隠れ紅葉の鹿王院で青もみじを独り占め

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このモミジの参道を独り占め、誰もいません、もったいない。

庭園は客殿の南に広がり、舎利殿を中心とした平庭枯山水。

建造物と一体となり、かつ嵐山を借景として、樹木・石の配置を含めて見応えのある庭園です。
面積は1,895平方メートル。

鹿王院は、足利義満が建立した宝幢寺という寺の塔頭(禅寺等で歴代住持の墓塔を守るために建立される寺院)であった。
宝幢寺は応仁の乱で廃絶し、その後は開山の塔頭であった鹿王院のみが残って寺籍を継いでいる。

宝幢寺は禅寺十刹の第5位に列せられる大寺であったが、応仁の乱で廃絶。

塔頭の鹿王院のみが残った。鹿王院は寛文年間(1661年 – 1673年)、酒井忠知(徳川四天王の一人である酒井忠次の子)によって再興され、忠知の子である虎岑玄竹(こしんげんちく)が中興開山となった。

山号は覚雄山。
本尊は釈迦如来。
開基(創立者)は足利義満、開山(初代住持)は春屋妙葩。

玄関を入ると誰もいません。
玄関を入って右側に吊された小鐘があり、御用向きがある人はこの鐘を撞木(というよりはただの枝)で3回叩くのです。

叩くと奥からおばさんが出てきて、拝観料を払うと由緒書を渡され、「スリッパを履いて、玄関を上がって、右側をお進み下さい」というと再度奥へ戻っていきました。

あとは勝手に見ろ、ということなのでしょう。

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