日本神道の発祥の地 月読神社

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壱岐最初の訪問地は日本神道の発祥の地といわれる月読神社。

鳥居の先に急な石段の参道が続き、周辺は神秘的な雰囲気。

京都、洛西、松尾大社の横に月読神社、伊勢神宮の内宮に月読宮、また下宮に月夜見神社がある。

壱岐島の月読神社が全国の月読社の元宮とされている。

延宝以前の由緒来歴は不明。
延宝4年(1676年)に平戸藩の命を受けて壱岐島の式内社の調査を行った橘三喜が当神社を式内名神大社の「月読神社」に比定し、同年6月1日に藩主松浦鎮信により石祠と神体として木鏡1面が奉納され、以後しばらくは式内社とされたが、それ以前は特段の祭祀設備もなく単に「山の神」と称されるのみであった。

三喜が式内社と認定したのは鎮座地が「清月(きよつき)」と呼ばれていたからであったが、別に「ふかつき」とも呼ばれており、その語源は「ふかふち」であると見られるので、この三喜の判断には疑問が持たれている。

神功皇后が三韓征伐の際に腹に当てて出産を遅らせたとされる石、月延石の内一つが奉納されているとされるが、現在所在が分からなくなっている。

古来はかなりの社格を持った神社だとされているが、長い間忘れ去られていて現在氏子など地元住民や島外の崇敬者によって、社殿などの整備が行われている最中である。
社殿は木々に覆われていて、昼なお暗く月の神を祀る神社らしい風情がある。

摂社も月読神社??!!

ま、この山全体が御神体ということかな。
今後の調査に期待。

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月読神社へのアクセス、行き方歩き方

長崎県壱岐市芦部町国分東触464
0920-45-4145

郷ノ浦港から国道382号線を勝本方面へ。
住吉交差点を右折、芦辺方面(県道172号線)へ。
国分郵便局を右折し、車で3分走ると右側に鳥居がある。

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