祇園祭鉾建て・山建て始まる


いよいよ暑い夏の始まりです。
祇園祭2019鉾建て・山建てが7月10日から始まってます。

7月10日7時、四条通から「くじ取らず」1番の長刀鉾、5番の函谷鉾、8時から月鉾、室町通の鶏鉾と四条室町を中心に始まり、交通の加減で菊水鉾は15時30分から組み、11日には「くじ取らず」1番の長刀鉾、5番の函谷鉾、そして月鉾、室町通の鶏鉾、菊水鉾と倒して「縄がらみ」で組み上げた鉾が重機を使用したり、見処たっぷりに建ち上がります。

祇園祭の主役ともいえる、[山]や[鉾]を組み立てます。山鉾は、木造の部材の組み合わせと縄で絞めることで出来ています、釘を一本も打ち付けることはありません。

縄のくくりは職人技です。

釘を使わない組み立て「縄がらみ」、巡行時の衝撃と歪みを吸収する役目があります。

巨大な鉾の組み立てには、釘を使わず木と縄だけで形をつくっていきます。

これを「縄がらみ」といい、古くから伝わる祇園祭ならではの技法です。

縄がらみは、どの部分を固定するかも細かく決められており、外側から内側から交互に通すなど縄をかけていく順番も複雑です。

間違うことは許されないので工事現場でも緊張感が漂い、2名ないし3名1組で確認しながら、時にはずれないように縄や木を木槌でたたきながら慎重に行っています。

編まれた縄の上からさらにバネのように絡めながら横方向に編むことで、ほどけないように固く結ばれ、衝撃を吸収するクッションのような作用をする工夫になっています。

鉾の櫓をつくる作業は専門の職人が手がけますが、設計図はなく、練習するわけでもありません。
しかしその手際の良さはお見事。

鉾の中心をつらぬき、長さが20メートル前後ある真木は、そのままでは取り付けられないので、一旦鉾を横に倒して取り付けられます。

横に倒すために、地中に差し込まれ固定された杭と回転軸になる丸太、そして鉾の3つを縄で固く結び、水で濡らして滑りを良くします。

太めの縄で引っ張りゆっくりと横に倒すと、数10人で長い真木が運ばれ鉾に差し込まれます。

真木の差し込まれた反対側の先には、それぞれの鉾にとってのシンボルである鉾頭が取り付けられます。

長刀鉾では厳重にとりつけられた鉾頭の鞘袋がとりはずされて、キラリと銀色に光り輝く長刀があらわになり歓声が沸きます。

その後再びロープを引っ張り、見る見るうちに真木が立ち上がって、わずか5分ほどで真上を向きます。長刀が天を指したとき、鉾建てにおいて一番の歓声があがります。

鉾を支え、巡行のために欠かせない車輪の重量は、なんと1個につき約1トン。

長刀鉾であれば人が乗っていないときの重さが約7トンといわれているので、4つの車輪だけで半分以上占めていることになります。

車輪の取り付けはテコの原理を用い、20人近い大人数で鉾を持ち上げてはめていきます。

車輪は町会所の奥から1個ずつ転がしてきますが、近くには見物客もいるため4~5人体制で慎重に運びます。

力仕事ばかりではありません。

鉾建て・山建てに並行するように粽づくりがおこなわれています。

なぜ祇園祭で厄除けの粽が売られるかというと、八坂神社の祭神、スサノオノミコトが旅先で宿に困ったときに、貧しいながらも手厚くもてなしてくれた蘇民将来(ソミンショウライ)に感謝し、その子孫にわたって災厄から守ることを約束し、その目印として茅(ち)を巻いて輪にしたもの身につけるように言ったという故事によります。

この話にあやかり、蘇民将来の子孫である目印として、茅を巻いた「茅巻き」=「粽」を玄関先に飾って厄除けとするようになったのです。

粽に「蘇民将来之子孫也」あるいは「蘇民将来子孫者也」と書かれた紙がついているのは、この家は蘇民将来の子孫の家だと示しているわけです。

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