六甲高山植物園でしばしの避暑


下界の殺人的な高温に耐えかねて六甲高山植物園を訪れた。

気温は27度くらいか、日陰では涼しい。

そこそこの人出、都市部脱出組か。

まだ紅葉には少し早い。

紅葉の始まっている木もある。

紅葉はまだだし少し中半端な感じ。

涼しいのが取り柄かな。

グループで来ている人たちもそこそこいる、然し、ゆっくり見るでもなくサッサと歩いていく、ウォーキングなのかな。

こもれびの下、気持ちよく歩く。

ヒメヒゴタイ

虫を見つけたら撮る。

名前のわからない花も結構あるな。

アサマフウロ


フジアザミ

マツムシソウ

キンロバイ


サワギキョウ

エンビセンノウ

ソナレマツムシソウ

ミヤギノハギ

休憩所でお昼にした。

キレンゲショウマ


ハマナス

ツルニンジン

キレンゲショウマ

キバナノホトトギス


ヒヨドリバナ


サクラタデ

飛んでいる虫、ばっちり撮れた。

悪魔の爪

トサミズキ

スプリンクラーの放水が光を受けてきれいです。

ショップアルピコラの映像館、展示の趣旨が良く分からなかった。

湿生植物区、あまり目立つものなし。

この辺り、紅葉している木もあるがまだまだこれから。

約4時間、涼しく過ごした。
下界は灼熱地獄、たちまち汗びっしょり。

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冬季の上高地などいかがですか

明日から閉山というギリギリの上高地を訪れた、9年前のことでした。


中千丈沢の押し出しから大正池を望む。
ゆうべはここから焼岳が見えたのに。
地吹雪舞う晩秋の大正池界隈
今回は上高地で霧氷を撮影すべく訪れたが・・・・・ 明日から閉山というギリギリの上 … 続きを読む →

吹雪の梓川沿いを河童橋まで
吹雪の中を河童橋まで歩くことにする。 中千丈沢の辺りも雪に埋もれる。 焼岳から穂 … 続きを読む →

猛暑はまだまだ続きそう


気象庁3か月予報 9月以降も厳しい残暑 “夏バテ”に注意
2023年8月22日 19時35分発表のNHKニュース

全国的に猛烈な暑さが続いていますが、気象庁が発表した長期予報によりますと、9月から11月にかけての3か月間も暖かい空気に覆われやすく、広い範囲で気温が平年より高い傾向が予想されています。

特に9月は、東日本や西日本を中心に猛烈な暑さとなる日もあり、厳しい残暑が続く見込みです。
専門家は、熱中症だけでなく、「夏バテ」にも注意を呼びかけています。

夏場の夏バテ対策も・・・・

画像は昨日(8/22)の一次的集中豪雨。

今朝(8/23)の夜明けの画像。
5時33分の画像です、日の出時刻が5時24分ですので9分ほど過ぎています。
いつもはきれいな朝焼けが見られるのだが・・・・

長期予報は9月も残暑が続くということなので涼しい場所を探そう。

ひとつの候補が六甲高山植物園、六甲山の山頂付近、標高865mに位置する六甲高山植物園は神戸から車で30分の距離にありながら、年平均気温は9℃と北海道南部に相当し、明治時代から避暑地として知られています。

真夏でも気温は神戸の市街地より約5℃低く、園内の木々が立ち並ぶエリアでは30℃を超えることがめったにありません。

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NHK連続テレビ小説「らんまん」で紹介された希少植物「キレンゲショウマ」の花が神戸市灘区の六甲高山植物園で見ごろを迎え、黄色いランプのような長さ約3~4センチの花が六甲の風に揺れている。
8月末ごろまで楽しめそう。

アジサイ科の多年草。四国の石鎚山(愛媛県)や剣山(徳島県)などの薄暗く涼しい木陰に自生する。
東京大植物学科の初代教授、矢田部良吉が発見し、新種の植物として1890年に発表した。
近年はシカなど野生動物の食害で減少し、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

植物学者・牧野富太郎の指導を受けて、1933年に開園した同植物園は、約3000株のキレンゲショウマの人工栽培地として知られる。
担当者は「自生地で数少なくなった貴重な花。
ひとときの涼を感じてほしい」と話している。

