ミズノ大阪本社


生きた建築ミュージアム訪問6社目はミズノ大阪本社。

1906年に大阪で創業した世界的な総合スポーツ用品メーカー。

特に野球が国民スポーツになるのに果たした役割は絶大だ。

1992年竣工の大阪本社は南港エリア最初の超高層ビル。
隣に新研究開発拠点も完成した。

ミズノ大阪本社は、2022年4月に30周年を迎えました。

現在の場所に移るまでは、大阪は千里・淀屋橋・鷺洲に事業所がありましたが、それらを統合すべく現在の住之江区に建設されました。

当時はまだ現在の最寄り駅であるコスモスクエア駅は存在せず、5km以上離れた弁天町駅からチャーターバスで通勤していた。

朝の時間は特に混むので、出勤時間を9時、9時半、10時の3段階に分けて調整していました。

ミズノスポートロジーギャラリー

大阪南港、ミズノ本社ビルの1・3階に設置された、スポーツ商品を展示するギャラリー。

明治時代から現在までのオリンピックの公式ポスターや、過去100年間のミズノの歩みやスポーツ・オリンピックの歴史、大正後期の野球選手のユニフォームや昭和初期の牛革グラブなど、明治39年(1906)の創業以来、日本のスポーツ界を支えてきたトップメーカーのスポーツ用品がズラリと並ぶ。

また、2012年にリニューアルオープンし、プロ野球コーナーやアスリーツ・ロードコーナーを設置。

展示だけでなく、実際にミズノ契約選手が使用している用具に触れることができる。

その他、用具やウエアに秘められたミズノの最新技術を伝えるコーナーでは最新機能がわかりやすく体感できるキットも用意している。
入場は無料。

クリスタルオブジェ「炎」

ところで、ミズノ社員は大阪本社のことを「MC」と呼びます。
何の略でしょうか?
ミズノコーポレーション(Mizuno Corporation)?ミズノカンパニー(Mizuno Company)?いいえ、答えは「ミズノクリスタ」です。

実は、ミズノ大阪本社は「ミズノクリスタ」という名前がつけられているのです。

外観がクリスタルであり、規則正しい原子配列を持つ結晶のような構造のビルであることから、クリスタルとミズノを結び付けて命名されたそうです。

本社1階には、スポーツ文化新世紀への熱い心を込めて制作されたクリスタルオブジェ「炎」が展示されています。

アクセス
南港ポートタウン線「中ふ頭駅」より徒歩5分
営業時間10:00~18:00

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