摂津国八十八箇所第65番札所で、現存する尼崎最古の古刹である。
律宗の寺院。山号は月峯山、本尊は千手十一面観音。
寺伝によると、百済の僧・日羅が聖徳太子の命により剣尾山(大阪府豊能郡能勢町)に月峰寺を創建、推古天皇13年(605年)には長洲(尼崎市)に剣尾山を遥拝する灯炉堂を建立したのが始まりと伝えられる。
2月3日 節分祭 – 本堂手前の能舞台で、大覚寺狂言が執行される。
狂言は、明治以後、行なわれなくなっていたが、昭和28年(1953年)に復活した
大覚寺に伝わる56点の、正和2年から天正17年(1313~1589年)に至る間の文書(『大覚寺文書』)は尼崎の中世を今に伝え、兵庫県文化財に指定されている。
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