桜の隠れ名所・住吉川

住吉大社界隈
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住吉川の桜は両岸約1kmにわたって満開。

両岸は散策路になっており格好のウォーキングの場。

姫松橋から東を望む。
遠景は亀の甲橋、その先は細井川。

細井川は住吉区千躰(せんたい)から住吉大社の南を過ぎ、上町台地と我孫子台地の峡を穿ち、曲折する。

十三間堀川と通じ水運に用いられ、上住吉の浅沢神社前には船着場があったという。

やがて住吉川となり木津川に注ぐ。
両岸は見事な桜並木だ。

我見ても 久しくなりぬ 住の江の 岸の姫松 幾世へぬらむ

古今集905番

この辺りに昔住吉新地があった。
住吉新地は元々、住吉大社の参道そして紀州街道にも面する住吉新家がその前身となっている。

昭和9(1934)年、国道16号線(現在の国道26号線)、及び都市計画路線の開通を理由として、住吉新地は新名月の菖蒲園(現在の御崎町1丁付近)への移転を命じられる。

昭和33(1958)年の売春防止法の施行により、住吉新地は花街としての機能を失うが、住吉新地に存在した茶屋は旅館、あるいは貸し間として営業を続ける。

しかし今となってはその面影すら残っていない。

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