インドの仏教寺院やヒンドゥー教寺院にみられる門。
サンスクリットで「塔門」を意味する。
かつてはインド亜大陸全土にあるストゥーパの仏塔の四方に設置されていたが、多くは仏教衰退とともに崩壊した。
ダーキニー女神(空行母) チベット自治区
荼枳尼天(だきにてん)は、仏教の神(天)。
夜叉の一種とされる。
荼枳尼天の起源であるインドのダーキニーは、裸身で虚空を駆け、人肉を食べる魔女である。
ダーキニーの起源は明らかでないが、ヒンドゥー教もしくはベンガル地方の土着信仰から仏教に導入されたと考えられている。
ヒンドゥー教ではカーリーの眷属とされ、カーリーに付き従って尸林をさまよい、敵を殺し、その血肉を食らう女鬼・夜叉女となっている。
ヤマーンタカ尊 チベット自治区
梵名のヤマーンタカとは『死神ヤマをも降す者』の意味で、降閻魔尊ともよばれる。
またヴァジュラバイラヴァ(vajrabhairava 、金剛怖畏)、ヤマーリ(『死神ヤマの敵』)、マヒシャサンヴァラ (『水牛を押し止める者』)ともいう。
このヴァジュラバイラヴァのバイラヴァとは、インド神話の主神の一柱であるシヴァ神の最も強暴な面「バイラヴァ」のことである。また、マヒシャサンヴァラのマヒシャ(マヒシャースラ)とは、インド神話で女神ドゥルガーと戦った水牛の姿のアスラ神族の王のことである。
シヴァ神 (ナタラージャ) インド カルナータカ州
穢れや罪に満ちた世界を消滅させるためのダンスを踊るシヴァ神。
この姿から20世紀に入ってシヴァ神は舞踊の神とも見なされるようになった。
ブラフマー神 インド カルナータカ州
トゥルガー女神 インド 西ベンガル州
シヴァ神とパールヴァティー女神 インド
シヴァ神とその一族
シヴァはヒンドゥ教の主な神格で、世界の破壊と再生を司る。
妻パールヴァティーは穏やかな姿で現れるが、その変身形ドゥルガーは武器を携え、災いを払う女神とされる。
象頭のガネーシャはシヴァの息子で、福をもたらす神として人気がある。
関連記事
sugokuiidesune 私も大好きですね。いつかikitaidesu。