古民家を訪ねて 高市郡高取町の民家 旧臼井家住宅(重要文化財)


旧臼井家住宅はもと高市郡高取町上土佐に所在していた町家。
建物の構造手法上は18世紀前期頃の建築と推定されています。

主屋は間口約9間、奥行3間半、切妻造の萱葺で、表裏側に庇を付け、本瓦で葺かれています。

高取町上土佐(旧土佐町)は、植村藩2万5千石の城下町で、町奉行支配下の半商半農的な町でした。

臼井家は伊勢から当地に移り、旧高取城大手へ通じる道の北側に屋敷を構え、代々、屋号は「伊勢屋」。藩の公用伝馬の役を務め、酒、醤油の販売を営む他、大年寄を務めたと伝えられています。

解体前には主屋、離れ座敷、内蔵、高蔵、米蔵、道具蔵などで構成されていましたが、そのうち主屋と内蔵が移築されています。

主屋は桁行18メートル、梁間7メートル、屋根は切妻造茅葺で、内部は「しもみせ」、「なかのま」、「おくざしき」などに間取りされています。

農家風の町屋建築であり、屋根も草葺とする事例は珍しい。

正面向って右手に「土間」をとり、表隅に商いの場所とした中二階付きの「下店」を設け、その裏は釜屋となっています。

天井はすすけて黒光りがして年代を感じさせます。

臼井家住宅の裏、右手は内蔵。

内蔵は主屋についで建てられたようで、土壁で塗り固めた土蔵造りで、桁行5メートル、梁間4メートルの二階建て、本瓦葺きです。

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