道明寺

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道明寺周辺は菅原道真の祖先にあたる豪族で、野見宿禰の子孫である土師(はじ)氏の根拠地であった。

推古天皇2年(594年)、聖徳太子の発願により土師連八嶋がその邸を寄進して土師氏の氏寺・土師寺を土師神社(現・道明寺天満宮)の南に建立し、やがて神宮寺となった。

当時は七堂伽藍や五重塔のある大規模なものであった。

天正3年(1575年)には、高屋城の戦いの兵火で天満宮を含む寺の大部分が焼失するが、後に再興する。

正徳6年(1716年)には石川が氾濫したため、道明寺を天満宮境内に移転させると、道明寺本堂が天満宮本殿のすぐ西隣に建てられるなど両者はやがて一体化していった。

1872年(明治5年)神仏分離することとなり、道明寺の五坊のうち二之室が神職家となって6月に天満宮は土師神社(現・道明寺天満宮)に改称する。

翌1873年(明治6年)9月、道明寺はついに天満宮と分離し、道を隔てた西隣の現在地に移転した。

境内には当時の堂の大きな礎石が残る。
当寺の南には五重塔跡の礎石も残る。

和菓子の材料として用いられる道明寺粉は、道明寺の尼が乾燥した糯米(糒)を挽き粉状にしたのが始まりという。

謡曲。脇能物。観世・金剛・喜多流。

僧尊性(そんじょう)が霊夢により道明寺に行くと、白太夫の神が数珠にするための木槵樹(もくげんじゅ)の実を授ける。

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