春の一日 建仁寺

京都府
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京都市東山区にある臨済宗建仁寺派大本山の寺院。
山号を東山(とうざん)と号する。

寺号は「けんにんじ」と読むが、地元では「けんねんさん」の名で親しまれている。なお、しばしば日本最初の禅寺と言われるが、これは間違いで博多の聖福寺が最初の禅寺である。

重要文化財も選ばれている方丈、その前庭にあたるのが「大雄苑(だいおうえん)」。

七代目小川治兵衛によって作庭された庭の中では珍しい枯山水庭園。

巨石や砂、水を使って作られる枯山水庭園は、余分なものを省いた洗練された美しさを感じられます。

法堂

明和2年(1765年)の建立。
また、2002年(平成14年)創建800年を記念して天井に小泉淳作により双龍の絵が描かれた。


降り注ぐ春の日を浴びてのんびりと過ごす。

今、アセビが盛りです。

雨のやみまを狙って庭を散策。

建仁寺本坊には、陶製の十六羅漢像が奉納されています。

明治末期から大正初期にかけて清水、五条地域の陶芸家16人による作品です。

夫々の羅漢さんは、表情や姿も違いますが、夫々の陶芸家が得意とする焼き方や陶質、磁質、釉薬を使って製作していますので、夫々の陶芸の特徴もみることができて圧巻。

都路華香 筆 『喝』

説明板には次のように書かれています。

「喝」は物事の意味をしめさないが、四つの働きがある。

一、煩悩、妄想の迷いを断ち切る喝

一、目覚めよ。と、ふるいたたす喝

一、かかってこい。と、本気にさせる喝

一、平常心是れ喝。と、大きな喝。

方丈にあるもう一つの庭園が「潮音庭(ちょうおんてい)」。

四角い形の庭を囲むように廊下が配置され、吹き抜けのようになっている庭園を様々な角度から鑑賞できます。

南側の小書院から眺めます。(ほぼ南からです)

向こう側に大書院の風神雷神図が見えています。


差し込む光が柔らかく心和ませる。

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