晩秋の大原路散策


大原には比較的よく足を運んでいるが今回は晩秋の大原路を訪ねる。
今日の出発は国際会館駅前、穏やかな日和だが比叡はガスっている。

紅葉の時期は過ぎ、物寂しい野原が広がる。

三千院があるため、元々観光客が訪れる地域であったが、現在のように多くの観光客が訪れるようになったのは、1965年(昭和40年)に重唱団のデューク・エイセスが歌った「女ひとり」や、1972年(昭和47年)の大河ドラマ「新・平家物語」の影響が大きいと思う。

わずかに残った柿の実、もの悲しさを感じる。

大原の里が見渡せる場所に上ってみる、寒々とした景色が広がる。


「呂川」には散りモミジが・・・・大原のバス停から上がってくる道の横を流れるのが「呂川」です。

「呂律(ろれつ)が回らない」との表現は、三千院の横を流れる呂川と律川からきたものです。

唐は呂音、日本は単律の音、呂曲を律旋法で唱誦するときうまく呂と律の使い分けを出来ない・・・そこから「呂律が回らない」と言われるようです。

お店の庭には不断桜が咲いています。
今日はこちらのお店でお昼をいただきました。

三千院へ向かう石段、冬日か差し込んでいます。

目の前には枯れ葉が・・・・

山伏の一行が通り過ぎていきました、比叡から降りてきたのかな。

こちらではゆずの木をよく見かける。

漬物には欠かせないものの一つだろう。

大原という地名は平安期から見られ、平安時代初期に慈覚大師円仁が修練道場として開山した大原寺(だいげんじ、勝林院と来迎院の総称)に由来するとされる。

比叡山の北西麓にあることから延暦寺の影響が強く、勝林院・来迎院・三千院・寂光院など多くの天台宗系寺院が建立された。

平安時代の大原は平安京と若狭湾を結ぶ若狭街道の中継地点として栄えた。

また、戦乱や政争による京都からの脱出のルートとしても用いられ、出家・隠遁の地としても古くから知られていた。

惟喬親王や建礼門院をはじめ、大原三寂(常盤三寂)と称された寂念・寂超・寂然兄弟、藤原顕信・西行・鴨長明などの隠遁の地として知られている。

鎌倉時代以降には大原女が京都まで薪炭を売り歩き、北白川の切り花などを売り歩いた白川女、桂川のアユなどを売り歩いた桂女と並び称された。

後には柴漬や茶、麦粉などの特産でも知られるようになった。

「大原やまだすみがまもならはねば我宿のみぞ烟たえける」(良暹法師、詞花和歌集)

「大原や槇の炭竈冬くればいとも歎きの数やつもらむ」(曽根好忠、曽丹集)

「日かずふる雪げにまさる炭竈の煙もさびしおほはらの里」(式子内親王、新古今和歌集)

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