キレンゲショウマ

夏の六甲高山植物園2/3
キレンゲショウマはブナ帯の原生林内や、陰湿地の夏でも薄暗く涼しい場所に生える多年草。 … 続きを読む →

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咲くやこの花館 高山植物


レブンコザクラ

礼文島を代表する花。
たくさんの花がゴムマリのように咲き斜面を紫色に染めます。

レンゲショウマ

花が蓮に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)の名がつけられた。

ツクシシャジン

キキョウ科ツリガネニンジン属の耐寒性多年草。
宮崎県と熊本県に分布し、山地の岩場に生えます。

ホタルブクロ

和名「ホタルブクロ」は、子どもが本種の袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来する。

また、「火垂る袋」で提灯の意味から、チョウチンバナの別名もある。

クロユリ

地下にある鱗茎は多数の鱗片からなる。
茎は直立して高さ10-50cmになり、3-5輪生する葉が数段にわたってつく。

花言葉は「恋」「呪い」。

武将の佐々成政にシェイクスピアの『オセロ』に似た、側室の早百合姫の「黒百合伝説」が富山にあり、明治になり金沢出身の作家泉鏡花が『黒百合』という小説を書いている。

チシマルリオダマキ

千島瑠璃苧環(チシマルリオダマキ)はキンポウゲ科オダマキ属の多年草。

千島列島産として山野草愛好家の間に出回っている。
しかし、それを裏づけるような根拠はなく、産地など詳細は不明。

ヒエラキウム

ガーデンではヨーロッパ産の洋種を使いますが、有名な高山植物のミヤマコウゾリナと同じヒエラキウムの仲間。

エーデルワイス

アルプスのエリアに植栽。

歌でおなじみのあの花。
スイス三名花の一つとしても知られています。

エーデルワイスとはドイツ語ですが、「高貴な白」という意味。
日本の高山植物のウスユキソウの仲間。

マルバシャジン

韓国済州島原産のキキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。

アヒナヒナ

ハワイでも、マウイのハレアカラ山頂付近とハワイ島マウナケアだけに見られるそうです。

ハワイの貴重な高山植物で、自生数も減っていて絶滅危惧種に指定されているとのこと。

エパクリス・ロンギフローラ(Epacris longiflora) ツツジ科エパクリス属

オーストラリア東南部の原産で、岬の岩の露頭などの乾燥気味の場所に生育する。
観賞用の花木として植栽される常緑小低木。

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伊吹山の花々


近年、鹿等の食害に加え、観光客の踏み荒らし、外来種の増加によるお花畑の花が減少してしまいました。

数年前から植生保護の強化を図り、少しずつ以前の姿を取り戻しつつあります。

画像をクリックして拡大して見れば、花が復活しつつある様子が見れます。

2013年の訪問記雲上の楽園「伊吹山」
滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山地主峰の標高1,377mの山。 滋賀県最高峰の山 … 続きを読む →


伊吹山は新幹線に乗って大阪方面へ向かうと、米原の手前で右手に見える山です。

山の西側が大きく削れています。

伊吹山で石灰岩を掘っていることを知っている人の中には、あんなに自然破壊をして・・・」と言う人もいます。

でも実は白く山肌が露出しているところは元々あった石灰岩の崩壊地で、掘っているところは上部です。

伊吹山は岐阜県春日村と滋賀県伊吹町の境にあって、豪雪地帯であることや、山頂付近の薬草で有名です。

また岐阜県春日村では石灰岩の崩れたものが、再度固結してできた “さざれ石”でも有名です。

滋賀県の北部に位置する伊吹山(標高1377m)は、日本海側と太平洋側の気候が入り交じる気候で、地質が石灰岩質ということもあり多くの動植物が生息しています。

そのような地理的、地質的、気候的な立地条件から北方系要素の植物、多雪型日本海要素の植物、好石灰岩系の植物が見られ、特殊な立地条件から伊吹(イブキ)の名前を冠した植物名が多いのも特色です。

