ラインの館(旧ドレウェル邸)は大正4年(1915年)にフランス生まれのJ.Rドレウェル夫人が58歳の時に建築され、大正9年(1920年)に亡くなるまでこの館で暮らしました。
元住人のオバーライン氏の故国ドイツのライン川と、壁面の下見板の美しい直線美にちなんで「ラインの館」と名付けられ、昭和55年(1980年)に神戸市認定伝統的建造物に認定されました。
大正初期の建築で、木造2階建下見板張りオイルペンキ塗りで、開放されたベランダ、ベイ・ウィンドー、軒蛇腹、よろい戸など、明治時代のいわゆる異人館の様式をそのまま受け継いでいる建物です。
庭には蘇鉄や楠の大樹があり、心地よい緑陰をつくっています。
窓からは異人館の街並みを見られます。
光が差し込んできてとてもきれいな場所です。
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