勧進帳創作の舞台となった如意の渡し

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かつては六渡寺渡、籠の渡などと呼ばれていた。

『義経記』には、奥州に落ちのびる源義経が如意の渡しに乗船しようとしたとき、渡守の平権守に義経であることを見破られるが、弁慶の扇で義経を打ちすえるという機転で無事に乗船できたという話がある。

この話を元にして能の『安宅』や歌舞伎の『勧進帳』などが創作されたが、舞台は加賀の安宅の関になっている(『義経記』にも安宅は登場しているが、単に弁慶が一人で富樫介の所に行って寄進をしてもらうという話になっている)。

渡船とほぼ同位置に伏木万葉大橋が開通したことにより、2009年8月2日をもって廃止された。
伏木側の船着場には義経・弁慶の像があるが、如意の渡し廃止に伴い訪れる人も少なくなりさびれている。

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