初秋の長居植物園
まだまだ暑い日が続きますが、空はすみわたり秋の到来を予感させます。
広葉樹の落葉が見られ始めました。
ハナミズキも色づき始めています。
長く楽しませてくれた蓮もそろそろ終わり。
マリーゴールド、群生もきれい。
カツラ、葉はハート型に似た円形が特徴的で、秋には黄色く紅葉する。
落葉は甘い香り(醤油の良いにおいに似ている)を呈する。
センダン、花が散ると緑色の実がなり、秋には黄色く色づきます。
落葉後にも長く実が残ります。
パンパスグラス、群生を見ることが多いが、こういうのもいい。
渓流にも秋色が。
ボタン園のそば、いつもの場所で彼岸花が咲き始めました。
ここの彼岸花はよそより早く咲き始めます。
小池の流れ込み、向こうにはメタセコイヤも見える。
小池の渓流に架かる橋。
ここも秋の気配。
キッコウチク(亀甲竹)はモウソウチクの突然変異で、稈の枝下部分の節間が交互に膨れており節が斜めとなった竹。
節が亀甲状に稈が連鎖した特異な形は観賞用に庭園へ植えられて珍重される。
京都特産と言われており、京都ではキッコウチクを収穫し火あぶりにより磨き上げた製品を京銘竹として京都府伝統工芸品の一つに指定している。
加工品は主に床柱・花器・結界など。
なおテレビドラマの「水戸黄門」に登場する水戸光圀の杖はキッコウチク製。
チシャノキも実をつけている。
オミナエシ
「萩の花尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」山上憶良(万葉集・巻八 1538)
「手に取れば袖さへにほふ女郎花この白露に散らまく惜しも」不詳(万葉集・巻十 2115)
カリンもたわわに実をつけています。
ソテツは雌雄異体の植物、雄花は棒状に咲き、雌花は球状に咲く。
バタフライガーデンで、ツマグロヒョウモン(オス)。
秋の風情。
むかご、春から夏に伸びた山芋のつるに秋ごろ付き始める山芋の実。
炊き込みご飯などにするとほくほくとした芋の滋味深い味わいが楽しめます。
バタフライガーデンの裏手も彼岸花の咲く場所。
コスモスが咲き始めています。
スタペリア
花はヒトデ形で大きさは5cm~30cmと種によって異なる。
色は暗紫色や紫褐色、黄色などで斑点や横紋の入るもの、花にびっしりと毛の生えるものなどもある。
(風鈴仏桑花) は、大型の五弁花に細く深い切り込みがあり、後ろに反っているハイビスカスの一種の非耐寒性常緑低木。
花柄は、下に長く伸びて、先端付近には筒状の雄シベがついています。
ハイビスカスが、通常、一日花なのに対して、フウリンブッソウゲは何日も咲き続けます。
サクララン、ガガイモ科サクララン属(ホヤ属)に分類されるツル植物の総称。
葉っぱがランに似ていて、花が桜のようなピンク色をしていることから「サクララン」の和名がついた。
和名は金襴紫蘇(きんらんじそ)、錦紫蘇(にしきじそ)。
花は
『善良な家風』『健康』『かなわぬ恋』『恋の望み』『絶望の恋』
1年中きれいな葉っぱをつけることから「健康」という花言葉がつけられた。
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