そんな伊吹山でも近年の地球温暖化やニホンジカの食害、人の登山道以外での踏み荒らし等、複合的な要因で伊吹山独特の植生にも変化が起こっています。

外来種や平地植物が繁殖による在来種の減少や絶滅、交配種の増加などにより、お花畑は以前の面影を無くしつつあります。

地元では、地方自治体や民間のボランティアグループの方々が保全のために啓蒙活動や整備作業を続けられています。

以前に比べ花数や種類が減っているとはいえ、やはり近畿の他の山に比べれば圧倒的に多くの花が咲いています。

伊吹山自体、麓と山頂部では、概ね1200mの標高差があるため、麓から3合目、3合目から5合目、5合目から山頂周辺と咲く花も変化します。

イブキタンポポ

山地の日当たりの良い所に生える多年草。
葉は少なく長さ25~35cm内外、花茎は葉と同じかそれより少し長い。

伊吹山特産種のためイブキの名がついた。
本種は近畿地方から中部地方にかけて分布するセイタカタンポポとエゾタンポポの中間種である。

ボタンネコノメソウは岐阜県以西の本州、脊梁地帯から日本海側に分布する。
山間の渓流沿いや水の滴るような斜面などに生育する。

茎の先端には葉と同じ構造の苞があり、中心に向かって黄色になる。

中心部の花は暗い赤褐色で周辺の苞と強いコントラストを示している。
苞は光を反射する構造になっているのか、暗い渓谷の中でひときわ目立つ花である。

ブナ

日本海側ではしばしばブナが優先し純林を形成するが、太平洋側に降りると純林はあまり見られず、ミズナラなど他樹種との混交林を作る。

ショウジョウスゲ(猩猩菅)

低山から高山の草地に生える多年草。
ショウジョウスゲの名は雌小穂(果穂)が赤褐色をしていることからつけられた。

ショウジョウとは体毛が赤褐色をした類人猿のオランウータンを指す。

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夏も近づく6月 伊吹山へ


古くから神が宿る山として信仰の対象であった。

室町時代後期には織田信長により、山上に野草園が造られたとされている。

岐阜県関ケ原町から東尾根を登って9合目まで至る有料道路で、9合目には500台以上を収容できる駐車場のほか、展望設備や飲食店、売店を営業している。

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明治以降に近代登山の対象となった。

大正には中山再次郎により、関西におけるスキーの山として注目されるようになった。

1964年(昭和39年)に深田久弥により日本百名山に選定されると、百名山ブームもあり全国的に登山対象の山として知名度も高まった。

1965年(昭和40年)に伊吹山ドライブウェイが開通すると、9合目まで容易に上がれるようになり山頂部は観光地化した。

伊吹山の神は「伊吹大明神」とも呼ばれ、『古事記』では「牛のような大きな白猪」、『日本書紀』では「大蛇」とされていた。

『古事記』にはヤマトタケルがこの伊吹大明神と戦って敗れる物語がある。

伊吹山の神に苦しめられて敗れたヤマトタケルは病に冒されて山を下り、居醒の泉(米原市醒井の平成の名水百選の1つに選定されている「居醒の清水」)で少し回復したものの、のちに悪化して亡くなったとする伝説が伝えられている。

梅雨期の醒ヶ井宿
醒井宿は、近江国坂田郡にあった中山道(中山道六十九次)61番目の宿場であり、現在 … 続きを読む →

『古事記』『日本書紀』に、ヤマトタケルノミコトが東国征伐の帰りに、伊吹山の神が白い猪の姿であらわれた。

その猪が氷雨(雹)を吐くと、ヤマトタケルは前後不覚におちいった。

やっとの思いで山をおり、「玉倉部(たまくらべ)の清水」に到って休憩すると、気分が回復してきた。

山頂部にはその日本武尊の石像と、伊吹山の神の白猪の像が設置されている。

登山しやすい山と言われていますが、登山道では、大きい岩が露出していたり、石がゴロゴロしていて歩きづらい箇所もありますので登山に適した靴や服装に心がけてください。

表登山道の三合目西側の「高屋」と呼ばれる場所はヤマトタケルが山の神に出会った場所とされていて、大正時代に石の祠が建立されその中に木造の日本武尊が祀られた。

画像 雪渓が見られます、さすが伊吹。

山頂周辺には高山植物を含む野草群落が花畑として保護されており、夏季には色とりどりのお花畑となる。

しかし、近年、鹿の食害により草花が激減、往時の姿はない。
2013年の訪問記雲上の楽園「伊吹山」
滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山地主峰の標高1,377mの山。 滋賀県最高峰の山 … 続きを読む →

