長浜 米川に沿って

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今日は倶楽部の撮影会で長浜に行く。

近江と美濃の国境に聳える伊吹山、彦根城からは遙か彼方という距離感でしたが、長浜辺りからは間近に望むことができます。

北國に来たという実感。

琵琶湖の北東岸を北上し、余呉湖の北の柳ヶ瀬、県境の栃ノ木峠をへて越前・加賀に通じる北国街道は多くの商人、旅人、武将らが頻繁に利用、長浜はその宿駅として、また湖上交通の要として栄えた町です。

港町の風情を残す舟板塀や紅殻格子(べんがらごうし)、虫籠(むしこ)窓の家々や白い土蔵を持つ老舗の商家、道中安全を願った常夜燈などが建ち並び、昔の面影を色濃くとどめています。

作品作りを頭に描きながら散策。

街を歩いていて気になる存在が長浜まちなか地域を流れる米川(地元では「よねがわ」と呼ぶ)は、姉川水系とともに1級河川であり滋賀県の管理対象です。

米川も高度成長期にはご多分にもれず汚染を受けたが、地元NPOの尽力により清澄な流れを取り戻している。

長浜地区地域づくり連合会は、米川の”川そうじ”を流域自治会が総出して、毎年そうじを行う地域に密着している川で、滋賀県立大学環境科学部の学生が全国的に見ても、住居地域を流れる川として大変きれいな川で、地元の方がもっと自慢されてよい川であると評価。

川相は上流部は農地を流れる用水路状、中流は市街地を流れる都市河川、下流においては舟運にも利用された掘割と、変化を見せる。

川辺の石積みを見ると、あちこちに “かわど” と呼ばれる石段がある。

家庭では野菜や漬け物の洗い場として、商家では運搬や往来の手段として、ずっと昔から、この米川は長浜の町衆の暮らしと深く結びついてきた。

湧水を水源とする大変きれいな川で、夏はアユが遡上し、冬はカモなど渡り鳥が憩う川です。

流域の元浜町には往時を偲ばせる風景がよく残され、近年では観光スポットとなっている。

一級河川の起点は長浜市川崎町の羽織町。

源頭は長浜市北東部の東上坂町(ひがしこうざかちょう)の姉川扇状地。

南西流し、長浜市中心部を流れ、長浜城の南・港町と朝日町の境で琵琶湖北岸に注ぐ。

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