阿呆がいいね! 二拍子の楽園

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この記事は誤って消去した記事の再掲です。
画像は2011年8月15日訪問時のものです。

一言でいえば「熱狂」である。
鉦が鳴り、太鼓が響き、三味線が誘い、笛が歌う。

「手をあげて足を運べば阿波踊りですから」と、地元の人は笑う。
鳴り物が奏でる音に合わせてからだを動かせば、それでもう阿波踊りなのだから。

阿波踊り(あわおどり)は徳島県(旧・阿波国)を発祥とする盆踊りである。日本三大盆踊りのひとつ。約400年の歴史があり、夏季になると徳島県内各地の市町村で開催される。

なかでも徳島市阿波おどりは国内最大規模で最も有名であり、四国三大祭りに数えられる。
近年では全国各地で行われるようになってきている。

ほうかむりをし提灯を振り、豪快に踊り、阿波武士の心を脈々と伝え、正調節の踊りを守り続ける連。
切れのいい男踊りと速いテンポの女踊り。

女踊りは艶やかで、二拍子の肉感的なリズムが魂の深いところを揺さぶる。
明るく楽しく三度の飯より踊りが大好き!
息のあった女踊り、うちわ踊りの男踊りが売り物。

女踊り
女物の浴衣に網笠を深く被り、草履ではなく下駄を履くのが特徴。
艶っぽく、上品に踊るのが良いとされる。

一般の浴衣と異なりじゅばん、裾除け、手甲を付け黒繻子の半幅帯をお太鼓のように結ぶ場合が多い。

女踊りは集団での美しさが身上です。
下駄を履いた足のつま先の美しさが決め手でしょうか。
阿波踊りの女踊りはこの足元で勝負をします。

つま先の芸に注目。
見える部分と言うのは手と顔とうなじ、また踊っている最中、裾除けからチラッと見える足だけです。
この衣装が女踊りの色っぽさをかもし出す大きな要素です。

浴衣や着物、編み笠をかぶって踊る女踊りは、集団美を魅せながら優雅に、そして、しなやかなに踊ります。

艶っぽさが魅力の女踊り。

少女の女踊りは大人の女踊りの衣装を子供サイズに縮小しただけなので、妖艶さに可憐さを兼ね備えた印象をあたえる。
観覧席からの「かいいっ」の声に思わず視線を合わせるしぐさがまたかわいいっ。

ほんま連
近年、女性の男踊りが増えているようだ。

阿波扇は平成2年個性豊かな踊りを目指す若者たちによって結成されました。正調の踊りに扇を取り入れたオリジナルの扇踊りが阿波扇の特徴です。

女性の男踊りも盛んに踊られています。女性の男踊りは主に法被踊りと呼ばれることが多く、女性らしさを活かした粋で健康的、ほのかな色香を醸すなどが特徴です。

豪快でスピンのよく効いた男踊り、激しく華麗な女踊りが悠久連の特徴です。
お嬢さんかわいい笑顔をありがとう。
また、来年会いましょう。

三味線は鳴り物の最前列を飾る。
笛の調子に合わせて調律し、一般的に笛の六本調子に対して三味線の六本調子三下がり(三弦を本調子から一音下げる)で調律され、やや暗い音調で演奏される。

踊る人の身体を軽やかに浮かせるのが、締太鼓のアフタービート(裏拍打ち)です。
(スッ)テン (スッ)テン (スッ)テテン と高い音のハギレの良い音で演奏すると、踊り子の気分は盛り上がります。

横笛
鳴り物の中で、唯一メロディーを奏でるといえば笛です。
三味線もメロディーは弾きますが、どちらかというとサイドギターのようなものなので、主旋律は笛の担当になります。

これも風情のある阿波踊りにはかかせない楽器です。

祭りのフィナーレ
最後の連の踊りが終わると、観覧席の観衆がどっと会場になだれ込み、踊り手と渾然一体となって踊り狂います。
今年の夏が終わった。

【千畳敷からみる大鳴門橋】青い海、白い橋が綺麗。淡路島も見える。橋の白が海の青さを引き立てる大パノラマだ。

南あわじ市・福良港より2隻の観潮船が出港しています。 そのうちこの「日本丸」は、 商船大学の練習船として有名な「海の貴婦人・日本丸」帆船を模して作られたものです。

大鳴門橋遊歩道・渦の道
鳴門海峡に架かる大鳴門橋の橋げた内に整備された階上遊歩道。

遊歩道の450m先には床の一部がガラス張りになった展望室があり、まるで吸い込まれそうな渦潮が眼下45mに広がる。
できれば満潮、干潮の時間を確認して訪れたい。

野口雨情 歌碑
鳴門市では平成18年に野口雨情来鳴70周年記念として鳴門公園千畳敷展望台に歌碑を建立した。
「越える気がありゃ鳴門の瀬戸も命帆にかけ舟で越す」

眉山
標高290mの眉山は徳島市のシンボル。
眉山ロープウェイや眉山パークウェイで頂上へ上がれば、市街や淡路島、紀伊半島までを一望。

阿波踊り会館
眉山ロープウェイの山麓駅。
年間を通じて阿波踊りの醍醐味が楽しめる施設。

「阿波踊りホール」では、昼平日三回(土日祝日四回)、夜毎日一回阿波踊りを披露。
阿波踊りの歴史や資料を紹介する展示室もある。

モラエス館、神戸在勤中に芸者おヨネ(本名は福本ヨネ)と出会い、ともに暮らすようになる。
1912年にヨネが死没すると、翌1913年に職を辞し引退。
ヨネの故郷である徳島市に移住した。

ヨネの姪である斎藤コハルと暮らすが、コハルにも先立たれる。
徳島での生活は必ずしも楽ではなく、スパイの嫌疑をかけられたり、「西洋乞食」とさげすまれることもあったという。

1929年、徳島市で孤独の内に没した。
亡き妻の故郷徳島を愛し、徳島で生涯を終えた元ポルトガル神戸総領事モラエスの記念館。

妻ヨネの死後徳島に移り住んだ彼は、ポルトガルの新聞に日本を紹介するとともに、日本に関する作品を数多く残しました。
そんな彼の遺品や、彼が使っていたとおりに再現した仕事場が展示されています。

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徳島「阿波踊り」゜への行き方・歩き方

阿波おどり会館市
TEL:088-622-4010(徳島市観光協会)
営業日:第4土曜日
営業時間:9:30~売切まで

アクセス
JR徳島駅→徒歩10分
徳島ICから車で約15分

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