伊吹山ドライブウェイ終点の駐車場からは遊歩道が整備されている。

遊歩道は3本が整備されていて、20分ないし40分程度で山頂に到達できる。

伊吹山山頂より南西を望む。

山頂の伊吹山寺山頂本堂、その左に伊吹山之神「白猪」の像。

山頂には5軒の売店が営業していて、季節によっては一部の店が日中の売店営業だけでなく夜間登山の仮眠所(収容人数350人)として開いている。

山頂部にはその日本武尊の石像が。

伊吹山の西側では滋賀鉱産(株)伊吹鉱山によって石灰岩の採掘が行われています。

2003年3月までは住友大阪セメント(株)伊吹鉱山として、セメント向けを中心に採掘が行われていましたが、現在は骨材、路盤材向けに採掘が行われています。

この石灰岩鉱山の部分は,この付近の地層ができあがって以降の断層運動による破砕が認められ,古くからの崩壊地となっています。

鉱山の初期は崩壊地の下でこの崩壊物だけを採っていました。

現在はこの崩壊地の上部を採掘しており、最終的には急傾斜の破砕を受けた石灰岩や石灰岩の崩壊物を採掘して安定した山腹になる計画です。

緑化も採掘地だけでなく、崩壊地に対しても行われています。

下山は中央登山道を通れば20分ほどで9合目まで。

中央登山道はほとんどが木の階段で歩きやすい。

イヌワシハンター達は、カードレールの外側に入り断崖絶壁の足場の悪いところスレスレに三脚を立てて切り立っている崖の下を飛ぶイヌワシを上から撮るという理想的な撮影が出来るが、足が竦んでしまい尻込みを感じ崖の下が見えるところまではなかなか行けない

(崖から1m位離れる)が、崖スレスレに飛ぶことがあるそうで飛んでも何も見えないことがあると地元の人達が教えてくれた。

湖北野鳥センター
湖北野鳥センターには、「冬の三大スター」のオオワシ、オオヒシクイ(いずれも国の天 … 続きを読む →


伊吹山 バイクツーリング登山。

恋慕観音像様に「恋愛成就のお祈り」。

お花畑をめぐる西遊歩道からの山頂部。

観音様の足元のチェーンには伊吹山ハートロックキーがズラリ!

