京都迎賓館 聚楽の間

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晩餐会や大臣会合などが行われる際に、招待されたゲストの控室、随行員の待合とするなど多目的に利用されている。

「聚」は、寄り集まるといった意味があり、心が安らかで楽しいことが集まる場所という意味をこめて、この部屋を「聚楽の間」と呼んでいまる。

鉄や釘を一切使わない伝統的技法である京指物を用いた安楽椅子が並んでいます。

鮮やかな赤色の「西陣織」の布地を用いて、華やかさを演出しています。

接遇の際は、この飾り台の上の花籃(はなかご)にいけばなをしつらえます。

人間国宝の故 五世 早川尚古齋の作品です。

部屋の中ほどにある飾り台には、「漆」、「螺鈿(らでん)」、「竹工芸」などの技法が施されています。

薄暗い空間に真っ赤な小菊が咲くように、と朱漆のひごを使って編んだ「色漆差六ツ目銘板」

「型絵染め(かたえぞめ)」という言葉は、1956年に芹沢銈介氏が人間国宝に認定された際、その他の型染めの技法と区別するために考案された名称。

技法的には沖縄の紅型とよく似ています。

「釘隠(くぎかくし)」として用いられている「錺金物(かざりかなもの)」は、「千代結び」をイメージしたもの。

人と人との結びつき、平和の輪といった気持ちが込められています。

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