大堰川にかかる全長155メートルのこの橋は承和年間(834~847)、弘法大師の弟子で、法輪寺を興した道昌によってかけられました。
当時はもう少し上流にあり、法輪寺橋と呼ばれたそうです。
渡月橋という名が登場するのは、それから約440年後。
亀山上皇が、その橋の姿を「くまなき月の渡るに似たり」とたとえたことから、渡月橋とあらためられた。
京都市の西北に連なる愛宕山脈。
その間を縫うように流れる桂川は丹波山地に源を発し、亀岡の保津橋付近からは保津川、嵐山付近からは大堰川の愛称で親しまれています。
嵐山公園は保津川渓谷が平野に達したあたりに位置し、亀山、中之島、臨川寺の三地区からなっています。
今日のお昼は、お食事処 亀山家。
嵐山・桂川沿い北西側にポツリとたたずむお食事処 亀山家。
川沿いにぼんやり並ぶ提灯に、なんともいえない風情を感じます。
店先の座敷で熱々のおでんを食べながら、目の前を行く船を眺めるのもまたおすすめです。
ラジコンのボート、いつもこの場所で見かける。
結構精巧に議来ていて、船頭は櫓をこぎ客は船内から手を振る。
京都といえば紅葉の名所が多いことはよく知られているが、そんな京都では新緑の頃のもみじを「青もみじ」と呼び、あえて色づく前のもみじを楽しみます。
その名所の中でもおすすめしたい寺院が嵐山にある宝厳院(ほうごんいん)!
通常非公開の宝厳院は「青もみじ」の時期にその庭園が公開されています。
パンとエスプレッソ
『旧小林家住宅』の主屋だった建物をリノベーションしたもの。
元は園部町(現・南丹市)の農村にあったものを嵐山の現在地に移築したもので、小林家は元々当地の庄屋を務めていたそう。
公園を北へ進むと竹林の小径になり、大河内山荘から常寂光寺に至る一本道です。
嵐山は京都のみならず日本を代表する景勝地です。
川と山が織りなす四季の彩に加え、静寂な竹林の風情など実に変化に富んでいます。
京都のはしっこには素晴らしい空間が幾多もありますが、風情の豊かさではやはり嵐山です。
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