新日本海フェリーでのんびり日本海クルーズ

花の盛りのこの時期、新日本海フェリーでクルーズの旅に出かけた。
舞鶴(00:30)→小樽(20:45) の旅だ。
就航船:「あかしあ」(16,810トン)、「はまなす」(16,810トン)は客船並みの豪華設備を誇り、フェリーとしては国内最長の全長224.5mで海上交通安全法で「巨大船」に分類される。

最高速(航海速力30.5ノット、全速約32ノット)と、歴代でも「ゆにこん」(全速35ノット)に次ぐ速度を誇っている。
ちなみに飛鳥2の全長は240.96 mでそれに匹敵する長さだ

エントランスは3層吹き抜け。
アトリューム(中庭)と言ってもいいだろう。

案内所、ガラスで区切られた喫煙コーナー、売店、コインロッカー衛星電話(ワイドスター)式の公衆電話、携帯電話の充電器、ゲームコーナー、マッサージルーム等がある。

ツーリストA(2等寝台)の部屋が左右に並ぶ。
ベッドの室内灯の横にコンセントがあるのでテーブルタップを持っていれば複数の家電が使用可能。

4Fのスモーキングルーム。
窓から船首方向の景色が楽しめる。

夜はカーテンが閉められ、その後施錠される。
部屋にはコンセントが数か所あり、パソコン用に利用できる。

スモーキングルームの窓から早朝の海を見る。
船は輪島沖を航行中。

4Fのスモーキングルームの内部。
かなり広く、利用者もそう多くなく、スモーキング以外の休息等の目的の使用が目立つ。
パソコンをしたり、読書をしたりにぴったし。

5Fプロムナード
船旅好きのあなたならば、こうした空間が一番好きなのでは。
高速船なので、甲板に出ると風が強いのでここにいるのがいい。
2等料金で乗船して、日中はここで過ごすというのもいい考えかも。

5Fオープンデッキ
景色を楽しんだり、日の出、日の入りの撮影にはもってこいの場所。

5Fレストラン
朝昼夕の三食が摂れる。
食事形態は各自多様なので、レストランはゆったりしている。

5Fフォワードサロン
4Fのスモーキングルームの真上。
内部の造りは4Fのスモーキングルームと同じようなもので、パソコン、読書等が楽しめる。

船の前方を見ることができるサロンで禁煙。
高速航行を行うため、出航後は乗客が船尾以外のデッキへ出ることはできない。

奥尻島を過ぎ、渡島半島西側にある茂津多岬(もったみさき)が見えている。
画像真ん中よりやや左の崖の上に粟粒ほどの小さな白い点が見えると思うが、茂津多岬灯台(もったみさきとうだい)で、北海道の渡島半島西側にある茂津多岬の突端に立つ白と黒に塗られた尖り屋根の大型灯台。

平均海面から塔頂までの高さでは、日本一。
(標高<平均海面から灯火>では、兵庫県美方郡香美町にある余部埼灯台)。
周辺は、狩場茂津多道立自然公園に指定されていて、天気の良い日は日本海から奥尻島を望める景勝地。

後部デッキと後ろは茂津多岬。

遠ざかる茂津多岬。
まもなく積丹半島の神威岬が見えてくる。

後部デッキでくつろぐ若い夫婦。
主人は海の撮影に熱中し、奥さんは子供の写真に熱中。

神威岬を回れば、もうすぐ小樽。
そろそろ夕日が始まるのでカメラの準備に余念がない。

夕日の始まりを待つ間は、神威岬を眺めながらのんびり過ごす。
神威岬には源義経の悲恋伝説が残る。

日本海航路ではめったに船に出会うことはないが、積丹半島沖で自衛艦と遭遇した。

以下、帰り(→舞鶴)の画像になります。
上富良野のラベンダーウォークを終えたあと札幌で夕食です。
日本3大ガッカリといわれる、時計台。

札幌駅北口、この近くで夕食。

小樽出航が23時30分。
その間、小樽運河散策。

撮影スポットの浅草橋近辺で写真撮影。
もう少し時間が欲しかった。

小樽の街とお別れです。

翌朝10時過ぎ秋田沖で小樽行の姉妹船「あかしあ」と対抗します。
船と行き交うことの少ない日本海航路で珍しいシーンです。

「はまなす」のエントランス。
皆さんここでよく記念撮影されています。

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