cloudへの移行を促しているのか、買切り版であるLightroom6のアップデートが止まってしまい、今後販売される最新カメラにはRAWファイルが対応しなくなっております。

ちなみにCapture N-XD、luminar4、Silkypix等では問題なく読み込める。

しかし、Lightroom6の現像ソフトとしての優秀性は捨てられない。

しかたなくAdobeの用意したDNGコンバーターを使わざるを得ない。

RAW、DNGの両方を用意せざるを得ない。

DNG(Digital Negative)とはAdobeによって開発された画像ファイル形式のこと。

カメラによって形式が異なるRAWファイルをDNGに変換することで、メーカー純正ソフト無しでAdobe製品のLightroomやPhotoshopで開くことができる・・・・としているのだが・・。

これから始まる高速化への道のりはメーカーの思惑も絡み多難のようだ。
しかし、ユーザーを置き去りにした戦略などありようがないのだが・・・・

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