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秋の 六甲高山植物園


六甲山を登るケーブルカーだが、六甲山最高峰の山頂は3.7kmほど北東にある。

六甲山上駅ではケーブルカーと同じく六甲山観光が運行する六甲山上バスに接続しており、バスと六甲有馬ロープウェーを乗り継いで有馬温泉へ抜けることもできる。

アールデコ調の六甲山上駅の駅舎は創業当時のもので、大切に保存されている。

六甲山上駅のから眺望、前日からの雨が今朝止んで、今は御覧の通りの快晴。

例年であれば紅葉が始まる時期だが、今年は異常気象で前日まで夏日だった。

それでも一部は紅葉が始まっている。

しかし、今日は夏日からいきなり11月の気温となり、時折強風が吹きつけて寒い。

シクラメン・シリシウム

モウセンゴケ・アリキアエ

植物学の第一人者・牧野富太郎博士の指導を受けて1933年6月24日に開園し、1955年に博物館相当施設の指定を受けた。

園は海抜865mに位置するため年平均気温は北海道並の約9°Cである。

この気候を利用して世界の高山植物、寒冷地の植物など約1,500種の植物を栽培している。

ヒダカミセバヤ

ツリガソウかな

アサギリソウ

キクバヤマボクチ

ダイモンジソウが群生している。

湿生植物区(西入口前)
高原の湿地に生える植物を栽培しています。

池には鯉が放流されており、人が近づくとえさを求めてやってくる。

皇室と六甲高山植物園

六甲高山植物園は、その学術性から皇室の訪問(行幸・行啓)をたびたび受けている。

1958年には上皇が皇太子時代に訪れた。

上皇が皇太子時代に訪れた時に、園内に架けられた吊橋には「プリンス・ブリッジ」と名づけられたが、その後老朽化により2回架け替えられた。

2代目からは吊橋ではなくなったが、2代目の橋は木製の装飾により、現在の3代目は装飾のワイヤーにより吊橋の雰囲気を出している。

1971年には今上天皇が立太子前の学習院初等科在学中に訪れた。

1981年には、昭和天皇が神戸ポートアイランド博覧会視察のため、神戸を訪問した際に当園を訪れた。

園内には昭和天皇の行幸記念碑が設置されている。

また、昭和天皇は満開のエンコウソウ群落に特に関心を示した。

昭和天皇の帰京後、宮内庁を通じてエンコウソウの譲渡の要請があり、30株が皇居吹上御苑に献上・移植された。
園内には皇室三代訪問時の記念植樹もある。

過去の訪問記録

春の六甲高山植物園
六甲山上も春です、新緑とオオヤマザクラのコラボがきれい。 ユキモチソウ。 サトイ … 続きを読む →

初夏の高山植物園
ムサシアブミ 地面から立ち上がる第一の葉柄の途中から二番目の葉柄が分岐し、その途 … 続きを読む →

夏の六甲高山植物園1/3
六甲高山植物園では世界や日本の高山帯に咲く約1500種の四季折々の植物に出合える … 続きを読む →

夏の六甲高山植物園2/3
アサギリソウは、北陸地方や東北地方以北の岩場に見られるヨモギの仲間。 全体に白い … 続きを読む →

夏の六甲高山植物園3/3
コウホネ、浅い池によく見かけるが、流れの緩い小川に出現することもある。 根茎が骨 … 続きを読む →

六甲高山植物園に初秋を訪ねる2/3
今上天皇が皇太子時代に訪れた時に、園内に架けられた吊り橋には「プリンス・ブリッジ … 続きを読む →

六甲高山植物園に初秋を訪ねる 1/3
まだまだ日中はうだるような暑さが続いているが、夕方ともなるとどこからともなく虫の … 続きを読む →

六甲高山植物園に初秋を訪ねる3/3
2008年6月に六甲高山植物園はスイスを代表する高山植物園とされるベルン州インタ … 続きを読む →

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高山植物園ではヒマラヤの青いケシがまだまだ見頃です! メコノプシス・ベトニキフォ … 続きを読む →

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高山植物 咲くやこの花館


ペトロルコスメア・フォレスティ

ペトロコスメア・ミノールは雲南の標高900~2100mの石灰岩地にみられます。
花はこの仲間では立派なもので径約2cm。

ペトロコスメア属は雲南、四川を中心に38種類があると、DNA塩基配列のデータで調べられています。

コマクサ

美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育することから「高山植物の女王」と呼ばれている。
和名はその花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来する。

