王子動物園

1928年に諏訪山公園内に開園した諏訪山動物園(1946年閉園)を前身に開園。

1950年に開催された日本貿易産業博覧会(神戸博)の跡地を利用して1951年3月21日に現在地に移転・開園した。

総面積は80,618m2、ジャイアントパンダ・コアラ・アムールトラ・アムールヒョウ・ユキヒョウなどの希少動物をはじめ138種、778点の動物たちが飼育展示されている。

フラミンゴ

フラミンゴ(Flamingo)という名前はラテン語で「炎」を意味するflammaに由来。

和名はベニヅル(紅鶴)だが、ツル(ツル目)とは近縁でなく、標準和名もしくはその一部としては使われない。

パンダは食事中でした。

現在、日本で唯一ジャイアントパンダとコアラを同時に見ることができる動物園である。

1869年3月11日、博物学に長けたフランス人宣教師のアルマン・ダヴィドが、現在の中華人民共和国四川省西部宝興県にて地元の猟師が持っていた白黒模様のパンダの毛皮を欧米人として初めて発見した。

後日、パリの国立自然史博物館に毛皮と骨などを送った。

これがきっかけとなってジャイアントパンダの存在が知られるようになり、毛皮目当てに狩猟ブームになった。20世紀になると絶滅の危機を迎えていた。

探検家のウィリアム・ハークネスが生体をアメリカに連れて帰ろうとしたが、病で死んだ。

その後、妻のルース・ハークネスが、1936年11月にジャイアントパンダの幼獣を見つけて自国に連れ帰った。
その剥製がアメリカ自然史博物館に保管されている。

ホッキョクグマ

和名はホッキョクグマであるが、俗にシロクマと呼ばれることも多い。

日本初のホッキョクグマは、1902年(明治35年)の恩賜上野動物園。
この時、上野動物園では、新潟県で捕獲されたアルビノの白いツキノワグマを飼育しており、それを「シロクマ」と呼んでいた。

そのため、北極の白いクマのほうには「ホッキョクグマ」という和名を付けたことが名の由来である。

ボブキャット

ボブキャットはオオヤマネコが進化したものと考えられており、その先祖は更新世の時代にベーリング海峡からアメリカに渡り、260万年前頃に住み着いたのではないかとされている。

最初の頃は現在のアメリカ南部に土着したが、北からの氷河により多くが亡くなったとされる。

現在のようなボブキャットに進化したのは2万年前頃と言われている。

二つ目の波はアジアから北部へ移住したもので、それが今日のカナダオオヤマネコとなった。
ボブキャットとカナダオオヤマネコの雑種は発生することもある。

シベリアオオヤマネコ

オオヤマネコ(Lynx lynx)は、哺乳綱食肉目ネコ科オオヤマネコ属に分類される食肉類。
ヨーロッパおよびシベリアの森林に棲息する中型のネコ類である。学名 。別名シベリアオオヤマネコ。

プレリードッグ

雄1匹に対し、雌数匹という一夫多妻制で、コテリーと呼ばれる家族を形成する。

なわばり意識が強く、他のコテリーの雄が進入してきた場合、互いにお尻の臭腺から臭いを出し威嚇し合う。

なわばり争いでは敵対する雄を生き埋めにすることもある。
稀に、埋められた穴の反対側から生還する個体もいる。

また、口と口でキスをしたり、抱き合ったりすることで挨拶を交す。

マヌルネコ

夜行性で、昼間は岩の割れ目、岩穴、マーモットなどの掘った穴などに潜み、夜になると活動を始めるが、時々昼間にも活動する。

主に単独で行動し、繁殖期を除けば他の個体と出会うことすら稀である。

脚はあまり速くないので主に待ち伏せ、尾行による狩りを行う。
その際身を隠すのに背の低い植物や岩の多い地形を使う。

カバ

頭部は大型、顔の側面に鼻・眼・耳介が一直線に並んで位置する。
これにより水中から周囲の様子をうかがいながら呼吸することができる。

鼻孔は内側の筋肉が発達して自由に開閉することができ、水中での浸水を防ぐことができる。

2015年(平成27年)動物園周辺に設置しているマンホールの蓋が新しいアニマルデザインのマンホール蓋にリニューアルした。

ジャイアントパンダとコアラ、集団で見られる鮮やかな色のフラミンゴ、ゾウ、キリン、トラやチンパンジーの全部で7種類の動物をイラスト化しています。

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