散策


乙仲通りを横軸に明石町筋、播磨町筋、浪花町筋の旧居留地を散策する。

居留地エリアの目抜き通りとして最も人通りの多い明石町筋、仲町通は大幅に車道の幅員を両サイドの歩道に割くことで、楽しくゆったりと歩ける街を実現している。

司馬遼太郎も神戸を訪れている。

街道をゆく〈21〉神戸・横浜散歩ほか

ある時おもしろいことに気がついた。

ユニクロの神戸の店と大阪の店では、ショウウィンドウに飾られているマネキンの服装が全く違う製品のように感じてしまうのである。

店内で売られている製品は、大阪店も神戸店も全く同じものであるのだが、服の選び方、色の取り合わせなどが全く違うので、一見すると、全く別な会社の別な商品のように感じてしまう。

「神戸だからこのような色の選択をするのだろう。服の着せ方もおしゃれだなぁ。

大阪では考えられない取り合わせやわ」

ついそう思ってしまう。

阪急電車の乗車時間で40分ぐらいしか離れてないのに、なぜこうも違うのだろうか?

司馬遼太郎が言うように、《都市というより、国》なのかもしれない。

日本の名水百選にも選ばれた神戸・六甲山の布引渓流の水が、大地の奥深くに浸透。

幾重にも重なる花崗岩層によって長い年月をかけてゆっくり磨かれます。灘の生一本と呼ばれて有名な清酒のふるさと灘五郷で酒造りに欠かせない名水「宮水」と同じ由来、水質をもつまさにプレミアムな1本です。

東洋一の港と呼ばれた神戸に寄港する船乗りたちからも、そのおいしさを高く評価されていました。日本の有名な作家・司馬遼太郎は、その著書『街道をゆく』の中で、その様子にふれています。

「神戸に寄港する外国船のよろこびは、水槽の水を空にして神戸の水をあふれるほど積むことだそうだ。船乗りたちはコウベ・ウォーターは世界一だというが。おそらく本当だろう。

(中略)布引の水は、六甲の老化した花崗岩層をくぐってきて適度のミネラルを含んでいるためにうまいのだというし、また船が赤道をこえてもうまさに変化がない、などともいわれてきた。」
街道をゆく〈21〉神戸・横浜散歩ほか

司馬遼太郎の名著「街道をゆく」を片手に居留地の散策もまたいいものだ。

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