ミヤマオダマキ

北海道~中部地方以北、南千島から朝鮮北部、樺太に分布する高山植物。

シナノナデシコ

山地の河原や荒れ地、礫地などに生育する。高さは20-40cmになる。
茎の断面は四角状で、ふくれた節をもつ。

モミジカラマツ

山地の河原や荒れ地、礫地などに生育する。高さは20-40cmになる。茎の断面は四角状で、ふくれた節をもつ。

チングルマ

バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木の高山植物。

東日本(北海道~中部地方以北)、樺太、アリューシャン列島、カムチャツカ半島に分布する。
高山の雪渓周辺の多湿地に生える。

クロユリ

多年草、地下にある鱗茎は多数の鱗片からなる。
茎は直立して高さ10-50cmになり、3-5輪生する葉が数段にわたってつく。

本州では、東北地方の月山、飯豊山、中部地方に分布し、分布の西限地は白山で、室堂周辺などに大量に群生しているのが見られる。
石川県の「郷土の花」。

武将の佐々成政にシェイクスピアの『オセロ』に似た、側室の早百合姫の「黒百合伝説」が富山にあり、明治になり金沢出身の作家泉鏡花が『黒百合』という小説を書いている。

チシマルリオダマキ

「ミヤマオダマキ(A. flavellata var. pumila)」の近縁種だと思いますが、学名は確定させていません。

また、原産地を千島列島と確定することも難しそうです。
詳細な情報は見あたりません。

エゾグンナイフウロ

外国産のものや園芸品種などはゲラニウム(ゼラニウム)の名称でも呼ばれる。
  
葉は手のひら状に5-7裂し深く切れ込み、裂片はさらに切れ込む。

コウライウスユキソウ

うっすらと淡雪をかぶったような姿からその名のつく、「コウライウスユキソウ」。

雪のように見えるのは、白い毛です。
歌にもなっている、あのエーデルワイスの仲間。

プルサチラ・ベルナリス

プルサチラ・ベルナリスは、ヨーロッパアルプス~シベリアの山地に生えるオキナグサの仲間で、西洋オキナグサに似ますが草丈は小さく15cmほどで、葉はモミジ葉になります。

春先に絹毛に覆われた白い花を咲かせます。
花弁の外側は桃や銀色に色づきます。

和名「春オキナグサ」

ゲラニウム・サンギネウム

ゲラニウム・サンギネウム(Geranium sanguineum)はヨーロッパ、ロシア、トルコ、アルメリア、アゼルバイジャン、グルジア原産の栽培品種。

プルサティラ・ブルガリス

オキナグサの園芸品種。全草が白い和毛に包まれて優しい草姿。

明るく上向きに咲く可愛らしい花は春の暖かさを絵にしたような風情を醸し出し、多くの人から愛されています。

エーデルワイス

キク科の多年草。ヨーロッパの高山や亜高山に生える有名な高山植物。
草丈は 10~20cm,全体が白色の軟毛に包まれている。

セイヨウウスユキソウともいう。

高さ10〜20cm。茎頂に7〜9個の頭花がつき,その基部に包葉が放射状について包葉群全体で花のように見える。

全体に白い軟毛が密生するが,特に包葉で目だつ。

ギンケンソウ

ハワイ諸島の限られた山上にのみ知られる。
銀色のとがった葉をロゼット状に出し、背の高い花穂を伸ばす。

一度咲くと枯れる。

フィテウマ・オルビクラレ

キキョウ科シデシャジン(フィテウマ)属の耐寒性多年草。

クロバナタマシャジンは、一般のタマシャジンよりも色が濃く、つぼみの頃は深みのある濃紺で花が開くと青紫色になります。

花の形状は「タマ」ではありますがまばらで先端のほうが曲がっています。

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秋の高山植物 六甲高山植物園


ヒメイワタデ 真っ赤に紅葉しています。

吾亦紅

コハマギク

舌状花が白色で筒状花が黄色い点や生育する場所が ハマギクと似るが、属が異なりこちらはキク属。
ハマギクよりずっと小型。

アサギリソウ

アサギリソウは、北陸地方や東北地方以北の岩場に見られるヨモギの仲間。

全体に白い毛で覆われ、きらきらと光に反射する銀緑色の葉が美しく、どちらかというと花よりも草姿や風情を楽しむ植物。

不詳

ニッコーキスゲ

ユリ科の多年草でゼンテイカともいい、山地や高山の草原に群生することが多い。
地下茎は短く、根は赤褐色で強く、ところどころに肥大部をもつ。

葉は叢生し、2列に並んでつく。

不詳

リンドウ

不詳

ススキ

ダイモンジソウ

ダイモンジソウは主に山地の日陰がちの湿った岩場や渓谷の岩上に生える多年草。

分布がかなり広いので、変種がいくつもあり、さらに地域差があるのでたいへん変化に富んでいます。

フジアザミ

フジアザミは、キク科アザミ属の多年草。
富士山周辺に多いことから「フジアザミ」と名付けられた。

日本産のアザミの中では最も大きな花を咲かせる種類であり、高さは20–100cm、葉は長さ30–70cmに達する。

茎の先端に付く頭花の大きさは子供の拳ほど(直径5–10cm)と非常に大きい。

小花は細い筒状花で紅紫色をしており、稀に白花の個体も見られる。総苞片は紫色で、先端は鋭く尖っている。

不詳

クリンソウ

クリンソウは、日本原産のサクラソウ科サクラソウ属の多年草。

北海道、本州、四国の山間地の、比較的湿潤な場所に生育し、せせらぎや渓谷の湿地などに時に群生する。
高さ30-90cmほどになり、日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最も大型で。

