京都のへそ紫雲山頂法寺 六角堂

開基は聖徳太子で、四天王建立の用材を求めて太子がこの地を訪れた際に、霊のお告によってこの地に御堂を建て、守護仏の観音像を安置したのが始まりと伝えられています。

いけばな発祥地とのことで、華道の池坊のビルが周りを囲んでいます。
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「本堂」を上空から見ると、その形が六角形であることから、「頂法寺」という正式名称よりも「六角堂」のほうが一般的な呼び名になっている。
更に境内には「縁結びの柳」というみくじが結ばれている立派な柳がある。

これは 嵯峨天皇が后を求め、六角堂で祈願した際、「六角堂の柳の元に行くように」と夢でお告げがあり訪れると、絶世の美女がいて、后に迎えたとの伝説から(看板より)。
2本の枝を一緒にして結ぶとよいそうです。

へそ石
本堂東側、柵で囲われた中に平面六角形の平らな石があり、「へそ石」または「要石」(かなめいし)と呼ばれる。

旧本堂の礎石と伝えられ、頂法寺が平安京造営以前から存在し、位置もほぼ移動していないことから、この石が京都の中心であるといわれている。
石の中央に孔があり、元来は燈籠等の台石であったと思われる。

十六羅漢と邪鬼
この羅漢様は、「和顔(わげん)愛語(あいご)」を実践し、いつも「にこにこ」されています。

「びんずるさま」 体の悪い所をなでると治ると言われています。

境内にある「一言願い地蔵」。このお地蔵様は、少し首を傾げた姿をしておられるが、これはお参りにこられた方の願いを、叶えてあげようかどうしようか、と考えておられるお姿とのこと。

願いを聞き届けてもらえるかどうかは、あなたの信心次第。
欲張らずに1つにしぼってお願いをすれば、願いが届くとのこと。

伝承によれば、六角堂を創建するとき、聖徳太子に本尊守護を命じられた小野妹子が池のそばに坊を構えたのでこの辺りを池の坊と呼び、朝夕仏前に花を供えたことで華道池の坊流が起こったという。

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六角堂へのアクセス、行き方歩き方

六角堂公式サイト

〒604-8134 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
TEL:075-221-2686(池坊総務所)

京都市営地下鉄烏丸御池駅より徒歩4分。
阪急電鉄烏丸駅より徒歩8分。
京阪電鉄三条駅より徒歩15分。
市営バス烏丸三条バス停より徒歩2分