観蓮会(かんれんかい)法金剛院

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法金剛院は、通称「蓮の寺」とも呼ばれ、関西花の寺第一三番霊場となっております。

蓮の見頃となる真夏の早朝に「観蓮会」が行われます。

今年は2022年7月9日(土)~31日(日) 7:00~15:00(受付終了)

極楽浄土には、青、黄、赤、白色の大きな蓮の花が咲いているということに因み、4色の蓮の花が法金剛院に集められました。

名勝に指定されている回遊式庭園には大賀ハスや即非蓮(そくひれん)、王子蓮など約90品種もの蓮が色とりどりに次々と咲き競います。

天長7年(830年)頃、この地に右大臣清原夏野(782年 – 837年)が山荘を構えたが、夏野の死後にその山荘を寺院に改め、名称を双丘寺としたのが当寺の始まりであるという。

天安2年(858年)、文徳天皇の発願で伽藍が建立されて定額寺に列し、名を天安寺と改めた。

その後、寺運は衰えたようだが、3世紀ほど経た平安時代末期の大治5年(1130年)、待賢門院(1101年 - 1145年)により再興され、名称を法金剛院と改めている。

待賢門院は藤原氏の出身で、鳥羽天皇の中宮であり、崇徳天皇、後白河天皇の母である。

境内に現存する浄土式庭園の一隅にある青女の瀧は日本最古の人工の滝とされており、国の特別名勝に指定されている。

法金剛院は、古くから名勝の地として知られる双ヶ丘の東麓にある。付近には妙心寺、仁和寺などの著名寺院や史跡も多い。

日本での古名「はちす」は、花托の形状を蜂の巣に見立てたとするのが通説である。「はす」はその転訛。

原産地はインド亜大陸とその周辺。
地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。

花期は7~8月で白またはピンク色の花を咲かせる。
早朝に咲き昼には閉じる。

ハスの花、すなわち蓮華は、清らかさや聖性の象徴として称えられることが多い。

「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という日本人にも馴染みの深い中国の成句が、その理由を端的に表している。

この蓮の葉が水を弾くことを「ロータス効果」と呼び、これによって生育環境が泥の中であるにも関わらず、蓮の葉は常に綺麗な状態が維持されています。

蓮の花が美しく咲くタイミングとは

満開の花を鑑賞するベストなタイミングは、以下の3つがあります。

時期は梅雨明け後(※地域によって多少前後ありますが7月中旬〜下旬頃です)
時間は午前中
開花してから2日目の蓮が一番美しくおすすめ

満開かつ美しく咲く蓮の花を鑑賞するには、開花2日目の朝7〜9時頃がおすすめ。

3日間咲いたりしぼんだりを繰り返し、4日目には花びらをパラパラと落としてしまう、とても儚い蓮の花。

8月に入ってからも、最盛期よりは少なくても、開花している花を見ることができます。

境内にはアジサイもまだ健在で、美しい姿を見せてくれています。

法金剛院は6年ぶりの訪問です。
法金剛院のハス
この寺の起こりは平安時代の初めに右大臣清原夏野(なつの)が山荘を寺に改めたこと。 … 続きを読む →

朝に訪ねる蓮の花咲く 法金剛院
法金剛院は平安時代の初め、右大臣清原夏野の山荘を没後寺とした。 1130年(大治 … 続きを読む →

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