シクラメン

不詳

シオン

紫苑は、冬に地上部の茎葉が枯れつつも、春になると芽吹いて秋に花を咲かせる宿根草。

宿根アスターと呼ばれる仲間の1つとしても知られており、秋に紫苑の花が咲くことで、本格的な秋の気配が感じられるでしょう。

コスモス

この時期にアジサイを見るとは思いませんでした。

アジサイ

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紅葉シーズン到来 六甲高山植物園

六甲高山植物園は植物学の第一人者・牧野富太郎博士の指導を受けて1933年6月24日に開園し、1955年に博物館相当施設の指定を受けた。

阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道の直営であるが、実際の運営は2003年以降、子会社の阪神総合レジャー(現・六甲山観光)に委託されている。

園は海抜865mに位置するため年平均気温は北海道並の約9°Cである。
この気候を利用して世界の高山植物、寒冷地の植物など約1,500種の植物を栽培している。

山小屋カフェ「エーデルワイス」を見上げる見事な紅葉だ。

山小屋カフェ「エーデルワイス」のすぐ下、シラキの紅葉、陽を透かして見るときれいだ

湿生植物区のあたりの紅葉。

マルスバッカタの実、真っ赤に熟れてサクランボのよう。
カシミール~ブータンに分布する。

ロックガーデンの上あたり、彩がきれいです。

プリンスブリッジと池の周辺。

このプリンスブリッジは今上天皇が皇太子時代の1958年にご訪問されたことを記念したもの。
ただ、今の橋は2代目として造り直されたものなので、当時のものとは違っています。

ショップアルピコラを望む。

今日はここ休憩所でお昼です、ロックガーデンを眺めながら・・・・・

樹林区を眺めながら進む。

湿地植物区から樹林区を眺める。

ドウダンツツジが真っ赤です。

この辺りもツツジがきれい。


カラマツは紅葉が始まったばかり。

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春の六甲高山植物園


六甲山上も春です、新緑とオオヤマザクラのコラボがきれい。

ユキモチソウ。

サトイモ科テンナンショウ属の多年草。
花の中央に雪のように白い餅に見える付属体があることから雪餅草と呼ばれる。

今植物園では「珍奇植物展~ユキモチソウとその仲間たち~」という展示が行われている。

ユキモチソウの仲間、ウラシマソウ、何やら花の中から細長い糸状のものが外へ向かって伸びています。
この様子を浦島太郎の釣り糸に見たてて、ウラシマソウという名がついたそうです。

