初夏真っ盛り 長居植物園

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連日夏を思わせる暑さが続いているが長居植物園もすっかり夏モード。
スモークツリーもきれいに咲いた。

スモークツリーはウルシ属に近縁な、雌雄異株の落葉樹。

初夏に咲く花木の代表で、ヨーロッパから中国に分布します。

雌木の枝先につく花序は長さ約20cmで多数枝分かれし、花後に伸びた花柄が遠くからは煙がくすぶっているように見えます。

アカンサス

アザミに似た形の葉は古代ギリシア以来、建築物や内装などの装飾のモチーフとされる。

特にギリシア建築のオーダーの一種、コリント式オーダーはアカンサスを意匠化した柱頭を特色としている。

ギリシアの国花。アカンサスをモチーフとした柄は絨毯にもしばしば用いられ、ビザンチンリーフとして知られる。

メタセコイアの化石は日本各地の新生代第三紀層に見られ、カナダ北部・シベリア・グリーンランドなど北半球の北極周辺に広く分布していた。

1939年に日本の関西地方の第三紀層で、常緑種のセコイアに似た落葉種の植物遺体(化石の1種)が発見された。

発見者の三木茂により、セコイアに「のちの、変わった」という意味の接頭語である「メタ」をつけて「メタセコイア」と命名され、1941年に学会へ発表された。

オカメザサ

日本原産であるが、野生種の発見は難しい。
各地で栽培されている。

高さ1-2mの背の低いタケ類。

見かけが小さいのでササの名を持つが、新芽にある鞘がすぐに剥がれるのはタケの特徴である。

地下茎の節間が短いため、桿(かん:タケやササの茎のこと)は密集して出る。

その上、葉の幅がやや広いので葉が密集して見える。
グランドカバーによく使われる。

「オオムギ」は漢名の「大麦(だいばく)」を訓読みしたもの。

「大」は、小麦(コムギ)に対する穀粒や草姿の大小ではなく、大=本物・品質の良いもの・用途の範囲の広いもの、小=代用品・品格の劣るものという意味の接辞によるものである。

大豆(ダイズ)、小豆(アズキ、ショウズ)、大麻(タイマ)の大・小も同様である。

名前不詳、涼し気な花姿が印象的。

チーゼル

おもにヨーロッパからアフリカにかけて分布するマツムシソウ科の二年草または多年草で、15種があり。日本にもナベナが自生する。

チーゼルとはこの仲間を総称する英名で、学名はディプサクス。

鋭い刺をもち、茎頂に長円形の頭状花序をつける。

シャーレーポピー(ヒナゲシ)は5月中旬~下旬ごろに見頃を迎えるポピー。

薄紙のような繊細な花びらで茎が細く、か弱そうですが性質は丈夫。

一重咲きのほか、八重咲きもあり、色合いもとても豊富な一年草です。

セントウレア・ギムノカルパ

一年草のヤグルマギクやスイートサルタンなども同じセントーレア属の仲間ですが、単にセントーレアといった場合、園芸では多年性のもののみを指すことが多い。

種類が多数ありますが、宿根ヤグルマギクと呼ばれるブルー花のモンタナやピンク花のデアルバータ、シルバーリーフのセントーレア・ギムノカルパ(ピンクダスティミラー)、セントーレア・ニグラ、黄色花のオウゴンヤグルマギクなどが出回ります。

ルー

青味を帯びた深いグリーンの葉が魅力的なルーは、南ヨーロッパ原産の常緑性多年草。

草丈は1mくらいにまで成長します。
若い葉は少し黄色を混ぜたような色をしています。

アールヌーボーの絵画から取り出したような、柔らかい曲線の葉が美しい植物です。

初夏に黄色の小花を咲かせますが、花より葉に観賞価値があるとされています。

ルーは、かつては薬用効果のあるハーブという扱いでしたが、今はほとんど利用されていません。
独特の香りがあります。食用にはならないハーブのひとつです。

〝猫いらず草〟とも言われているハーブ「ルー」を使ってみてください。
これはミカン科の植物なんですがちょっと匂いが強めで、この匂いを猫が嫌うんです。

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