奥田忠左衛門「信楽陶芸村」


奥田忠左衛門窯は明治21(1888)年に、この山裾で開窯した6代続く100年以上の歴史を持つ窯元。

山の斜面を利用した登り窯や古い形式の穴窯が完全な形で残っています。

窯屋と呼ばれた古い時代の作業小屋や粘土を板状に調整するタタラ小屋など、当時の窯元が持つ仕事場の佇まいを肌で感じる。

陶芸村ののぼり窯は、昭和9年に作られ全長約22m、全11部屋あります。

登り窯の壁は何回もの焼成によって壁が直接火にさらされているため、赤褐色のひいろ(火色・緋色、または炎色)や黒褐色を呈しています。

ちなみに2019年後期のNHK朝の連続ドラマ小説『スカーレット』 ヒロインは戸田恵梨香で、大阪で生まれて滋賀に移り住んで、信楽焼に出会います。

「スカーレット」とは?緋色のことです。

「緋色」というのは、火の色のことなのかもしれません。

以前の訪問先

信楽焼 宗陶苑
宗陶苑は江戸時代に築窯された日本最大規模の登り窯で現在でも信楽焼を作り続けている … 続きを読む →

日本最大規模の登り窯
宗陶苑の登り窯は昔乍らの11室より成る巨大登り窯。 今もなお使い続けている唯一の … 続きを読む →

ロケがどこで行われるのか気になるところですね。

そんな、窯の中の「窯中カフェ」でお茶を飲みながら、薪の火によって土が焼成し、描き出した幻想的な色合いの窯中をじっくりと鑑賞。

のぼり窯の中でちょっと一服!心に安らぎと癒しを与えてくれます。

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