ショウジョウバカマ。

葉は広い線形でなめらか、根本から多数出てロゼット状に平らに広がる。

花茎はその中から出て高さは10~20cm、先端に横向きに花が付く。
花の色は生育場所によって、淡紅色、紫色、白色と変化に富んでいる。

イワヤツデ。

葉の形が ヤツデに似ているというのが名前の由来。
別名タンチョウソウ(丹頂草)。
これはつぼみが丹頂鶴の頭のように赤いことから。

トガクシショウマ(戸隠升麻)。

長野県の戸隠山で最初に採集されたので、トガクシソウ(戸隠草)の名がある。
また、日本人によって初めて学名がつけられた植物。

2個の茎葉の間から散形状の花序を出し、淡紫色の径約2.5cmになる花が3-5個つく。

オオバキスミレ。

山地や林内、湿った草地に生える多年草。
葉は先端が尖った卵型で、基部はハート型に引っ込んでいる。

縁に波状の鋸歯がある。下の葉は離れて付く。
花の距は非常に短く、また花弁の内側に白い毛がある。

ロードデンドロン・アルボレウム。

ヒマラヤに生育する高さ30mにもなる常緑樹。

ヒマラヤでも人口密度の高い、標高1,000m~2,000mあたりに多く分布し、ネパール王国の国花になっている。

花色は変異が多く、深紅色~淡紅色まで株によって様々。

プリムラ・デンティキュラータ、和名はタマザキサクラソウ。

オオバナノエンレイソウ。

日高や道東地方のエンレイソウは、林のなか一面に大群落を形成する。
見渡すかぎりのエンレイソウ。

白い花が一斉に開くと、小さな踊り子が輪舞しているように見える。

エンレイソウ、ユリ科エンレイソウ属の多年草。別名、タチアオイ。

アカヤシオ、漢字では「赤八染」とも書く。
葉の展開に先立って花を咲かせる。

花径は4~5センチあり、花の色は淡い紅色。

園内に今を盛りと咲き誇っているが見頃を少し過ぎている。

ホストニア・セルレア。

北アメリカの東部~南部に分布する常緑多年草。
   
湿った草原や砂質の土地、岩の傾斜地に生育する。
日本へは昭和後期に園芸植物として渡来し、野生化している。

トサミズキ、四国に分布する落葉性の低木~小高木。
高知(土佐)の蛇紋岩地に野生のものが多く見られるため、この名前があります。

ミズキと名前が付きますが、ミズキ科ではなく、マンサク科の植物。

これは葉の形がミズキ科の樹木と似てところにちなむ。

早春から明るい黄色の花を咲かせ、レンギョウやマンサクと同様、江戸時代から庭木や盆栽、切り花として親しまれてきた。

まだまだ枯れ枝の目立つ園内でひときわ目立つオオヤマザクラ。

リュウキンカ。

茎が直立し、黄金色の花をつけることから立金花と呼称されるようになった。

花言葉は「必ず来る幸福」。
属の学名となっているCalthaはラテン語で「強い匂いのある黄色い花」という意味を持つ。

カタクリ。

古語では「堅香子(かたかご)」と呼ばれていた。

もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ 寺井の上の かたかごの花 

                              大伴家持 巻19ー414

大勢の若い娘たちがやってきて、入り乱れるようにして水を汲んでいる、井戸の傍に咲くかたかごの花の美しいことよ。

今年のカタクリは不作らしい。

ハルリンドウ。

根本からロゼット状の根生葉を地表に広げる。
花冠は長さ2-3cmの漏斗状で、朝、日光を受けると開花し、夕方に閉じる。

シラネアオイ。

和名は、日光白根山に多く、花がタチアオイに似ることからシラネアオイ(白根葵)と名づけられた。

別名で「山芙蓉(やまふよう)」、「春芙蓉(はるふよう)」ともいう。

ミズバショウ。

湿地に自生し発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開く。

これが花に見えるが仏炎苞は葉の変形したもの。

仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序(かじょ)。

名の由来は、葉の形が芭蕉(バショウ)に似ていて水辺に生えることからきている。

ノウルシ。

北海道から九州の河川敷や湿地に生育する高さ30 – 50センチメートルほどの多年草。

和名の由来は、茎葉に傷をつけるとウルシ(漆)に似た白乳液が出ることからきている。有毒植物の一つ。

トキワイカリソウ。

多雪地の山野の林内に生える。高さ30?60cmになる。葉は2回3出複葉。

小葉はかたく、ゆがんだ卵形で先が尾状にのび、基部は深い心形、長さ5?10cm、ふちに刺毛がある。

花は直径3?4cm、白色?紅紫色。花弁は4個、距がある。
萼は花弁状で8個。内側の4個が大きく、外側4個は早落性。花期は~5月。

ニリンソウ。

3-6月に、白い萼片を持つ直径約2 cmの花をつける。

多くは1本の茎から特徴的に2輪ずつ花茎が伸び、和名の由来となっている。まれに1輪や3輪のものもある。

エゾイヌナズナ(蝦夷犬薺)。

【和名の由来】 産地から。

「イヌナズナ」は、ナズナ(ペンペングサ)に似ているが異なっているという意味の「否ナズナ」が訛ってイヌナズナとなった。
別名は花の色から(イヌナズナは黄色)。

ミツバオウレン。

常緑の多年草。根茎は細長く、横に這って繁殖する。

根出葉は3出複葉で、小葉は倒卵形で光沢がありやや厚く、基部の葉柄はほとんど無く、縁には鋭い重鋸歯がある。

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